12月21日(月)に,歯学部からご依頼いただきFDワークショップ「主体的な学びと大学図書館~アクティブラーニングの推進に向けて~」を実施しました。
13名の先生方にご参加いただきました。ありがとうございました。
ワークショップでは,まず蔵本分館の教育・学習支援の取組について,30分程度プレゼンテーションをさせていただきました。
質疑応答では特にグループ学習室とBIG PADについて多くのご質問をいただきました。
個人的には,授業サポートナビに協力してくださっている先生から
「棚にきれいに並べていただいてありがとうございます。学生を連れて行って本を見せ”ここの本を使ってグループワークをしてください”と課題を出しています。今までは学部に戻ってグループワークをさせていましたが,図書館にグループ学習室があるのならとても便利です。授業でも使えますか?」
と質問をいただいて,授業サポートナビを授業で使っていただいていること,またアクティブラーニングへの広がりを感じられたことが本当に嬉しかったです。
(もちろん授業でも使えますので,ぜひご利用ください)
質疑応答の後は,
*担当する授業の中で,今後,図書館をどのように活用できそうですか?
*図書館に期待することは何ですか?
というテーマで「Think-Pair-Share」というグループワークを行いました。
ご存知の方も多いと思いますが,「Think-Pair-Share」とは,あるテーマについて最初に一人で考え,その後ペアで考えを共有し,最後に全体で共有する,というものです。
一人で深く考えたあと,他者の意見と比較することでより自分の考えが深まるという効果があります。またペアという不安の少ない状況で自分の考えを伝える段階があることで,より大きなグループで話すことに対する意欲と心構えを高めることができ,アクティブラーニングでの汎用性の高い技法といわれています。
先生方は積極的に参加してくださり,全体共有の時には色々な意見をお聞きすることができました。
具体的なご要望もいただきましたので,できることから始めていきたいと思います。
この度は貴重な機会をいただきありがとうございました。
(KY)