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2018年2月14日水曜日

アプリでStudy!(「eGFR計算機」,「小児CKD-eGFR計算」と「腎臓病用かんたん食事管理アプリ 腎録」)

今週木曜日,2月15日から第61回テーマ展示「腎臓病」が始まります。
今日は一足早く,展示予定のアプリを紹介しますね。

まず最初にご紹介するのは,「eGFR計算機」です。
(iPhone,iPad,および iPod touchに対応した無料アプリです。価格は記事掲載当時のものですので,購入時に必ず各自でご確認ください)

慢性腎臓病(CKD)は,重症度に応じてステージ1からステージ5の5段階に分けられていますが,その指標の一つとなるのがとなるのがeGFR(推算糸球体濾過量)です。
このアプリは,血清クレアチニン値(sCre)を入力すると,eGFRが計算でき,それに応じたステージが表示されるというものです。
アプリに用いられる計算式は2008年に日本腎臓学会が示したもので,東京大学医学部有志からなるグループがプログラムを作成,同大附属病院腎臓内分泌内科の監修による,
各ステージごとに気をつけるべきポイントをまとめたアドバイスがついています。
血清クレアチニン値は健康診断で測定することもあるので,健診結果から自分の腎臓の状態を把握することもできます。正確な診断に代わるものではありませんが,ある程度の目安になりますよね。
気になる方は一度試してみてはいかがでしょうか。

詳細情報をクリックすると
アドバイスが表示されます

次にご紹介するのは「小児CKD-eGFR計算」です。
(iPhone,iPad,および iPod touchと,Androidに対応した無料アプリです。価格は記事掲載当時のものですので,購入時に必ず各自でご確認ください)

小児の慢性腎臓病は,先天的な原因によるものが多いと言われています。症状を悪化させないために早期発見が何より重要ですが,そのための手がかりとなる腎機能の評価が難しいという点が課題でした。
日本小児腎臓病学会の小児CKD対策委員会は,5年以上にわたる調査により,日本人小児の血清クレアチニン基準値,血清シスタチンC基準値,血清β2ミクログロブリン基準値を示し,それに基づくGFR推定式を作成しました。
これにより,生後3か月から15歳までの子どものGFRの科学的な推定が可能となり,CKDのステージ判定もできるようになりました。
その成果はすでに複数のガイドラインにも採用されていますが,専門医だけでなく,すべての小児科医がこの式を利用できるようにアプリとしたものが「小児CKD-eGFR計算」です。
広く活用されるように作られたアプリなので,使い方もとてもシンプルです。まずは一度,試しに触ってみてくださいね。

ちょっと見にくいですがGFR基準値です
値を入力するとステージ判定されます

最後にご紹介するのは「腎臓病用かんたん食事管理アプリ 腎録」です。
(iPadに対応した無料アプリです。価格は記事掲載当時のものですので,購入時に必ず各自でご確認ください)

腎録」は食事療法が最も難しいと言われる腎臓病患者さんのための食事管理と,生活記録の2つの機能がセットになった生活サポートアプリです。
腎臓病患者さんの食事は,必要なカロリーは確保しつつ,塩分を控え,タンパク質を摂り過ぎないように注意し,カリウムやリンの摂取を制限したり,水分のコントロールが必要な場合があります。
しかも,合併している病気の状態や性別,年齢,身体活動レベルといった要素によって内容が大きく変わるので,主治医や管理栄養士の指導が必須であり,日常生活で実践するのもとても難しそうです。
腎録」には食品成分表がついているので,1日の食事でタンパク質をどれくらい摂取したか,制限値を超えなかったか,などが大まかに把握できます。
また,トイレ回数,血圧,体重も記録できるので,病状の変化にも気づきやすくなり,適切な診察やアドバイスが受けられ,透析を遠ざける手助けになってくれるのではないでしょうか。
文字が見やすく,操作も簡単で使いやすいと思います。もしよければ展示期間中,試してみてくださいね。

