2015年11月30日月曜日

冬支度

今日で11月も終わりですね。暖かい日が続いていましたが,先週の中頃から急に寒さが厳しくなってきたような気がします。

改修前に蔵本分館の池にいたカメたちも,そろそろ冬支度のようです。
今,カメたちは常三島地区の某池で愉快に(?)暮らしているのですが, 9月には,下の写真のようにたくさんのカメたちが元気に甲羅干しをしている姿が見られました。


季節が移り変わるにつれ,カメたちも冬眠の支度をしているようで,先週の初めには甲羅干しをしているカメは3匹に減っていたそうです。
ここ何日かの寒さで,みんな冬眠してしまったかな・・・

寒い日が続いていますので,皆様もお体ご自愛くださいね。

関連記事:一足先に引っ越しました(2011/07/01)
(KY)

2015年11月27日金曜日

オープンアクセスシンポジウム,開催します!

徳島大学附属図書館では、オープンアクセス、オープンサイエンスの推進をめざし、シンポジウム「オープンアクセスで拓く徳島大学の可能性」を開催します。


「オープンアクセス」とは,インターネットを介して誰もが無料で論文などの学術情報にアクセスして利用できるようにすることです。
具体的にいうと,徳大で学内の研究成果を発信している「機関リポジトリ」,あれがオープンアクセスの仕掛けの一つです。
 
研究成果がオープンになると,社会に還元され,学術機関だけではなく,産業界などその他の分野でも活用が可能になります。
現在ではさらに一歩進んで,研究データ等の利活用を可能とする「オープンデータ」,それらを包括する「オープンサイエンス」についてもあちこちで話題となっており,これらの推進がイノベーションの創出に寄与すると期待されています。
徳島県でも,県を挙げてオープンデータの推進をすすめていて,つい先ごろ「徳島県オープンデータ推進指針」が策定されたところです。

・・・では,そのオープンサイエンス,オープンアクセスはどのように進めたらよいのでしょうか?

今回のシンポジウムでは、先進的な活動を行っている京都大学から講師の方をお招きし、オープンアクセス、オープンサイエンスについて概括するとともに具体的な活動内容をご紹介いただきます。
その後,講師の先生方,徳大の先生方とでパネルディスカッションを行い,徳島大学の今後の方策を検討していきたいと考えています。

実は,オープンアクセスを進めるに当たっては様々な検討課題があり,大学内での連携がとても大事になってきます。
このシンポジウムが,先生方の研究に寄与しつつ社会に役立つ「オープンアクセス」推進の第一歩となれば,と思います。


イベント名:シンポジウム「オープンアクセスで拓く徳島大学の可能性」

開催場所:徳島大学附属図書館本館3階多目的ホール

開催日時:平成27年12月11日(金)13:00-15:00

対象:徳島大学所属の教職員、中国四国地区大学関係者

入場料:無料

参加方法:図書館HPの申込みフォームからお申込みください。フォームはこちら

※当日参加も可能です。
※当シンポジウムは全学部対象のFDを兼ねております。ご活用ください。

プログラムは,こちらのポスターをご覧ください。

 



また,近隣の関係者の方々にも情報提供の場として活用していただければと思います。
多くの皆さんのご参加をお待ちしております!

(sasa)

新着図書のお知らせ

新着図書104冊が入りましたので、お知らせします。

図書館にお越しの際は、ぜひご覧ください。
寒さが厳しくなってきましたので、体調にお気をつけてくださいね。
新着図書リストはこちらから
H
 
 



2015年11月26日木曜日

今月のいずみ号(2015年11月)

今日11月26日(木)は,徳島市立図書館の移動図書館「いずみ号」の巡回日でした。
心配していた雨にはならず少し晴れ間も見えていたのですが,風が冷たい!!
2,3日前に比べるとぐっと寒くなったような気がします。


