2015年11月27日金曜日

オープンアクセスシンポジウム,開催します!

徳島大学附属図書館では、オープンアクセス、オープンサイエンスの推進をめざし、シンポジウム「オープンアクセスで拓く徳島大学の可能性」を開催します。


「オープンアクセス」とは,インターネットを介して誰もが無料で論文などの学術情報にアクセスして利用できるようにすることです。
具体的にいうと,徳大で学内の研究成果を発信している「機関リポジトリ」,あれがオープンアクセスの仕掛けの一つです。
 
研究成果がオープンになると,社会に還元され,学術機関だけではなく,産業界などその他の分野でも活用が可能になります。
現在ではさらに一歩進んで,研究データ等の利活用を可能とする「オープンデータ」,それらを包括する「オープンサイエンス」についてもあちこちで話題となっており,これらの推進がイノベーションの創出に寄与すると期待されています。
徳島県でも,県を挙げてオープンデータの推進をすすめていて,つい先ごろ「徳島県オープンデータ推進指針」が策定されたところです。

・・・では,そのオープンサイエンス,オープンアクセスはどのように進めたらよいのでしょうか?

今回のシンポジウムでは、先進的な活動を行っている京都大学から講師の方をお招きし、オープンアクセス、オープンサイエンスについて概括するとともに具体的な活動内容をご紹介いただきます。
その後,講師の先生方,徳大の先生方とでパネルディスカッションを行い,徳島大学の今後の方策を検討していきたいと考えています。

実は,オープンアクセスを進めるに当たっては様々な検討課題があり,大学内での連携がとても大事になってきます。
このシンポジウムが,先生方の研究に寄与しつつ社会に役立つ「オープンアクセス」推進の第一歩となれば,と思います。


イベント名:シンポジウム「オープンアクセスで拓く徳島大学の可能性」

開催場所:徳島大学附属図書館本館3階多目的ホール

開催日時:平成27年12月11日(金)13:00-15:00

対象:徳島大学所属の教職員、中国四国地区大学関係者

入場料:無料

参加方法:図書館HPの申込みフォームからお申込みください。フォームはこちら

※当日参加も可能です。
※当シンポジウムは全学部対象のFDを兼ねております。ご活用ください。

プログラムは,こちらのポスターをご覧ください。

 



また,近隣の関係者の方々にも情報提供の場として活用していただければと思います。
多くの皆さんのご参加をお待ちしております!

(sasa)