食事の写真を撮影して記録することもできます
食品成分表にはたんぱく質,カリウムなどが

これらのアプリは期間中,日替わりで展示されますが,その日のアプリとは別に気になるアプリがあれば,切り替えることもできます。お気軽に職員にお問い合わせくださいね。
皆さんのご利用,お待ちしております!
                                       sm

2017年3月24日金曜日

アプリでStudy! part2(「Molecules」,「3D Brain」,「筋肉|骨格解剖学3Dアトラス」,「徳島大学モバイル」)

昨日に引き続き,次回テーマ展示「蔵本分館ことはじめ」で展示予定のアプリをご紹介します。
今日,最初にご紹介するのは,「Molecules」です。
(iPhone,iPad,に対応した無料アプリです。価格は記事掲載当時のものですので,購入時に必ず各自でご確認ください)

Molecules」は,これまでにも何度かテーマ展示に登場したことのあるアプリなので,すでにご存じの方も多いかと思います。
回転する分子模型が見られるアプリなのですが,3D模型をいろいろな角度から観察できるので,図で見るのと違って立体感があります。これをBIGPADの大画面で見ると迫力ありますよ。
Protein Data BankやPub Medで検索した分子を新たに追加することができるので,興味のある方はお気に入りの分子を探してダウンロードしてみてくださいね。

どこかで見たことがあるような形… 
+マークから分子を追加できます

次にご紹介するのは「3D Brain」です。
(iPhone,iPad,Androidに対応した無料アプリです。価格は記事掲載当時のものですので,購入時に必ず各自でご確認ください)

3D Brain」は,脳を29のパーツに分類し,立体的に表示することで,複雑な脳の構造と機能を視覚的に学習できるアプリです。各部位に関連する機能や疾患,最新の研究成果に基づくポイント解説や文献へのリンクもあり,キーワード検索すると関連する部位の画像をピックアップしてくれます。内容充実のアプリです。この機にぜひお試しください!

該当箇所以外は透過するので位置がイメージしやすい!
名称を表示できるほか,ポイント解説もついてます

次は,今回初登場のアプリ,「筋肉|骨格解剖学3Dアトラス」です。
(iPhone,iPad,Androidに対応した無料アプリです。価格は記事掲載当時のものですので,購入時に必ず各自でご確認ください)

筋肉|骨格解剖学3Dアトラス」は,3Dによる頭蓋骨と上肢の解剖学モデルを様々な角度から観察できるアプリです。3Dモデルからパーツやピンを選択すると,その部位の用語が表示されます。(なんと11ヶ国語で利用可能)
回転や拡大もできるので,頭蓋骨の裏側まで,見たいところを見ることができます。頭蓋骨に刺さるピンの多さに,こんなに細部までちゃんと名称が付けられているんだなあと感心します。「3D Brain」と併せて使えば頭部は完璧?かもしれませんね。

無数のピン!これすべてに名称がついてるんですね!
ピンやパーツを選ぶと上に名称が表示されます

そして最後にご紹介するのは「徳島大学モバイル」です。
(iPhone,iPad,Androidに対応した無料アプリです。価格は記事掲載当時のものですので,購入時に必ず各自でご確認ください)

徳島大学モバイル」は,徳島大学が提供する公式アプリで,学生さんはもちろん,徳島大学に関係するすべての方に,便利で役立つキャンパス情報をリアルタイムに発信しています。
「カレンダー」,「マップ」,「イベント」など,便利なコンテンツがいろいろあります。
「とくだいなび」を見ると,早くも新入生歓迎イベント情報が掲載多数!「新歓ライブに興味があるけど場所がよく分からなくて…」という時には「マップ」を参照すれば不慣れなキャンパスでもバッチリです。
インストールしておけば,これからの大学生活にきっと役立つアプリだと思います。ぜひテーマ展示コーナーでお試しくださいね。