 そんな寒い中でのいずみ号巡回でしたが,利用者の方はいつも通り来られている感じがしました。
本の予約をしている方にも出会いました。

・・・そうです!いずみ号では 本の予約やリクエストをすることができるのです!
本は次回の巡回日に,取り置きして持ってきて下さいます。

「市立図書館にあるのはわかってるんだけど,なかなか行く機会がないなぁ」
「リクエストした本を,いずみ号が来てくれる時に借りたいな」

いずみ号はそんな思いに応えてくれます。
ぜひ利用してみてくださいね。

次回は12月21日(月)です。
(KY)

学生事務補佐員を募集しています【12月8日(火)17時で終了】

2015/12/8追記【本日(12月8日(火))17時で学生事務補佐員の募集を終了します
多数のご応募ありがとうございました。】

徳島大学附属図書館では,学生事務補佐員を募集しています。

雇用人数:本館3名・蔵本分館2名(本学学生に限ります)
雇用期間:平成28年2月1日から平成28年3月31日(翌年度継続あり)(継続希望者優先)
業務内容 :カウンター業務

詳しくは図書館ホームページのお知らせをご覧ください。
学生事務補佐員募集[本館・蔵本分館]

(KY)

2015年11月25日水曜日

講義ノートで予習・復習しませんか?(授業サポートナビのWebページから見られます)

 2015年5月18日の記事「授業の動画配信を試行しています(授業サポートナビ)」では,附属図書館長の吉本勝彦教授が担当されている「薬理学AB・CD」について,授業を撮影して配信する試みをご紹介しました。

授業の動画配信は現在も継続していますが,それに加え,後期の授業からは「講義ノート」の配信も始めています。

これは,授業内容で特に重要なポイントに絞って,吉本先生がノート風のスライドを作成し,解説を吹きこまれているものです。
授業の前にアップするようにしていますので,予習にうってつけ!復習にも大活躍!!

吉本先生は授業中に講義ノートの内容から質問をされているそうで,学生さんは必然的に講義ノートを見てから授業に臨むようになりますね。

授業の動画は学内限定ですが,講義ノートは視聴の制限はありません。
学生さんはもちろん,「徳島大学歯学部の授業で,薬理学はどんな内容を学ぶのだろう?」と興味のある方も,授業サポートナビのWebページ内,「講義の動画配信について」 からどうぞご覧ください。



(KY)

2015年11月24日火曜日

講習会はお気軽にご相談ください

図書館ではご希望に応じた講習会を行っています。
今日は,看護部の方に講習会を行いました。


先週お申し込みをいただき,皆さんが集まれる日の直近が今日の午後ということでしたので,グループ学習室の空き状況を見て時間を決めさせていただきました。

国内文献の探し方ということで,医中誌Webを中心に1時間程度で行いました。
皆さん熱心に実習されていて,「質問はありますか?」とお聞きすると何も出ない時も多いのですが,今日は,

「NOT検索はどういうものですか」
「文献取寄せの料金はどのくらいですか」
「電子ジャーナルがあった時のリンク先の違いを教えて下さい」

などお話できていなかった部分について色々な質問があり,よく聴いてくださってるなぁと嬉しかったです。また,コクランライブラリーについても質問があり,需要があるんだなぁということを改めて思いました。
ありがとうございました。

このような感じで,できるだけご希望に応じて日程や内容を調整して講習会を行っています。
どうぞお気軽にご相談下さい。

ところで,図書館で用意している講習会用のノートパソコンは台数が少ないため,参加人数が多い時には「もし普段お使いのノートパソコン(やタブレット)があればお持ちください」とお願いしています。
また,最初から使い慣れたパソコンで講習を受けたい,という方もいらっしゃると思います。
文献検索にはインターネット環境が必要ですが,無線LANの設定もいたしますので,どうぞお気軽にご相談ください。

(KY)

2015年11月20日金曜日

ブックハンティングが終了しました:蔵本生協しょこら

蔵本生協しょこらにて、11/16から開催したブックハンティングは、本日盛況のうちに終了しました。
お昼休みと夕方のお忙しい中、119名の学生さんが、参加してくださいました。


