2021年2月22日月曜日

工事のお知らせ

 下記の予定で電源増設の工事を行います。


・期間中は多少騒音が発生します。
・一部の机の利用を一時制限します。

ご不便をおかけしますが、ご協力をよろしくお願いいたします。

          記

2階北学習室
2021年3月2日(火)~5日(金) (予備日16~17日)

2階生命科学閲覧室
2021年3月9日(火)~12日(金) (予備日18~19日)
TT

2021年2月19日金曜日

今月のいずみ号(2021年2月)

 

本日2月19日(金)は,徳島市立図書館の移動図書館「いずみ号」の巡回日でした。
雪の跡も消え、蜂須賀桜の蕾たちも笑いかける日差しの中、「いずみ号」が到着しました。
今回の特集は、「思わず『クスっ』と笑える本 特集」です。
次回は 令和3年3月18日(木)14:30 長井記念ホール前到着予定です。
 是非、ご利用ください。
                                K.O.
                                 

2021年2月16日火曜日

第82回テーマ展示「麻酔科学」

 蔵本分館では第82回テーマ展示を1階ホールにて行っています。今回は麻酔・疼痛治療医学分野教授 田中克哉先生に監修いただき,「麻酔科学」をテーマに関連書籍・雑誌を展示しています。
 「麻酔」とは、手術の際の痛みをなくすものという認識で広く知られています。手術を行うのは外科医ですが、その手術を陰で支えているのは、麻酔科医です。手術中はもちろん、その前後の周術期においても、看護師や薬剤師等と協力し、その苦痛の根源に対処するチームリーダーとなります。
 また、「麻酔」は、意識を消失させる、筋肉を弛緩させる、反射を抑制する、知覚・運動神経を麻痺させるなど、人間の生理的バランスを崩すため、一歩間違えれば生命を脅かすこともある医療行為です。このような高い専門性や技術と、重責のある独自性から、他科が各医師の判断で診療科名を掲げることができるのに対して、「麻酔科医」は、厚生労働省の審査会の許可を得た者だけが麻酔科を掲げ、「麻酔科医」を名乗ることが可能となっています。

 皆さんも,この機会に「麻酔科学」について学んでみませんか?

テーマ展示のiPadでは,「公益社団法人日本麻酔科学会」のホームページを紹介しています。

 展示期間は331日(水)までとなっています。皆さんのご利用,お待ちしております。

 テーマ展示コーナーではご意見やリクエストを募集しています。
 今後の展示の参考にさせていただきますので,お立ち寄りの際には是非コメントをお寄せください。


今まで行ったテーマ展示の一覧は
https://www.lib.tokushima-u.ac.jp/siryou/theme/
から見ることができます。
ぜひチェックしてみてください。

                                 KO

2021年2月3日水曜日

My Recommendations No.151 「SWITCH(スイッチ)オートファジーで手に入れる究極の健康長寿」

 徳島大学名誉教授吉本先生より,My Recommendationsコーナーに下記図書をおすすめいただきました。吉本先生,いつもありがとうございます。


 『SWITCH(スイッチ)オートファジーで手に入れる究極の健康長寿』 
ジェームズ・W・クレメント、クリスティン・ロバーグ、児島 修 訳/日経BP

それでは,お寄せいただいた書評をご紹介します。

健康長寿は万人の望みである。その解決策は、ノーベル生理学・医学賞受賞者である大隅良典先生によりメカニズムが解明された「オートファジー」を誘発することだという。

オートファジーは「細胞が飢餓状態に陥った時、自らの一部を分解し栄養に変える仕組み」だけでなく「細胞内の浄化の役割」があり、後半の役目が長寿に重要だ。

カロリー制限や間欠的断食、超低糖質食が寿命を延長することは動物実験で証明されており、その機構は「オートファジーを活性化させ細胞内の欠陥物を取り除く」ことで、ガンの増殖を止め、代謝を正常に保つことによる。

そこで、日常の生活でオートファジーを誘発するためのガイドラインが具体的に示されている。著者の提案に対し、実行可能性など批判的な視点も持って読み進めてほしい。



本日(2/3)より,蔵本分館1階ホール,My Recommendationsコーナーに展示しています。ぜひ手に取ってご覧ください。                  KH