きっとこれからのキャンパスライフに役立ちます

すでにたくさんの新歓イベントがアップされています

期間中,展示するアプリは日替わりですが,その日のアプリとは別に気になるアプリがあれば,切り替えることもできます。お気軽に職員にお問い合わせくださいね。
皆さんのご利用,お待ちしております!
sm

2017年3月23日木曜日

アプリでStudy! part1(「The DS Anatomy H&N Lite」,「drawMD General Surgery」,「e食材辞典」,「Heart Decide」)

3月27日月曜日より,第54回テーマ展示「蔵本分館ことはじめ」が始まります。
今回の展示は,この時期恒例の新入生歓迎企画として,蔵本分館の蔵書を紹介する内容となっています。
蔵本分館の蔵書は生命科学系の図書が中心なので,堅いイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんが,結構バラエティ豊かなんですよ。
新入生の皆さんに「蔵本分館にはこんな本があるんだ」と興味を持ってもらえるような,在学生の皆さんには意外に思ってもらえるような展示になれば,と思っています。

さて,いつものように,展示予定のアプリを一足早くご紹介します。
今回は過去に展示して好評だったものや,特に新入生におすすめしたいアプリなど,8つのアプリをご紹介する予定です。ごくごく簡単にではありますが,2回に分けてブログで解説しますね。

まずご紹介するのは「The DS Anatomy H&N Lite」です。
(iPhone,iPad,に対応した無料アプリです。価格は記事掲載当時のものですので,購入時に必ず各自でご確認ください)

The DS Anatomy H&N Lite」は,人体の頭部および頸部に特化した3D解剖学アプリです。H&NというのはHead&Neckの略ですね。
頭頸部の筋骨格系解剖図の3Dモデルを,角度や大きさを変えて(操作はタッチパネルで簡単)細部まで詳細に観察でき,初学者でも理解できるように基礎知識もついています。
有償アプリの無料お試し版なので,利用できるコンテンツは限られているのですが,3Dモデルがリアルでインパクト大です。期間中展示しているのを見かけたらぜひタッチしてみてくださいね。

咀嚼筋についての解説が見られます
筋学について簡単にまとめられてます

次にご紹介するのは「drawMD General Surgery」です。
(iPhone,iPad,に対応した無料アプリです。価格は記事掲載当時のものですので,購入時に必ず各自でご確認ください)

drawMD General Surgery」は,基本的な手術に関するイラストを簡単に描くことができる描画アプリです。腹部,胸部,甲状腺などのイラストが用意されていて,その上に絵を描いていくのですが,描画ツールにはペンだけでなく,スタンプもあり,複雑な腫瘍や臓器の図もポンと置くだけで表現できます。
もともとは患者さんへの説明用に開発されたアプリですが,数人でディスカッションしながらのグループ学習などにも利用できるのではないでしょうか。興味のある方は展示中にぜひお試しくださいね。

用意されているスライドは11枚。写真も使えるようです
複雑な臓器もスタンプでポンと置くだけ。便利です

次にご紹介するのは「e食材辞典」です。
(iPhone,iPad,Androidに対応した無料アプリです。価格は記事掲載当時のものですので,購入時に必ず各自でご確認ください)

e食材辞典」には,409個もの食材が収録されており,それぞれの食材の選び方や下処理方法,旬の時期や特徴,品種や由来などが解説されています。その名の通り辞典としても利用できますが,その食材を使った料理レシピを動画つきで紹介してくれるという,大変便利なアプリです。
医科栄養学科の方はもちろん,この春から一人暮らしを始めた新入生の方にもおすすめしたいアプリです。自炊生活で困った時のお助けアプリになってくれると思いますよ。

食材・レシピをお気に入り登録できます
紀元前から食べられていたアスパラガス

今日最後にご紹介するのは「Heart Decide」です。
(iPhone,iPadに対応した無料アプリです。価格は記事掲載当時のものですので,購入時に必ず各自でご確認ください)

Heart Decide」は,3Dアニメーションで心臓が動く様子を見られるアプリです。狭心症の病態や,血管形成術およびステント留置術がナレーションつきのアニメーションで見られます。ちなみにナレーションは英語ですが,アニメーションを見ているだけでも十分理解できます。心臓が脈動するリアルな様子をぜひご覧くださいね。

無料で利用できるコンテンツは少ないのですが…
動く心臓のアニメーションはとてもリアルです

どのアプリも,期間中はテーマ展示コーナーにあるiPadでお試しいただけますので,気軽にタッチしてみてください!