 
たくさんの図書を選んでいただき、ワゴン2台分になりました。
 

 
図書は12月に入荷予定ですので、しばらくお待ちください。
入荷したら、図書館1階ホールに展示し、このブログでお知らせします。
 
みなさん、本当にありがとうございました!
H
 


2015年11月19日木曜日

ノーベル医学・生理学賞関連展示の資料をリストにしました

ノーベル医学・生理学賞関連展示を開始してから,1ヶ月が過ぎました。
展示資料も増えて,にぎやかなのですが,
「(展示を)見ている人は多いけど,図書を借りていく人は少ないね」
という話になりました。

貸出できるかどうか,分かりにくいのでは?と思い至り,遅ればせながらリストを作成しましたので,もしよろしければご参照ください。

ノーベル医学・生理学賞関連展示資料リスト

ちなみに,図書と雑誌の貸出は(ざっくりとですが)以下の通りとなっております。

・図書は(禁帯シール以外)貸出可
・雑誌は学内者限定で午後17時以降から翌開館日の10時まで
(17時以前に閉館する日は閉館の1時間前から貸出OK)
 貸出冊数は図書と合わせて5冊まで
・雑誌の最新号は貸出不可

確かにルールとしてはちょっと複雑です。
手に取った雑誌が最新号かどうかなんてあまり意識しませんよね。それに雑誌も製本となると図書と区別がつきにくいようです。
「これって貸出できるのかな?」と,疑問に思った時はどうぞお気軽にカウンターまでお問い合わせください。


ところで,写真を見てお気づきでしょうか。展示コーナーにかわいいポップスタンドが登場しています。
パシフィコ横浜で開催された第18回図書館総合展に出席した当館K女史より「展示にお役立てください」とお土産にいただいたものです。
ありがとうございます,早速活用させていただいてます!





2015年11月18日水曜日

花便り(8)  晩秋

秋の花と言えば,コスモス,きくを思い浮かべますが
もう終わりに近づいています。
分館に植えたコスモスも遅すぎたのか,つぼみが一つ
というところです。

今は晩秋・・・芸術の秋にふさわしい季節です。
山々はだんだんと錦に染まり風景自体が芸術作品そのもの
になります。

もみじの紅葉を訪ねてみました。



人生にたとえると,紅葉はいつの頃なのか,ふと考えました。
壮年、熟年???
木々は落葉しますが,また春に芽吹きます。
冬は充電期間なのでしょう。  

皇帝ダリアを紹介します。今が見頃で3~5mまで成長します。


2階から見ればちょうどいいくらいです。
原産地はメキシコ,中米だそうです。
昔は見かけませんでしたが,最近庭に植えている家が増えているようです。
散歩しながら鑑賞させていただきましょう。

m

2015年11月17日火曜日

徳島大学報道発表”自己免疫疾患治療の鍵となる胸腺髄質上皮細胞の維持と再生の仕組みを解明”研究成果を掲載した論文が読めます

 11月2日に本学から報道発表されました,疾患プロテオゲノム研究センターの大東いずみ特任助教と,髙濵洋介教授らの研究成果“自己免疫疾患治療の鍵となる胸腺髄質上皮細胞の維持と再生の仕組みを解明”。

11月5日付で『Cell Reports』オンライン版に掲載され,閲覧できるようになりましたのでお知らせします。
論文へのアクセスは下記リンクからどうぞ。
(『Cell Reports』はOpen Access Journalです)

Izumi Ohigashi, Saulius Zuklys, Mie Sakata, Carlos E. Mayer, Yoko Hamazaki, Nagahiro Minato, Georg A. Hollander, Yousuke Takahama
Adult Thymic Medullary Epithelium Is Maintained and Regenerated by Lineage-Restricted Cells Rather Than Bipotent Progenitors
Cell Reports, Available online 5 November 2015 doi:10.1016/j.celrep.2015.10.012

