2018年5月25日金曜日

第63回テーマ展示「総合診療 2018」

蔵本分館では第63回テーマ展示を1階ホールにて行っています。今回はお寄せいただいたリクエストをもとに,大学病院総合診療部教授 谷憲治先生にご監修いただき,「総合診療 2018」をテーマに関連書籍・雑誌を展示しています。

総合診療,すなわちプライマリ・ケア(primary care)の意味合いは幅広く,1996年の米国国立科学アカデミー(National Academy of Sciences, NAS)による定義によると,「患者の抱える問題の大部分に対処でき,かつ継続的なパートナーシップを築き,家族及び地域という枠組みの中で責任を持って診療する臨床医によって提供される,総合性と受診のしやすさを特徴とするヘルスケアサービス」と説明されています。
言い換えれば,あらゆる健康上の問題や疾病に対する広い知識を活かし,時に専門科および地域の医療機関・サービスとの連携や予防医学的なアプローチを行いながら,複数の症状や疾患を抱える患者さんが必要かつ適切な治療を受けられるようにすることが総合診療の主旨であり目的であると言えるでしょう。
高齢化や生活習慣の変化に伴う慢性疾患の増加,また,疾病の多様化が注目される現代日本においては,多種多様な疾患や健康問題への領域を問わない総合的な対応が求められており,2018年にはこうした診療のスペシャリティとして「総合診療専門医」が発足するなど,総合診療の必要性と今後の展開への期待はますます高まっています。
皆さんも,これを機に総合診療への関心と理解を深めてみませんか?

展示期間は7月12日(木)までとなっています。皆さんのご利用,お待ちしております。また,テーマ展示コーナーでは皆さんのご意見やリクエストをお待ちしております。今後の展示の参考にさせていただきますので,お立ち寄りの際には是非コメントをお寄せくださいね。

今まで行ったテーマ展示の一覧は
http://www.lib.tokushima-u.ac.jp/siryou/theme/
から見ることができます。
ぜひチェックしてみてください!
F

2018年5月21日月曜日

楽しみながらELCS Workshop!

毎週金曜日の午後になると、蔵本分館で英会話の声が聞こえてきます。
教養教育院 語学教育センターによるEnglish Learning Communication Space (ELCS)の時間外特別英語学習の授業です。
1Fラーニングコモンズでは15:15~16:45までJeffery先生によるMedical English(初級)のクラス、2Fミーティングルームでは16:00~18:00までDonald先生によるMedical English(中級)のクラスが行われています。
今年度から語学マイレージ・プログラムのポイントが付与されることから、1年生中心の受講ですが、講師の先生からは誰でもウェルカムとのことですので、ちょっとのぞいてみませんか?
 
こちらはJeffery先生のMedical English(初級)のクラスです。





 
 
 
こちらはDonald先生のMedical English(中級)のクラスです。










現在、前期後半(5/28~7/19)の申込み受付期間です。













詳しくは語学教育センターHPをご覧ください。
http://las.tokushima-u.com/language-education-center/kuramoto-workshop/

(m)

2018年5月17日木曜日

今月のいずみ号(2018年5月)

今日5月17日(木)は,徳島市立図書館の移動図書館「いずみ号」の巡回日でした。
日差しが強く初夏並みの暑さでした。職員KHは,ついつい日陰に入りたくなります。
小さいお子さんと一緒に来てたくさん本を借りている方も見かけました。

新年度らしくはじめて借りる方への案内がありました。すごくわかりやすい案内です。
今月の特集は,「おなかがすく本、あります」でした。
普通のレシピ本ではなく企業の商品名がついた本があり驚きました。



次回は,6月14日(木)14時半~です。次回もぜひご利用ください。             KH

2018年5月2日水曜日

徳島市立図書館との合同研修会に参加しました

 ゴールデンウィーク中日の今日,皆さんいかがお過ごしでしょうか。本日は生憎の雨模様ですが,明日からはまたお天気も持ち直すということで,外出を予定されている方も多いのではないでしょうか。

 さて,昨日5/1(火)は昨年に引き続き徳島市立図書館との合同研修会が開催され,私ことFも参加して参りました。講師の図書館サービス計画研究所代表 仁上幸治先生と株式会社ハコヤ代表取締役 山下浩司さんには分かりやすく大変勉強になるお話をいただき,また,市立図書館の方々とおこなったグループワークも新鮮でとても有意義な体験となりました。
 先生方,そして徳島市立図書館の皆さま,ありがとうございました。

仮想図書館内をVRで体験
グループワーク中の風景 








 


 今回の研修のテーマは,図書館のサイン計画について。ここで言う「サイン」とは,下の写真のような案内表示のことです。我々職員の目線では風景の一部になってしまいがちなこのサイン,改めて見直すと色々と問題点が見つかります。皆さんの中にも,「これ、どこ(何)のこと?」という疑問を持たれたことがある方がいらっしゃるかもしれません。改善の余地は大いにありそうです・・・。

蔵本分館内のサインの一例

 今回の研修をしっかりと活かし,皆さんに快適にご利用いただけるよう,図書館では今後とも様々な努力をして参ります。ご意見・ご要望がありましたら是非お聞かせくださいね。
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