明日は,「アプリでStudy! part2」と題して,「Molecules」,「3D Brain」,「筋肉|骨格解剖学3Dアトラス」,「徳島大学モバイル」の4つをご紹介する予定です。
引き続きこちらもチェックしてくださいね!
sm

2017年3月7日火曜日

第53回テーマ展示「EBM」好評開催中です!

好評をいただいております,第53回テーマ展示「EBM」,展示開始より1ヶ月が過ぎました。
展示コーナーでは「ただいま貸出中」の札が目立ち,少し寂しい感じもしますが,図書館へお越しの際はこちらもちらっとのぞいてみてくださいね。思いがけない掘り出し物に出会えるかもしれませんよ。

そして今回,iPadでご紹介しているアプリは「Mindsガイドラインセンター」です。
先日,展示中のiPadを見ると,どなたかがガイドラインを検索した履歴が残っていましたので,これをお気に入りに登録してみることにしました。

 お気に入り登録したいガイドラインを開いて,タグ編集をクリックします。
 これに名前をつけて登録します。









 これで,お気に入り登録できました!







このアプリ,よく閲覧するガイドラインをお気に入り登録しておくと,オフラインでも利用できるそうですよ。気になる方は試してみてくださいね。


第53回テーマ展示「EBM」は,今月26日(日)までとなっていおります。
まだまだ皆さんのご利用,お待ちしております!
sm

2017年1月31日火曜日

アプリでStudy!(「Mindsガイドラインセンター」)

2月1日水曜日より第53回テーマ展示「EBM」が始まります。
いつものように,展示予定のアプリを一足早くご紹介しますね。
今回ご紹介するのは「Mindsガイドラインセンター」です。
(iPhone,iPad,Androidに対応した無料アプリです。価格は記事掲載当時のものですので,購入時に必ず各自でご確認ください)

皆さんは「Minds(マインズ)」をご存知ですか?
医療情報サービスMinds(マインズ)」は,公益財団法人日本医療機能評価機構が厚生労働省の委託を受け,医療関係者や一般の方向けに,診療ガイドラインとその関連情報を提供する,医療情報サービス事業です。
日本で公開された診療ガイドラインを収集・評価選定し,信頼性が高いと認められたガイドラインの書誌情報をMindsのHP上で公開,さらに著作者・出版社の承諾が得られた場合には,ガイドライン本文も掲載し,Mindsのサイトでそのまま閲覧できるようにしています。

今回ご紹介するのはそのモバイル版で,スマートフォンやタブレットなどの端末で,Mindsのサービスの一部を利用できるようにしたものです。
(アプリで利用できるのはMindsのサイトに本文が掲載されているガイドラインです。書誌情報のみのものは検索にかからないようです)
診療ガイドライン,CQ(クリニカルクエスチョン)の検索ができ,お気に入り登録したコンテンツはオフラインでも利用できるので,診療現場で即使えて便利です。
実際に使ってみると,こんな感じです。




カウンターに座っていると「診療ガイドラインはありますか」と聞かれることがありますが,アプリで手軽に診療ガイドラインが見られるなんて,便利な世の中になったものです。
期間中はテーマ展示コーナーにあるiPadでお試しいただけますので,気軽にタッチしてみてくださいね!