今後の自己免疫疾患治療法の開発に資する成果です。ぜひ論文をご覧ください。

sm

SciFinder講習会を開催します

附属図書館では,12月3日(木)に化学情報データベース「SciFinder」の講習会を開催いたします。
化学情報協会から専門講師をお迎えしての講習会です。

<蔵本地区での日程は次のとおりです>
*日時:12月3日(木)
  •  基礎編 15:00~16:30(トピック・著者名・会社名・化学物質から検索する基本的な流れを学びます。)
  •  応用編 16:45~17:45(知っていると便利な構造検索や反応検索のノウハウを含め,SciFinderの高度な検索法を学びます。)
*場所:附属図書館 蔵本分館2階マルチメディアルーム

参加ご希望の方は,参加申込みフォームまたは図書館備付け申込み用紙にご記入の上,図書館までお申込みください。基礎編と応用編,どちらか一方の参加でもかまいません。

蔵本地区でよく使われているPubMedをはじめ,文献を検索するデータベースは他にもたくさんありますが,SciFinderの大きな特徴は,
  • 文献だけでなく特許や化学物質情報・有機化学反応情報なども検索できること
  • 作図した化学構造式から検索ができること
にあります。
薬学部の方をはじめ,研究で化学情報を使われる方には必須のデータベースです。
ぜひご参加ください。

    (KY)

    2015年11月16日月曜日

    ブックハンティングが始まりました:蔵本生協しょこら

    本日から蔵本生協しょこらにて、ブックハンティングが始まりました。
    ブックハンティングは、図書館に置いて欲しい本を学生さんに選んでもらう企画です。
    お昼休みと夕方で、合計19名が参加してくださいました。
    参加者の皆様、ありがとうございました。

     
     
    11/20(金)まで、毎日12:00~13:00、16:00~17:00に開催しています。
    あなたも図書館の本を選んでみませんか?
    事前申込不要ですので、お気軽にご参加ください。

    H

    2015年11月13日金曜日

    「エビデンスに基づく医療を実践するEBMワークショップ」学生さんから感想文をいただきました

    昨日の記事でご報告をしました「エビデンスに基づく医療を実践するEBMワークショップ」に参加した学生さんから感想文をいただきました。

    参加した動機や嬉しかったこと,どんなことを学べたかを率直に綴ってくれています。
    ありがとうございました。

    <薬学部薬学科5年 御牧 夕紀子さん>
     今回、EBMワークショップに参加したのは「臨床論文が読めるようになりたい!」といった高尚な目的ではなく、単に知り合いの教職員から誘われたことがきっかけでした。誘ってくれるならと、軽い気持ちで参加を申し込み、あらかじめ配布されていた資料はろくに予習もせず当日参加するに至りました。

     恥ずかしながら、私は薬学部に5年間も在籍して臨床論文ときちんと向き合ったのはこれが初めての機会でした。英単語も分からなければ、表の見方も分からず、過去に勉強した古い記憶を呼び起こすことすら出来ませんでした。
     しかしながら、各グループに1人ずつサポート役の方がいてくれたため気軽に質問することができ、懇切丁寧に教えて頂けたため最後には論文の内容をきちんと理解することが出来ました。

     また、このEBMワークショップでは意外にも参加者の多くが社会人であり、中には実際に医療現場で働いている方もいらっしゃいました。
     私のグループにもそれに該当する方がいらっしゃったため、実際に論文の知見を患者に生かすにはどのように考えたらよいかをかなり深く討論することが出来ました。このような機会に巡り合えるとは全く予期していなかったため非常に嬉しかったです。

     EBMワークショップでは場面に応じた臨床論文の選び方やその論文の読み取り方だけでなく、実際に現場にいる人の視点、他の学部で学んでいる人の視点、ならびに患者の視点で考察し、論文と患者を結び付けることが出来ました。

     来年も開催されることを楽しみにしています。

    関連記事:「エビデンスに基づく医療を実践するEBMワークショップ」を開催しました(2015/11/12)
    (KY)

