2015年12月3日木曜日

第43回テーマ展示「天然からの医薬品」

今年のノーベル医学・生理学賞は,「寄生虫に起因する感染症の新規治療薬につながるエバーメクチンの発見」により,ウィリアム・セシル・キャンベル博士(米ドリュー大学)と大村智特別栄誉教授(北里大学)が,「アーテミシニン発見を含むマラリア感染症治療の功績」により,屠主席研究員(中国中医科学院)が,それぞれ受賞されました。

いずれも天然物化学の分野で大きな成果を挙げ ,寄生虫病の画期的な治療薬開発に貢献した方々です。
そこで今回の展示では「天然からの医薬品」をテーマに,薬学部生薬学分野の柏田良樹教授,田中直伸准教授に監修いただいた資料を展示しています。

監修の先生方には,専門性の高い洋書から,薬や創薬についてやさしく学べる初学者向けの新書まで,幅広く推薦いただいております。
薬学が専門の方も,そうでない方も,きっと興味を持っていただけると思いますので,図書館へお越しの際はぜひお立ち寄りください。

開催期間は,年末年始のお休みを考慮してちょっと長めの1月12日火曜日まで。
蔵本分館1階テーマ展示コーナーで,皆さんのご利用お待ちしております!

今まで行ったテーマ展示の一覧は
http://www.lib.tokushima-u.ac.jp/siryou/theme/
から見ることができます。
ぜひチェックしてみてください!

sm