2026年4月24日金曜日

My Recommendations No.197「思春期・青年期悩みの特効薬 : 悩みぬいた青春期の私を励ましてくれた珠玉の名言集:悩みぬいた先に成長がある!」

徳島大学医学部臨床教授・美波病院院長 本田壮一先生より、My Recommendationsコーナーに下記の図書をおすすめいただきました。

本田先生、ありがとうございます。



思春期・青年期悩みの特効薬 : 悩みぬいた青春期の私を励ましてくれた珠玉の名言集 : 悩みぬいた先に成長がある!


谷憲治著 青山ライフ出版 (2025/3)



それでは、お寄せいただいた書評をご紹介します。


谷憲治医師(東洋病院1)・院長)は名西郡神山町の生まれで、徳島大学医学部医学科1982年3月のご卒業。私の1年先輩になる。学生の頃は柔道に励み(西医体の個人戦で優勝)、卒業後は本学の呼吸器・膠原病内科(旧第3内科)に入局した。その後、総合診療医学分野の特任教授となられ、医学科学生の地域医療実習のカリキュラムを作成し、私どもをご指導いただいた。

2023年に徳島大学を定年退任後に、ご自身の思春期の日記や箴言を紹介したのが本書である。前半では、中学3年から高校3年までの情緒不安定な頃や、人格形成、友人関係、異性、そして、その情緒不安定の克服、その後の成長が、この「思春期日記」より読み取れる。よくご自身の日記を保存していたものと感心する(自分の子孫たちにこんな血のつながった先祖が存在していたのだということを伝える記録として残しておきたい2)と)。高校2年で、北原白秋や、「愛と認識との出発(倉田百三)」や「愛の無常について(亀井勝一郎)」を読んでいたのを知った。

後半(「悩みの特効薬」)では、1)物事に動じない精神力を持つ、2)人間関係の悩み、3)人の目が気になる、4)情緒不安定、5)人に好かれる会話術、6)つらい現実からの逃避、7)立派な人格を持つ、8)死を恐れるという章に分け、金言や自分自身の思いを紹介している。三木清や中島敦、加藤諦三、ゲーテ、亀井勝一郎、河合隼雄、佐藤忠男、釈迦、松田道雄、ソロー、孔子などの言葉を引用している。他、尾関宗園や、鶴巻敏夫、本荘可宗、ボブ・コンクリン、古谷綱武は、私にとって本書で初めて知る人の言葉で参考になった。

谷先生のご趣味は、天体観察やSFの読書に加え、写真と聞く。モノクロで残念だが、表紙やカットの写真も秀逸である。結びに、この哲学書より、板野町出身で徳島弁を話すアンジェラ・アキの曲「手紙 ~拝啓 十五の君へ~」を思い浮かべた。歌詞には、「自分とは何でどこへ向かうべきか、問い続ければ見えてくる」とある。この本に、その答えのヒントがあると考える。

【参考URL】

1, 東洋病院(徳島市)⇒https://www.toyohosp.jp/

2, 谷憲治:念願だった2 冊の本の出版. 日本プライマリ・ケア連合学会 四国ブロック支部 ニュースレターNo.50(2025.06)

⇒https://www.primarycare-japan.com/assoc/wp-content/uploads/2025/06/5a575b6d0120d957a51e37be134b854e.pdf





本日(4/24)より、蔵本分館1階ホール、My Recommendationsコーナーに展示しております。ぜひ手に取ってご覧ください。

2026年4月2日木曜日

処分対象の雑誌について(ご自由にお持ち帰りください!)

 蔵本分館2階ブラウジングコーナーの雑誌で、保存期限が過ぎ処分対象となったものを、今年は1階ホール(ラーニングコモンズ前)に置いています。

どうぞご自由にお持ち帰りください。





 なお、ここに置いてある雑誌以外に、処分対象の新聞もあります。
多用途に使えて便利な古新聞。ご入用でしたら、お気軽に職員までお声がけください。


                                                mt

2026年3月31日火曜日

My Recommendations No.196「高齢者とがん : 健康管理、診断・治療から心と暮らしのケアまで」

徳島大学名誉教授 吉本先生より、My Recommendationsコーナーに下記の図書をおすすめいただきました。

吉本先生、ありがとうございます。


高齢者とがん : 健康管理、診断・治療から心と暮らしのケアまで

山口建著 中央公論新社 (2026/1/22)


それでは、お寄せいただいた書評をご紹介します。


国立がんセンター研究所の先輩医師(私が腫瘍遺伝子研究部在籍時の内分泌部室長)で、後年に研究分野で共通点を有した山口建・静岡県立静岡がんセンター名誉総長による「がん患者のための啓発書」である。 がんと診断された時、どうしても不安に陥ってしまう。この状況を克服するためには、患者自身が「がん」と向き合い、必要な情報や支援を入手することが重要という。 特に、第4章 がんと心、第8章の「やるべきこと、やりたいこと、やれること」、「患者から学んだこと」、第11章 家族の役割と心構え など、著者による「がんの社会学」の研究結果や多くの患者と向き合った際の患者・家族の証言が示され、がん患者は身体のみならず心の弱者であることを再認識し、精神的にも支えとなる必要性を感じた。





