さて,前回は文献を溜めこんだカオスなフォルダをお見せしてしまったわけですが,今回はそのフォルダ内の文献を一気にMendeleyに登録してみようと思います。
※操作方法,メニュー名などは,記事を書いた当時のものであることをご了承いただければ幸いです。
読者の皆様,Mendeleyは使えるようになっていますか?
まだの方はhttp://www.mendeley.com/よりお願いします。
Mendeleyが使えるようになったら,さっそくフォルダ内の文献を登録してしてみましよう。
左上のAdd Filesから,Add Folderを選ぶと,下のような画面になります。
文献が入っているフォルダを選んでOKボタンをクリックです。
できました!
カンタンでしたねぇ~。
ところで,フォルダ内にフォルダを作っていても,Mendeleyには反映されません。
私(職員KY)も選んだフォルダの中に「検索,EBM」などとフォルダを作って文献を入れていたのですが(前回の記事はじめてのMendeley(1)のカオスなフォルダの画像参照),全部All documentsというところに入ってきました。新たにMendeleyでフォルダを作って,文献を移すようになります。
なにはともあれ,これでめでたくMendeleyデビューです!!
取り込んだ論文は,自動的に論文タイトルや巻号・ページ数を抽出して、その結果を論文情報として登録してくれるのだそうです。
なんとすばらしい!!さっそく見てみますか・・・ん?何だかヘンじゃないですか?
確かに,左の画面,上の方の論文はキレイに色々入っています。確か元のファイル名は「10.1007_s10916-013」などと,絶対後から読む気にならないファイル名で,論文タイトルはおろか雑誌名,巻号なども一切分かりませんした。
それがこんなに分かりやすくなるのなら,読んで勉強しようという気にもなります。
が,途中からはタイトルにPDFのファイル名が入っているだけです。
右の画面も私が適当につけたタイトルがそのまま入っています。
要するに元のカオスなままです。
これはどうしたらいいのでしょう。手で直す?それは最終手段にしたいものです。
次回は,自動的に論文情報が入らない場合,なるべく手で直さずにすむ方法をご紹介します。
前回の記事: はじめてのMendeley(1)文献がカオスな世界にいるならば
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