大村智先生の業績に関連してもう一つご紹介します。
ノーベル財団のノーベル賞受賞者を紹介するWebページでは,”Advanced Information”として研究内容や参考文献が掲載されています。
ノーベル医学・生理学賞のAdvanced Informationを読んでみると,大村先生の業績として,よく報道されております”静岡のゴルフ場近くの土壌を採取して,その中から新種の放線菌を発見した”ということもちゃんと書かれていました(”Ito, Japan”となっていて,一人で深くうなずいてしまいました)。
そして参考文献として,
Burg, R.W., Miller, B.M., Baker, E.E., Birnbaum, J., Currie, S.A., Hartman, R., Kong, Y., Monaghan, R.L., Olson, G., Putter, I., Tu- nac, J.B., Hallick, H., Stapley, E.O., Ruiko O., Omura S.
”Avermectins, new family of potent anthelmintic agents: producing organism and fermentation”
Antimicrob. Agents Chemotherap. 15(3):361-367, 1979.
が挙げられています。
こう書くと,ちょっと読んでみたいなぁ,と思った方もいらっしゃるかもしれません。
そんな方に朗報です!この雑誌は電子ジャーナルで本文を読むことができます。
タイトルのリンクをクリックすると本文が表示されますので,どうぞご利用ください。
興味のある方は,もう一つ参考文献として挙げられている
Omura S.
”Microbial metabolites: 45 years of wandering, wondering and discovering. ”
Tetrahedron. 67: 6420-6459, 2011.
もあわせていかがでしょうか。
こちらは徳島大学で契約している雑誌ですので,学内のネットワークから本文を読めます。
どうぞご利用ください!
(KY)