  本日(3/31)より、蔵本分館1階ホール、My Recommendationsコーナーに展示しております。ぜひ手に取ってご覧ください。




                                                                                        YB

2026年3月27日金曜日

第108回テーマ展示「レポート・論文執筆応援2026」展示のお知らせ

 蔵本分館では第108回テーマ展示を1階ホールにて行っています。今回はレポート・論文の書き方に関する本を紹介します。

 

レポートや論文は一定の形式に基づく学術的な文章であるため、初めての方には難しく感じられることがあります。「今さら書き方を聞きにくい」と感じている方もいらっしゃるかもしれません。今回は、そんな時に役立つ関連図書を集めて展示していますので、ぜひご覧ください。

 

また、展示コーナーには以下の冊子もご用意していますので、ご自由にお持ちください。

・メディカルオンライン利用案内(医療情報総合サイト情報)

JapanKnowledge Lib使い方ガイド(辞書・事典の横断検索サイト情報)

Mendeleyクイックレファレンスガイド(文献管理ソフト情報)

・論文を倫理的に出版する5つの理由

 

なお、図書館では、本や雑誌、論文の探し方やデータベースの利用方法などの講習会を開催しています。ご希望の時間や内容に応じたマンツーマンの講習会も可能ですので、興味のある方はお気軽にカウンターまでお声がけください。

 

学術文章の書き方を習得し、学びを的確に表現できるようになりましょう。

 

展示期間は512日(火)までです。 皆さんのご利用をお待ちしています。

 

テーマ展示コーナーではご意見やリクエストを募集しています。今後の展示の参考にさせていただきますので、お立ち寄りの際には是非コメントをお寄せください。

 

今まで行ったテーマ展示の一覧

https://opac.lib.tokushima-u.ac.jp/library/exhibit/theme

 ぜひチェックしてみてください!

2026年3月19日木曜日

今月のいずみ号 令和8年(2026年)3月

本日、3月19日(木)は、徳島市立図書館の移動図書館「いずみ号」の巡回日です。

まだまだ風が冷たく、肌寒い気温ですが、利用者さんたちは今日もたくさん集まっていました。

今月のテーマは、「本屋大賞特集」でした。


いずみ号の中には、本がぎっしり! およそ3、000冊が乗っています。


返却期限は、次回のいずみ号の巡回日までです。

次回は 令和8年4月20日(月)14:30 長井記念ホール前到着予定です。
是非、ご利用ください。


 
                              Y.B.

2026年2月20日金曜日

今月のいずみ号 令和8年(2026年)2月

本日、2月20日(金)は、徳島市立図書館の移動図書館「いずみ号」の巡回日です。
寒さもだいぶやわらいできました。いずみ号が到着してすぐに、軽い足取りで利用者さんたちが次々と集まっていました。


今月のテーマは「スイーツ特集」でした。



「リサイクル本」もあります。 返却しなくてもよい本です。


次回は 令和8年3月19日(木)14:30 長井記念ホール前到着予定です。
是非、ご利用ください。




 
                              Y.B.

2026年1月26日月曜日

My Recommendations No.195「アレルギーの科学」

徳島大学名誉教授 吉本先生より、My Recommendationsコーナーに下記の図書をおすすめいただきました。

吉本先生、ありがとうございます。


アレルギーの科学 : なぜ起こるのか どうして増えているのか

森田英明,足立剛也編・著 講談社 (2025/10/23)


それでは、お寄せいただいた書評をご紹介します。


アトピー性皮膚炎、喘息、花粉症、食物アレルギーなどのアレルギー疾患は、国民の約5割が罹患する国民病であり、私も喘息に悩まされている。
アトピー性皮膚炎は、ダニや花粉などの特定のアレルゲンに対する獲得免疫と、皮膚の掻爬やストレスなどで起きる自然免疫の両方が関与し、Th2細胞から分泌されるIL-31が痒みを引き起こす。
喘息では、活性化された免疫細胞からIL-13が分泌され、増加した杯細胞より粘稠度の高い粘液が大量に産生されるとともに、気道上皮のバリア機能を低下させる。
花粉症においては、マスト細胞から分泌されるヒスタミンにより、くしゃみと鼻水が即時に生じ、6-10時間後には好酸球の関与や血管透過性の亢進により鼻づまりが起る。
本書では現在のアレルギーの病態・治療の最前線がわかりやすく記載されており、座右の書としてお勧めする。





 本日(1/26)より、蔵本分館1階ホール、My Recommendationsコーナーに展示しております。ぜひ手に取ってご覧ください。




                                                                                        YB