2014年9月30日火曜日

My Recommendations No.22 「理科系の作文技術」

HBS顎機能咬合再建学分野教授 松香芳三先生が、「理科系の作文技術」(木下是雄 / 中央公論新社)の書評を書いてくださりました。
松香先生、ありがとうございました。


それでは、さっそくご紹介します。
 
論文、レポート、研究計画書、申請書、報告書など教職員や学生は文書を書く機会が多くあります。文書を提出した後で先生や上司から「更なる推敲が必要である」と指摘されたことはないでしょうか。そういった人達は「理科系の作文技術」を読んでみてください。本書に従って文章を作成することにより、理解しやすい文章になるはずです。著者は文章を書く時には書かれた文章を読むのは誰で、その文章から何を知りたいと思っているかを決定するべきであると記しています。また、何について書くのかに関する主題を決め、最終的にこういう主張をする、という目標を定めて書き始めるべきであるとも書いています。実際に著者が書いたメモや論文の一部などの具体例が盛り込まれており、わかりやすくなっています。簡潔な表現で筋の通った主張をすることにより、読む人を納得させることができる文章になると思います。「理科系 の」とありますが、理科系でなくても役に立つ本です。

ふだん中央閲覧室に請求記号順で置いてあるときは、背の高い図書や分厚い図書などの隙間で目立たないのですが、1981年の初版以来、昨年までに77刷を重ねたロングセラー図書です。1階ロビーに展示していますので、この機会にぜひご覧ください。

2014年9月29日月曜日

文芸コーナーの本を入れ替えました

今週で9月も終わりですね。今日は爽やかな秋晴れが広がっていました。
図書館では一足早く10月分の文芸コーナー入れ替え図書を展示しました。


今月の担当者によると,神無月にちなんで神社などの神々に関係する本や旅行の本,読書の秋なので小説を多めに選んだそうです。




神々が集まると言われている出雲大社をはじめ,旅してみたいところが見つかるかもしれませんよ。
どうぞご利用ください!

文芸コーナー入れ替え図書リスト(2014年10月分)

(KY)

2014年9月26日金曜日

テーマ展示の反響(医学史)

9月24日(水)から始まりました第29回テーマ展示「医学史」,福井館長が撮影された写真の美しさもあって,立ち止まって見てくれている方をよく見かけます。

ご紹介する写真は,24日に本を並べ終わった瞬間に,大型本「図説医学の歴史」(アルバート・S・ライオンズ, R・ジョセフ・ペトルセリ著 ; 小川鼎三監訳,学習研究社)を見てくれていた学生さんたちです。
本を並べ終わり,「さてiPadとBIG PADの準備準備」と事務室にiPadを取りに行って戻ってくると,もうこのような光景が!! なのでBIG PADには何も映っておらずiPadのケースもまだカラッポ,という状態ですが写真を撮らせてもらいました。

「早いですね~,今並べ終わったばかりですよ(^^)その大きな本を読んでくれる人がいてよかったです」と声をかけると,
「いや,楽しそうな本だなと思って」とのこと。

確かに写真や図版が豊富に紹介されていて,見ているだけでも楽しそうです。

他にも色々な角度から「医学史」を紐解く本がたくさん展示されていますので,ぜひお立ち寄りください!

関連記事:第29回テーマ展示「医学史」
(KY)

新着図書のご案内

今日は風が爽やかな一日でしたね。
お昼休みに外のベンチで談笑している学生さんもあちこちで見られました。

さて,本日は新たに図書36冊を入荷しました。
 1階ロビーに展示していますので,ぜひご覧ください。
図書一覧リストはこちら

ご意見への回答(OHPの導入について)

(ご意見)
いつもグループ学習室を利用させていただき,ありがとうございます。
勉強会をする際に,教科書を提示して説明をしたい場合があるのですが,OHPがあれば効率よく発表ができるため便利だと思います。できれば取り込んだ画像を保存できるタイプがよいです。
ぜひ導入をお願いします。
 (9月18日,同様のご意見計4通)

(回答)
ご意見ありがとうございます。

ご要望の意図は,書籍やプリントなどの,持っている紙媒体の資料を大きく投影したいということかと思います。
BIG PADに入っているタッチディスプレイリンクというソフトが使えるかもしれませんので,カウンターまでご相談いただけたらと思います。

また,OHPというより,おそらくスキャナーがあれば解決できる問題ではないかと思います。予算の都合がありますのですぐに設置することは難しいですが,今後の検討事項にさせていただきます。

(KY)

ご意見への回答(北学習室の時間外利用)

(ご意見)
北学習室は個人ブースも充実しており快適なので,閉館後の時間外利用も可能にしてほしいです。試験前の夜9時以降など,席が足りないことがあります。
(9月18日)

(回答)
ご意見ありがとうございます。

現在,時間外特別利用の時間帯に利用可能な部屋は生命科学閲覧室,中央閲覧室,マルチメディアルーム,南学習室の4室です。
座席数を合計すると200席以上になります。

利用状況をみながら、試験期等、期間を限定した開館を検討したいと考えておりますので,どうぞご了承ください。

(KY)

