奥村先生,ありがとうございます。
『デンシエット : ごはんをいれても500kcal : カロリー密度〈CD〉に注目した低カロリー満腹食』
(奥村仙示 / 講談社)
では早速,お寄せいただいたコメントをご紹介しますね。
「好きなものを好きなだけ食べて、太らないといいな」って、思ったことないですか? 夢のような話ですね。・・・残念ながら、そんな上手い話はありません。でも、お腹いっぱいになるけど、低カロリーな食事の選び方の“コツ”はあります。それがカロリー密度(CD)に注目した、デンシエット(Densiet)です。
本著のタイトルになっている、デンシエット(Densiet)は、密度(Density)に注目した食事(Diet)という意味の造語です。「心とカラダが、満たされますように。」という願いを込めて、満腹度・満足度は高いけど、カロリーは少ない食べ方を考えました。でも、低カロリーの食品を選んだとしても、量が多過ぎればカロリーは高くなります。
「やせるって 聞くもの全部 食べ太る」
と言うように、「何を」「どのぐらい」食べるのか?という「種類」と「量」の選択がセットで大切なのです。
さて、何気なく毎日食べている食事ですが、一生のうちに何回食べるのか、数えたことはありますか? 1日3食、1月90食、1年1,095食、10年10,950食、80年87,600食・・・。改めて数えるとすごい数です。どうせ食べるなら、健康的においしく食べたいですよね。私は、管理栄養士なので、どんなふうに食事をするといいのか?に関する講演をすることがあります。その際、本著の写真にあるスライドを紹介しますが、「本はどこで売っているのですか?」と参加して下さった方によく質問されるので、ずっとご要望に応えたいと思っていました。この度、やっと本を出版し、手に取っていただけるようになり、大変嬉しく思っています。
私は、料理は愛情だと思います。それは、必ずしも全て手作りにこだわるという意味ではありません。自分が食べるときは、自分の体を大切に思い、家族や患者さん、講演会に来られた方が食べるときは、こんなふうに食品の種類や量を選んでくれたらいいのにという気持ちです。しかし、健康を気遣うあまり、頭でっかちに神経質に食べると食事は楽しめず、おいしさを感じられなくなります。そこで、できるだけ写真を見て簡単に理解でき、しかも要点が楽しくわかるようにという思いを込めて、ポイントを栄養川柳にしています。
本著を手に取っていただいた方々に、ささやかな「思い」が伝わりますように。
先月,徳島新聞に写真つき紹介記事が掲載されておりましたので,ご存じの方も多いと思いますが,奥村先生の思いが伝わる,表紙のかわいいハートが目印です。ぜひ手に取ってご覧くださいね。ページ左下のパラパラ漫画にもご注目ください!
本日より蔵本分館1階ホール,My Recommendationsコーナーに展示しています。
皆さんのご利用,お待ちしています!
sm