    2015年11月12日木曜日

    「エビデンスに基づく医療を実践するEBMワークショップ」を開催しました

    蔵本分館では、去る10月25日(日)に倉敷中央病院救命救急センター長の福岡敏雄先生を講師としてお迎えし,「エビデンスに基づく医療を実践するEBMワークショップ」を開催しました。
    医・歯・薬の各学部から学部学生や院生の方,医歯薬学研究部や病院の先生方など幅広い分野から25名にご参加いただきました。
    ありがとうございました。

    蔵本地区の皆さんでしたら「EBM」という言葉は耳にすることがあるかと思います。
    EBMはEvidence-Based Medicineの頭文字を取ったもので“根拠(エビデンス)に基づく医療”と訳されていますね。このワークショップではEBMのステップに沿って臨床研究論文の内容を評価し,臨床場面への適用についてグループで考えます。

    ・・・といってもイメージが湧きにくいかもしれませんね。少し具体的な流れを紹介します。
    まず,具体的な事例(シナリオ)を事前に福岡先生が用意して下さいます。
    今回のシナリオはこんな感じでした。

    「あなたは、ある病院の内科医である。32才の男性が、2日間の咳と発熱を主訴に救急外来を受診してきた。
    (中略)
    気管支炎と診断し、通常の消炎鎮痛剤と去痰薬を処方したが、患者さんから「抗生物質を頂けますか」と声をかけられた。・・・」


    この後どうなるんでしょう。どうするのがいいのでしょう。抗生物質を出す・出さないにあたり根拠はありますか?どんなことに注意しますか?患者さんにはどのように説明しますか?

    シナリオでは「電子教科書を調べてみると、あまり効果がはっきりしていないようだった。もう少し詳しく調べるために、引用文献であった新しいランダム化比較試験とコクランレビューを入手し内容を確認した。」と続きます。
    この「引用文献であった新しいランダム化比較試験とコクランレビュー」の内容を,グループワークで評価します。そして,シナリオの患者さんにどう対応するのかまでを話し合います。

    もちろん,何の基礎知識もなく突然論文を読んでも,評価するどころか内容の理解も難しいかもしれません。
    そこで,グループワークの前にはEBMを実践するためのステップや,論文を選ぶポイント読むポイントについて詳しい説明があります。さらに!研究結果を理解するために「これだけ分かれば大丈夫」な統計知識も教えてもらえます。

    また,京都府立医科大学附属図書館の山下ユミさん(PubMedの検索が非常によく分かる本「図解 PubMedの使い方」の著者の方です)には, 臨床情報を検索する際によく使われるデータベースであるUpToDate, Cochrane Library, PubMedの特徴や基本的な検索方法について,短い時間でしたがポイントを押さえた実習形式の講義もしていただきました。

    知識を得て臨んだグループワークでは,症例シナリオをもとに論文の質をチェックポイントに沿って吟味し,患者さんに適応できるかを考えるという課題にグループで取りくみました。実際に論文を読むとなると大変な部分もたくさんあったかと思いますが,全国各地から来てくださった経験豊富なチューターの方々のご協力もあり,皆さん熱心にディスカッションに参加していました。各グループの発表も参加者全員が熱心に聞き入り,それぞれが自分たちの結論と照らし合わせ,考えているようでした。

    最後に,2人1組で医師役と患者役になりシナリオのロールプレイを行いました。
    参加者の皆さんは「患者さんはこんなことを心配しているのではないか」「こんな風に患者さんに説明をしてみたらどうだろうか」など,それぞれが新しく気づいたことや考えたことを反映させていました。グループワークでは難しい顔をしていた方からもロールプレイでは笑いが起き,和やかな雰囲気でした。
    参加者の皆様,お疲れ様でした。
    そして,福岡先生,チューターの皆様,ありがとうございました。

    なお,このワークショップは,学長裁量経費(平成27年度パイロット事業支援プログラム・教育改革支援事業)によるもので,エビデンスに基づいた医療を実践することの重要性を学び,より質の高い医療情報を取り扱える人材の育成を支援するため,附属図書館が企画・主催し,医歯薬学研究部医療教育開発センター,医学部・歯学部・薬学部の各教務委員会,医科学・栄養生命科学・保健 科学教育部の各教育・研究委員会,口腔科学教育部教務委員会,薬科学教育部学務委員会,病院キャリア形成支援センター等関係部局の協力により行われました。