またMindsのHPでは,ガイドライン活用方法,ガイドライン作成に役立つツールや,ガイドラインの内容を一般の方向けに分かりやすく解説した,Minds版のやさしい解説など,様々な関連情報が入手できます。興味のある方は一度覗いてみてくださいね。
(Mindsのウェブサイトへはこちらから)

第53回テーマ展示「EBM」は明日よりスタートです。皆さんのご利用,お待ちしております!
sm

2016年11月7日月曜日

アプリでStudy! part2(「おしえてタロー」と「臨床検査技師国家試験 medixtouch free」)

11月9日水曜日より第51回テーマ展示「そこが知りたい臨床検査値」が始まります。
引き続き,展示予定のアプリをご紹介しますね。
part2の今日は「おしえてタロー」と「臨床検査技師国家試験 medixtouch free」の2つです。

まずは「おしえてタロー」をご紹介します。
(iPhone,iPadに対応した無料アプリです。価格は記事掲載当時のものですので,購入時に必ず各自でご確認ください)

おしえてタロー」は,医療従事者の方,特に子どもの医療に携わる方向けの,小児の検査値に特化したアプリです。
自分の病状を詳しく説明することが難しい子どもの診断に,臨床検査は有効な方法ですが,子どもと大人では検査値に大きな違いが生じるものがあります。
成人の基準値と特に違いの大きいものを中心に,小児の臨床検査基準値を一覧できるのがこのアプリです。
生化学検査18項目,血液一般検査8項目とコンパクトにまとめられ,おまけで小児科の臨床現場でよく用いられる医療計算機能もいくつかついています。子どもの医療に興味のある方は,よければ参考になさってくださいね。

特に差が大きいALP(アルカリホスファターゼ)
医療計算機能もちょこっとついてます
年齢計算。1歳未満は週数+日で出ます

次に「臨床検査技師国家試験 medixtouch free」のご紹介です。
(iPhone,iPad,Androidに対応した無料アプリです。価格は記事掲載当時のものですので,購入時に必ず各自でご確認ください)
臨床検査技師国家試験 medixtouch free」は,2007年から2015年までの,臨床検査技師国家試験の過去問をもとに構成された試験対策アプリです。
単に過去問が出題されるだけではなく,解きたい問題を分野から選択したり,キーワード検索を使って自分の苦手とするジャンルの出題をピックアップし,集中的に解いていくこともできます。解けなかった問題はブックマークしておけば,復習する時に便利。
検査技術科学専攻の皆さんには,ぜひお試しいただきたいアプリです。
   
今年度の試験まであと100日少しなんですね
回答を選び下のチェックマークをタップすると…
答え合わせ。正解率は"詳細条件"でより詳しく確認できます

第51回テーマ展示「そこが知りたい臨床検査値」は,蔵本分館1階ホールで今週水曜日よりスタートです。
ご紹介したすべてのアプリは展示のiPadでお試しいただけます。気軽にタッチしてみてくださいね。皆さんのご利用お待ちしています!
sm

アプリでStudy! part1(「ヤクチエ検査値」と「BML検査案内」)

11月9日水曜日より第51回テーマ展示「そこが知りたい臨床検査値」が始まります。
いつものように,展示予定のアプリを一足早くご紹介しますね。
今回は展示予定のアプリが4つありますので,ブログを2回に分けてのお届けとなります。

まずご紹介するのは「ヤクチエ検査値」です。
(iPhone,iPad,Androidに対応した無料アプリです。価格は記事掲載当時のものですので,購入時に必ず各自でご確認ください)

ヤクチエ検査値」は,1,166項目の臨床検査について,測定法や基準値,値の読み方や概略などを閲覧できる,臨床検査辞典アプリです。
掲載されているデータは,医歯薬出版「最新臨床検査項目辞典」から転載されたものなので,まさに辞書を携帯しているようなもの。
検査項目は名称での検索のほか,早見表や50音順で探すこともでき,よく使う項目はお気に入り登録しておけば,さっと開けるので便利です。

基本,利用には会員登録(無料)が必要ですが,登録画面で「あとで登録」を選択し,試しに使ってみてから判断できるところがうれしいですよね。
ちなみにヤクチエとは「薬剤師の知恵」という意味ですが,薬剤師以外の方にも役立つアプリだと思います。展示期間中にぜひお試しください!
   
