今日から,第29回テーマ展示「医学史」が始まりました。
本学の元学長で名誉教授の齋藤史郎先生,同じく名誉教授の吉田秀夫先生,そしてHBS分子薬理学分野教授の吉本勝彦先生にご推薦いただいた「医学史」関連の図書を展示しています。
江戸の蘭方医学からコレラの歴史,英国人医師の伝記に至るまで,様々な角度から医学史の軌跡をたどることができます。
関心ある分野の歴史にどっぷり浸りたい方はもちろんですが,文庫本など小さめの図書も多いので,勉強や研究の合間の読み物として何か借りておきたいという方にもお薦めです。
一部の図書は,吉田先生のお薦めコメント付きでご紹介しています。どれを読もうか悩む方は,こちらもどうぞご覧ください。
またiPadでは,3つの無料アプリを日替わりでご紹介しています。
①「3D4Medical Images & Animations」…鮮明な3D画像569枚と動画52本が見られる,医学教育用3Dアプリ。
②「Molecules」…自動回転する分子模型が見られるアプリ。原子の名前を確認したり,モデルを切替えることも可能。
③「SlideShark」…PCで作成したPowerPointをiPhoneやiPadで再生できるビュアーアプリ。マーカー機能で書き込みもOK。
③の「SlideShark」では,附属図書館長でHBS機能解剖学分野教授の福井義浩先生にご提供いただいたボローニャ大学の写真がご覧いただけます。
今回は,生命科学閲覧室だけでなく,中央閲覧室や南書庫からも相当数の図書を集めてきました。「医学史」というキーワードでつながった図書がこれだけ1ヵ所に集まるのは,この展示期間中しかありません。この機会に,テーマ展示コーナーへ是非お立ち寄りください。
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