    ご協力いただきました皆様にこの場をお借りして心よりお礼申し上げます。

    関連記事:「エビデンスに基づく医療を実践するEBMワークショップ」学生さんから感想文をいただきました(2015/11/13)
    グループワーク
    発表

    新着図書のお知らせ

    新着図書36冊が入りましたので、お知らせします。


    ご覧のとおり、今回はすべて洋書になります。
    この機会に、読んでみてはいかがですか。
    新着図書リストはこちらから

    H

    2015年11月11日水曜日

    【締切間近】 第3回TOKUDAI川柳募集! 【11月20日まで】

    蔵本キャンパスの学生のみなさん,第3回TOKUDAI川柳に応募されましたか?
    先月27日から開催しているこちらの企画,募集締切まであと10日を切りました!
    今回のテーマは,「本と夢」です。
    」と「」で連想されるあなただけのエピソードを,一句詠んで応募してみませんか?
    蔵本分館内で一句ひらめいたあなたは,館内2ヶ所に設置している応募BOXへどうぞ!
    (左) 蔵本分館1階 複写コーナー
    (右) 蔵本分館2階 マルチメディアルーム前














    すてきなすてきな一句をお待ちしています!(+´∀` )ノ*+:。.。 。.。:+*




    ◆第3回 TOKUDAI川柳 募集

    募集期間 平成27年10月27日(火)~11月20日(金)
    対象者   徳島大学学生
    内容    川柳(五七五の17字)
    テーマ   「本と夢」

    その他の応募方法はこちらをご覧ください。



    s

    2015年11月10日火曜日

    テーマ展示に黒板が登場です

    11月4日(水)より始まりました,第42回テーマ展示「疼痛の病態と治療」に黒板が登場しました!
    担当のMさんによると,今回は短時間でささっと描き上げたとのこと。
    シンプルながらもインパクトのある仕上がりとなっています。展示の内容と併せて,こちらもぜひチェックしてくださいね。

    BIGPADではジンジャーブレッドマンもお待ちしております。今回の展示ではこのアプリが気になる方も多いようで,カウンターにいると, iPadでアプリを試している学生さんの姿をよくお見かけします。
    簡単な使い方は11月2日(月)のブログでご確認くださいね。
    蔵本分館1階ホール,テーマ展示コーナーにぜひお立ち寄りください!



    sm

    2015年11月9日月曜日

    新着図書のお知らせ

    新着図書118冊が入りましたので、お知らせします。


    11月に入ってからの新着図書は、今日が初めてです。
    今回も幅広いジャンルの図書が入荷しています。
    是非、ご覧になって下さい。
    新着図書リストはこちらから

    H



    2015年11月6日金曜日

    徳島大学報道発表“天然由来の免疫抑制物質の完全化学合成に成功”研究成果を掲載した論文が読めます

    10月30日に本学から報道発表されました,有機合成薬学分野教授,難波康祐教授らによる研究成果“天然由来の免疫抑制物質の完全化学合成に成功”。

    ニュースなどでご覧になり,すでにご存じの方も多いと思いますが,実際に『Nature Communications』に掲載された論文を読んでみたい方は下記リンクからご利用ください。
    (この記事はオープンアクセスですので,学外からもアクセスできます)

    Kosuke Namba, Kohei Takeuchi, Yukari Kaihara, Masataka Oda, Akira Nakayama, Atsushi Nakayama, Masahiro Yoshida & Keiji Tanino
    Total synthesis of palau’amine
    Nature Communications 6, Article number:8731 doi:10.1038/ncomms9731