アプリを開くとこんな感じ
右上の星マークをタップすると…
お気に入りに登録できます



次にご紹介するのは「BML検査案内」です。
(iPhone,iPad,Androidに対応した無料アプリです。価格は記事掲載当時のものですので,購入時に必ず各自でご確認ください)

BML検査案内」は,臨床検査受託業務で知られるBMLによる,医療従事者向けの臨床検査項目情報提供アプリです。
検査項目について,測定法に基準値,コンペンジウム(検査解説)などが掲載されているところは「ヤクチエ検査値」と似ていますが,検体必要量や保存方法(BML社独自のものと思われます)にも言及しているところが,実際に検査を担っている会社のアプリという感じです。検査にかかる日数や検体を入れる容器の写真まで見られるんですよ。
あとは,検査項目の検索がキーワードだけでなく,疾患名からもできる(コンペンジウムに掲載している高値,低値の時に疑われる疾患名から検索)ところがポイントかなと思います。

BMLに検査を依頼する医療従事者の方の利用を想定して作成されたアプリのようですが,そうでなくても十分活用できる内容になっていると思います。実際にご自分で確かめられていかがでしょうか。

疾患名"糖尿病"で検索してみました
すみません、コンペンジウム見にくいですね…
容器の写真も見られます
どちらのアプリも,期間中はテーマ展示コーナーにあるiPadでお試しいただけますので,気軽にタッチしてみてください!

引き続き,「アプリでStudy! part2」と題して,「おしえてタロー」と「臨床検査技師国家試験 medixtouch free」の2つをご紹介します。こちらもチェックしてくださいね!
sm

2016年9月27日火曜日

アプリでStudy!(「ピンクリボンアプリ」と「がん治療と食事 for iPhone」)

9月29日木曜日より第50回テーマ展示「女性のがん 乳がん」が始まります。
いつものように,展示予定のアプリを一足早くご紹介しますね。

今回ご紹介するのは,笑顔つながる「ピンクリボンアプリ」です。
(iPhone,iPadに対応した無料アプリです。価格は記事掲載当時のものですので,購入時に必ず各自でご確認ください)

乳がん検診の受診率は,早期発見の重要性が広く知られるようになり,少しずつ上昇しています。40歳を迎えたら2年に1度は乳がん検診を受けることが国の指針で勧められていますが,次の検診までの空白を埋め,異変に早く気付くためにも月に1度のセルフチェックは重要です。
ピンクリボンアプリ」は,月に1度のセルフチェックと検診受診の継続をサポートしてくれるアプリです。
アラート表示でセルフチェックを促したり,検診受診の予定日をお知らせするほか,正しいセルフチェックの方法も解説してくれます。
月に1度のセルフチェックは,日を決めて実施すると効果的と言われていますが,忙しいとつい忘れてしまいがち。そんな時にアプリがお知らせしてくれると助かりますよね。
医療機関の情報へのリンクも用意されていますので,気になる症状があった時にすぐ検診の予定を立てることもできます。
特に女性の方には,ぜひお試しいただきたいアプリです。

2年に1回検診受診!
セルフチェックは月1回
正しい方法で念入りに

次にご紹介するのは「がん治療と食事 for iPhone」です。
(iPhone,iPadに対応した無料アプリです。価格は記事掲載当時のものですので,購入時に必ず各自でご確認ください)

以前にもご紹介したアプリの再登場です。
がんは治療によって様々な副作用が生じることがありますが,その症状に適した食事や,配慮が必要な食事のレシピが,176品目紹介されています。
また,レシピだけではなく,副作用で不快症状が現れたときの対策や,患者さんの声,医師・看護師・栄養士からのアドバイスなども掲載されており,がん患者の方はもとより,患者さんを支える家族の方にとっても強い味方になってくれるアプリです。

