2015年3月26日木曜日

はじめてのMendeley(30) Visual CSL Editorで引用スタイルを編集

今回はいよいよVisual CSL Editorで引用スタイルを編集してみたいと思います。
まず,簡単にこれまでの復習です。
  1. 自分が書いている論文の引用文献や参考文献として,Mendeleyで管理している文献の情報を入れられます。
  2. 引用スタイルはたくさん登録されているので,自分が投稿したい雑誌のスタイルを選びましょう。
     ※「はじめてのMendeley(23)引用文献のスタイルを変えてみよう」を参考にしてください。
  3. もし,探しているスタイルがない場合は,同じ形式を採用しているスタイルを探すこともできます。
     ※「はじめてのMendeley(24) 好みの引用文献スタイルを見つけるには(1)」を参考にしてください。
同じスタイルが見つからない,似ているけどちょっと変えたい場合は,自分でスタイルを編集することができます。
今回は下の図のように,SIST02のスタイルで参考文献の番号が(1)や(2)となっているのを,1)や2)のようにしてみましょう。


Visual CSL Editorの編集画面です(もし,この画面の出し方が分からない時は「はじめてのMendeley(23)引用文献のスタイルを変えてみよう」を見てくださいね)。

(1)「参考文献」なので,左側の赤枠で囲っている"Bibliography"の部分が関係ありそうですね。
そして,番号の編集なので,"citation-number(variable)"が関係ありそうです。
クリックしてみます。

(2)右側に,番号の編集に関するメニューが現れます。
カッコを変えたいので, 赤枠で囲った"prefix"という項目のカッコを消します。
すると下の図のようになります。

番号の形式が変わったことが,分かりますでしょうか?
これで修正は終了です。
画面左上に,”Style"というメニューがあり,そこでスタイルを保存することができます。

なお,編集画面は別名で開いてくれているので,もともとあったSIST02を上書きするということはありません。ご安心ください(^^)

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(KY)