    かつて「最も合成が難しい有機化合物」とまで言われたパラウアミンの全合成を,ぜひ論文でご覧ください。
    sm





    2015年11月5日木曜日

    蔵本地区ブックハンティングを開催します!:徳島大学生協しょこら


    ブックハンティングは、図書館に置いて欲しい本を、あなたが書店で選ぶイベントです。

    日  時:平成27年11月16日(月)~20日(金)
         12:00~13:00,16:00~17:00
    場  所:徳島大学生協しょこら
    対象者:蔵本地区の学部学生または大学院生 

    事前の申込は必要ありません。
    実施期間中、店舗内専用受付に申込み後、本を選んでください。
    人数制限もありませんので,お誘いあわせのうえ都合のよい日にお越しください。
    みなさまの参加をお待ちしております。


    H


     

    2015年11月4日水曜日

    第42回テーマ展示「疼痛の病態と治療」

    11月に入り,すっかり秋らしくなってきましたね。

    図書館では今日から新しく,第42回目のテーマ展示が始まりました。
    今回は「疼痛の病態と治療」をテーマに,地域医療人材育成の曽我朋宏先生に監修いただいた図書を展示しています。

    痛みとは?「組織の損傷,またはその可能性がある刺激に附随する,感覚的・情動的に不快な体験」。
    1979年,国際疼痛学会は「痛み」の概念をこのように定義しました。
    痛みはQOLの低下を招く一方,生体に生じた異常を知らせ,鎮静を促す警告信号でもあり,私達にとって欠くことのできない,重要な感覚でもあります。

    痛みと向き合うことは医学の原点とも言われますが,感覚であると同時に情動でもある痛みは科学的検証が難しく,痛みそのものの研究が進みにくいという現状がありました。
    その点を改善するため,米国では2001年から2010年までを「痛みの10年」とし,国家プロジェクトとして痛みの研究・治療に取り組みました。
    現在では,痛みの評価は,呼吸・体温・血圧・脈拍に続く第5のバイタルサインとして,日常診療に取り入れられています。

    慢性痛を抱える患者は推定2,000万人超と言われる日本でも,2009年,厚労省による慢性の痛みに関する検討会が発足し,痛みの治療は今後ますます重要な課題となりつつあります。

    この機に,痛みという感覚をつくり出す仕組み,疾患別・病態別に様々ある鎮痛法について,理解を深めてみませんか?
    蔵本分館1階テーマ展示コーナーで皆さんのご利用をお待ちしております!

    今回もiPadでは,2つのアプリをご紹介しています。
    ①「Neuro Localizer HD」…ミシガン大学の神経学者のチームよって開発されたアプリです。神経学的徴候や症状の組み合わせに基づいて,神経病変の位置を推定できるアプリです。
    ②「Pain Guide」…鎮痛剤の概要からインターベンションテクニックまで,とにかく痛みに関して多岐にわたるコンテンツが用意されているアプリです。
    テーマ展示コーナーのiPadでお試しいただけますので,気軽に触ってみてくださいね。

    今まで行ったテーマ展示の一覧は
    http://www.lib.tokushima-u.ac.jp/siryou/theme/
    から見ることができます。
    ぜひチェックしてみてください!



    sm





    2015年11月2日月曜日

    小学生が見学に来てくれました

    「応神小学校の6年生が35名ほど,医学部の見学に来るのだけど,汽車の時間まで空き時間があるので,図書館見学をさせてくれませんか?」
    医学部の第一教務係からこんな依頼を受けたので,簡単なツアーをさせていただきました。

    まずは,みんなとコミュニケーションをとりたかったので,こんな質問からスタート。
    「みなさんは,図書館にどんなものがあるか知っていますか?」
    すると,さすが小学生,手を挙げて口々に答えてくれます。

    「本」「漫画!」「雑誌?」「小説」「DVD?」

    ・・・はい,みなさん正解です。ではそれらを見に行きましょう。ということでツアーに出発しました。

    小学生のみなさんはとても興味深そうに見学してくれたのですが,特に盛り上がったのが雑誌の電動書架です。
    ボタン一つで動く書架をみて「ハイテク!」と感嘆の声。
    そして,「じゃあ,動かしてる時に人が入ったらどうなるの?」「センサーにあたらないように入ったら?」と色んな質問が出ました。
    「じゃあ,実験してみよう」ということで,それぞれ体験してもらいました。

