2016年11月7日月曜日

アプリでStudy! part1(「ヤクチエ検査値」と「BML検査案内」)

11月9日水曜日より第51回テーマ展示「そこが知りたい臨床検査値」が始まります。
いつものように,展示予定のアプリを一足早くご紹介しますね。
今回は展示予定のアプリが4つありますので,ブログを2回に分けてのお届けとなります。

まずご紹介するのは「ヤクチエ検査値」です。
(iPhone,iPad,Androidに対応した無料アプリです。価格は記事掲載当時のものですので,購入時に必ず各自でご確認ください)

ヤクチエ検査値」は,1,166項目の臨床検査について,測定法や基準値,値の読み方や概略などを閲覧できる,臨床検査辞典アプリです。
掲載されているデータは,医歯薬出版「最新臨床検査項目辞典」から転載されたものなので,まさに辞書を携帯しているようなもの。
検査項目は名称での検索のほか,早見表や50音順で探すこともでき,よく使う項目はお気に入り登録しておけば,さっと開けるので便利です。

基本,利用には会員登録(無料)が必要ですが,登録画面で「あとで登録」を選択し,試しに使ってみてから判断できるところがうれしいですよね。
ちなみにヤクチエとは「薬剤師の知恵」という意味ですが,薬剤師以外の方にも役立つアプリだと思います。展示期間中にぜひお試しください!
   
アプリを開くとこんな感じ
右上の星マークをタップすると…
お気に入りに登録できます



次にご紹介するのは「BML検査案内」です。
(iPhone,iPad,Androidに対応した無料アプリです。価格は記事掲載当時のものですので,購入時に必ず各自でご確認ください)

BML検査案内」は,臨床検査受託業務で知られるBMLによる,医療従事者向けの臨床検査項目情報提供アプリです。
検査項目について,測定法に基準値,コンペンジウム(検査解説)などが掲載されているところは「ヤクチエ検査値」と似ていますが,検体必要量や保存方法(BML社独自のものと思われます)にも言及しているところが,実際に検査を担っている会社のアプリという感じです。検査にかかる日数や検体を入れる容器の写真まで見られるんですよ。
あとは,検査項目の検索がキーワードだけでなく,疾患名からもできる(コンペンジウムに掲載している高値,低値の時に疑われる疾患名から検索)ところがポイントかなと思います。

BMLに検査を依頼する医療従事者の方の利用を想定して作成されたアプリのようですが,そうでなくても十分活用できる内容になっていると思います。実際にご自分で確かめられていかがでしょうか。

疾患名"糖尿病"で検索してみました
すみません、コンペンジウム見にくいですね…
容器の写真も見られます
どちらのアプリも,期間中はテーマ展示コーナーにあるiPadでお試しいただけますので,気軽にタッチしてみてください!

引き続き,「アプリでStudy! part2」と題して,「おしえてタロー」と「臨床検査技師国家試験 medixtouch free」の2つをご紹介します。こちらもチェックしてくださいね!
sm