2015年10月27日火曜日

インドネシアからの留学生に「英語」で図書館ツアー!

今年も,歯学部の短期留学生4人をお迎えして図書館ツアーを行いました(去年の様子はこちら)。
しかも英語で!

英語はとっても苦手なのですが,頼まれたからには仕方ない・・・。
幸い,歯学部のオマー先生が同行してくださったので,いざとなったらヘルプしていただける体制で出発です。

しかし,日本人相手でもそうですが,利用方法は言葉で説明するよりやって見せた方が早い。
というわけで,図書館への入館の仕方,本の借り方返し方,などなど,若手職員に実践してもらい,私は「She tries it. Please look」とかなんとか言うだけ,あるいは固有名詞を単語で説明するだけ,という簡単ツアーになりました。

でも留学生のみなさんはとても熱心で,使い方について色々質問してくれました。

特に関心を持ってくれたのが,「授業サポートナビコーナー」です。

授業サポートナビコーナーに置いてある図書のリストが,「各講義のシラバス掲載図書や学習に必要な図書,Webサイトを講義を行う先生方に紹介していただいたもの」であり,リストに紹介されている図書がここに集められている,と説明(もちろんオマー先生のヘルプで)すると,「Wow!」と感嘆の声と笑顔。とても便利だということでした。

続いて南書庫で,「ここには古い図書などがあります」と説明するとこれまた興味津々で,「古いというのはどのくらい?どういう基準があるの?」「どのくらい古いものまで置いてるの?」と質問がありました。
古いものの基準・・・実は分野によって様々なので明確な基準はありません,とオマー先生を介して説明してもらいました。
「どのくらい古いものがあるの?」という質問について,「結構古いものがあります。1900年とか1800年代のものからありますよ」と説明すると驚きの声があがりました。

たまたま近くにあった1949年の本をお見せすると「Can I touch?」と言われたのでこちらがびっくり。
どうぞどうぞ,と触っていただくと,紙の手触りを確かめ,「Materials, wow・・・」とにっこりされました。その様子が,先人たちの研究に敬意を払うかのような感じで,何だかとても素敵でした。

そんな感じで図書館を一巡りし,「またわからないことがあったらいつでも聞いてください!」ということだけは英語でお伝えして解散となりました。

お疲れ様でした。

みなさん,わくわくするような留学生活がおくれますように!


sasa