治療で生じる不快症状にアドバイスも
どのお料理も見た目も工夫されています

どちらのアプリも,期間中はテーマ展示コーナーにあるiPadでお試しいただけますので,気軽にタッチしてみてくださいね。

第50回テーマ展示「女性のがん 乳がん」は,蔵本分館1階ホールで今週木曜日よりスタートです。
皆さんのご利用お待ちしています!
sm

2016年8月19日金曜日

アプリでStudy!(「MENU119」と「iTriage」)

8月23日火曜日より第49回テーマ展示「救急」が始まります。
いつものように,展示予定のアプリを一足早くご紹介しますね。

今回ご紹介するのは「MENU119」です。
(iPhone,iPad,Androidに対応した無料アプリです。価格は記事掲載当時のものですので,購入時に必ず各自でご確認ください)

MENU119」は,東京慈恵会医科大学とNTTドコモの共同研究により発案された,救命・医療補助アプリです。
どのように使えるのか,まずは開いてみましょう。

電子音で胸骨圧迫をナビゲート
英語にも対応しています




こちらは,誰かが倒れている場面に遭遇した時,救急車が到着するまでの間の状況判断や一次救命処置(BLS)の実施をサポートしてくれる「一次救命処置ガイド」です。
回復体位での気道確保や,胸骨圧迫の強さと速度など,蔵本地区の学生さんならよく承知しているようなことでも,一般の方が実際にやるとなると,とても勇気のいることです。アプリが分かりやすくガイドしてくれると大変助かりますよね。

その他,小さな子どもの急な病気や怪我で救急受診を迷った時に,判断の目安を得られる「小児救急ガイド」や,自分自身の既往歴・内服薬・かかりつけ医を登録できる「マイカルテ」などのコンテンツもあり,いざという時に役立ってくれそうなアプリです。ぜひお試しくださいね。

次にご紹介するのは「iTriage」です。
(iPhone,iPad,Androidに対応した無料アプリです。価格は記事掲載当時のものですので,購入時に必ず各自でご確認ください)

iTriage」は,患者のニーズに合った質の高い救急医療の提供を目指し,米国のERの医師によって作成されたアプリです。
急な病気や怪我の際,メニューから症状を選択すると,GPSの位置情報をもとに,最適な医療機関を提案してくれるという大変便利な機能を備えており,全米では1,200万件以上ダウンロードされています。
米国で開発されたアプリですが,カナダやメキシコなど,アメリカ国外で利用できる地域も一部あるようです。さすがに日本まではカバーされていませんが…。
とは言え,とてもよく作りこまれていて,信頼できるアプリという印象を受けます。せっかくなのでちょっと試してみましょう。
   
「symptoms」で「headache」を選択
症状によっては年齢・性別で絞り込み可
症状はアバターからも選択OKです

例えばメニューから「symptoms」で「headache」を選ぶと,考えられる原因の一覧が表示されます。リストには偏頭痛や緊張性頭痛だけでなく,副鼻腔炎,高血圧,脱水,咽頭炎など,中には医療従事者でなければちょっと思いつかないようなキーワードも並びます。
これかと思う原因をタッチすれば,ハーバード・メディカル・スクールによる詳しい解説と症状が説明されていますので,当てはまる症状かどうかさらに検討できます。
ここから先,原因に見合った最寄りの病院を紹介してもらって連絡を取り,受診,というのが本来の使い方なのですが,日本在住の私たちが活用できるのは原因を検討するところまでです。
(実際この後,Aurora Sinai Medical Centerなどを紹介してくれました。位置情報がウィスコンシン州ミルウォーキーになっていました)
それでも,クリティカルな原因には注意マークが出るので,すぐに対処すべきと分かるなど,救急受診の判断材料になります。

これ以外にも,自分の健康状態を記録できる「My iTriage」(ログインすれば利用可)や「News」など,機能がいろいろありますので,気軽にタッチしてみてくださいね。

第49回テーマ展示「救急」は,蔵本分館1階ホールで来週火曜日よりスタートです。
皆さんのご利用お待ちしています!
sm