    動いている書架に人が入ると書架はピタッと止まります。
    次にセンサーに当たらないように入るため,ほふく前進で入ると・・・書架は止まらないのであわててストップ(マネしないでくださいね!)。
    私たちはあまりそういうことを考えたこともなく,注意もしてなかったのですが,小学生の探究心から,思わぬことに気づくことが出来ました。
    気を付けなくては・・・。

    あとは,当館イチオシのテーマ展示も見てもらいました。
    今の展示は「ホスピス緩和ケア」で,今日の紹介アプリは「がん治療と食事 for iPhone」。
    給食前でお腹が空いていたのか,自分たちでアプリを操作し,好きな料理を表示させて楽しんでいました。

    チヂミが人気!

    ちなみに今の展示は明日で終了なのですが,アプリはこちらからダウンロードできるので,興味があればぜひダウンロードしてみてくださいね。

    簡単なツアーのつもりが,意外に盛り上がってしまって長くなったけど,最後まできちんと聞いて,お礼も言ってくれて帰っていきました。小学生はかわいいなあ・・・。

    今日参加いただいた小学生の中から,一人でも二人でも徳島大学や生命科学分野に進む人が出てくれるとうれしいなあ,と思います。


    ご来館,ありがとうございました!

    (sasa)

    文芸コーナーの図書を入れ替えました

    肌寒い季節になってきました。
    季節の変わり目は、体調を崩しやすいので、気を付けてくださいね。

    11月に入り、「蔵本文芸コーナー」の図書25冊を入れ替えました。

     
    今月も、日本の文化、物理学、折り紙といろいろなジャンルの図書が並んでいます。
    秋の夜長のお供に、ぜひ読んでみてください。
     
     
    H
     
     
    

    アプリでStudy! (「Neuro Localizer HD」,「Pain Guide: Pain Management Quick Reference」)

    11月4日水曜日より,第42回テーマ展示「疼痛の病態と治療」が始まります。

    いつものように一足早く,展示予定のアプリを2つご紹介しますね。
    まずご紹介するのは「Neuro Localizer HD」です。
    (iPhone,iPadに対応した無料アプリです。価格は記事掲載当時のものですので,購入時に必ず各自でご確認ください)

    アプリを開くとまず現れるのは,かわいいジンジャーブレッドマンです。

    こんにちは!



    痛みや痺れの箇所に応じて,ジンジャーブレッドマンの腕や足などをタッチすると,その症状に影響を与えている神経経路が表示されます。













     症状のある箇所を追加することによって,神経病変の候補地を絞り込むことができます。
    (サブメニューから具体的な症状を選択すると,より正確な経路を特定できるそうです)

    ちなみに,痛みのある箇所を5つ以上選択することはできません。
    なんだかジンジャーブレッドマンが抗議しているような気も…

    5コ以上はダメだよ!















    分かりやすいインターフェースでとても使いやすいアプリです。ぜひお試しください!

    2つ目は「Pain Guide: Pain Management Quick Reference」です!
    (iPhone,iPadに対応した無料アプリです。価格は記事掲載当時のものですので,購入時に必ず各自でご確認ください)

    鎮痛剤の概要から疼痛治療のためのインターベンションテクニックまで,痛みに関するコンテンツを盛り込んだアプリです。

    ご覧のように見た目はシンプルそのものです。
    アプリを開くとこのような感じ















    さらに開くとこのような感じ。どこまでもシンプルです。




    ただ,内容が多岐にわたるだけに,必要な情報を探し出すのがちょっと大変な気もします。
    上級者向けアプリかもしれませんが,こちらも一度お試しくださいね。

    第42回テーマ展示「疼痛の病態と治療」は,蔵本分館1階ホールで今週水曜日よりスタートです。
    今日ご紹介したアプリは展示のiPadでお試しいただけますので,気軽にタッチしてみてください。
    皆さんのご利用お待ちしています!
    sm