数週間前のことですが、HBS(歯学部)の吉本先生が書かれた図書館関係の原稿が私の目に留まりました。それは、「薬理学電子教科書」というWEBコンテンツでした。早速、その「薬理学電子教科書」にアクセスしてみました。コンテンツとして、すばらいしイラスト図、3D動画がたくさんありまた。また、改定も頻繁にされているようです。医学的な内容は私にはわかりません。本学の医学科では、2年次後半から3年次の前半に薬理学の授業があるようです。図書館をよく利用している医学科の学生さんに、このコンテンツ(「薬理学電子教科書」)のことを知っているか聞いてみました。この学生さんは、既にこのコンテンツは持っていますとのこと。(この学生さんがいつも持っているiPadにきっと入っているんだろうと推察。)「内容もしっかりしているし、大阪大学の先生が作成しているので信頼できる。」と思いますとのコメントをいただきました。その筋の方にはかなり有名なコンテンツのようです。では、紹介します。URLは下記のとおりです。
1.薬理学電子教科書(上)
2.薬理学電子教科書(下)
蔵本分館の職員としては、昨日投稿した「組織学」のように、このコンテンツを蔵本図書館BIGPADで見ながら、グループ学習をしていただければ、うれしいです。このコンテンツについて既に知っている学生さんも多くいるかと思いますが、ぜひ、医学科2,3年の方に閲覧していただければと思います。「薬理学電子教科書」を作るきっかけや苦労などが書かれた原稿がインターネット上にありましたので、それも併せてご紹介します。「試験成績は、例年と変わりなかった。勉強は、学生側にあり、教師の努力とは無関係であるとあらためて認識した。」という言葉が頭に残ったが。アイロニーを効かせているのかもしれませんね。でも、よい教科書は、勉学にとても大事な要素ということは、誰しも同じ考え方ですよね。このような電子教科書が増えれば、いいですね。
薬理学電子教科書 三木 直正 医療とコンピュータ Vol.11(6) 2000.6
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