2014年9月25日木曜日

My Recommendations No.19 「科学はなぜ誤解されるのか:わかりにくさの理由を探る」

HBS総合診療歯科学分野教授の河野文昭先生にご推薦いただいた図書の3冊目が,ついに入荷されました。
「科学はなぜ誤解されるのか:わかりにくさの理由を探る」(垂水雄二著 / 平凡社)です。
 河野先生,ありがとうございました。



それでは,河野先生の書評をご紹介します。

本書は,著者自身が翻訳にかかわったリチャード・ドーキンスが広く読まれている一方で、『利己的な遺伝子』という言葉に込めた著者の意図と一般人の受け取り方には大きなズレがあることを示し,限定的な意味で使われるべき学術的用語や概念が,自分に都合のいい部分や都合のいい解釈で誤った理解のもとに使用されることが多いことを示している。その誤解は,科学者側のねつ造と情報操作やパラダイムの違いによって起きる誤謬によって生じる。他方,受け手が正しい情報と誤った情報を区別することが容易ではないことや,メディアの歪曲した情報発信などによっても生じる。
また,我々がよく使う比喩的表現は,それを用いると理解を助けるという功がある反面,腑に落ちる部分だけをわかったつもりになるという罪もある。研究者は学術用語の意味を限定して使っているが、一般人はその用語をしばしば他の意味に理解し,一般に使用されることが多いことを実例で示しながら,科学の理解が得られない理由を論じている。
後半は,ダーウィンの「進化論」,「利己的な遺伝子」を例としてあげ,科学的思想の受容における誤解と歪曲について具体的に述べている。 



1階中央ロビーに今日から展示していますので,ぜひお立ち寄りください。


My Recommendations No.21 「いまさら誰にも聞けない医学統計の基礎のキソ 1」

HBS予防歯学分野教授の伊藤博夫先生が、「こっそりマスターシリーズ  [いまさら誰にも聞けない医学統計の基礎のキソ;1] まずは統計アレルギーを克服しよう!」(浅井隆一著 / アトムス)の書評を書いてくださりました。
伊藤先生、ありがとうございました。



それでは早速ご紹介します。

統計学の基本的な知識は、自然科学には必須のものです。
したがって、統計学の基礎は、中学高校数学で全員が学習しているはずであり、さらに医学部や歯学部の学生は共通教育において必修しています。この基礎を前提条件に、生物学統計や医学統計(疫学)についての専門教育が可能になるのですが、現実には、統計学の基礎が不十分な学生さんも多く、専門科目の学習に支障をきたします。
ここに紹介する本『いまさら誰にも聞けない医学統計の基礎のキソ [1]』は、共通教育レベルの統計学の学習に不安があるという人には、全員に読んで頂きたい本です。これを読むことで、副題にもあるように、統計アレルギーがなくなり、共通教育の講義が理解できるようになると思います。専門科目では、残念ながらこの本のレベルまで基礎に戻って解説する時間の余裕はありませんので、専門の学習を実りあるものにするために、全理系学生に一読をお勧めします。もちろん文系の人も、読んで損はありません。なお、本シリーズは[3]まで続きますので、シリーズの読破を推奨します。3冊とも図書館に在ります。

1階中央ロビーに展示していますので、ぜひお立ち寄りください。

2014年9月24日水曜日

アプリでStudy!(SlideShark Presentation App)

最後にご紹介するのは,本日展示中のアプリ「SlideShark Presentation App」 (iPhone,iPadに対応)です。ブログ記事掲載時点では無料ですが,ダウンロード時に各自で必ずご確認ください。

以前にもブログでご紹介したことがありますが(記事はこちら ),PCで作成したPowerPointをiPhoneやiPadで再生できるビュアーアプリです。
アニメーション動作もほぼ問題なく再現できます。
SlideShark上で元ファイルへの加筆修正はできませんが,再生しながらマーカー機能でハイライトしたり,ポインタ機能を使ったりできるので,スライドを人に見せながら説明するのにとても便利なツールです。

今回のテーマ展示では,附属図書館長の福井先生にご提供いただいた,ボローニャ大学の写真をループ再生しています。
では,使い方を簡単に見てみましょう。
方法は色々ありますが,前回に続き今回も「Dropbox」というアプリを使ってみました。

まず,元ファイルがあるPCと再生媒体のiPhoneなどの両方に,同一IDでDropboxをダウンロードしておきます(iPhone, i Pad,Android対応。ブログ記事掲載時点では無料ですが,ダウンロード時に各自で必ずご確認ください)。

次に,該当するPowerPointをPC上でDropboxに保存します。

そして,iPhoneなどでSlideSharkを立ち上げます。

 ホーム画面の左下に矢印が入ったマークがあるので,そちらをクリックします。
すると,ファイルをインポートする方法が色々出てきます。
今回はDropboxを選択します。
そうすると,Dropboxに保存済みのファイル一覧が出ます。その中から,今回再生したいファイル名をクリックすればインポート完了です。文章にすると面倒に思えるかもしれませんが,アプリを一度ダウンロードしておけば,あとはとても簡単です。今回の所要時間は1分程度でした。


こうしてホーム画面にファイルが並んだら,スライド画像を押せばすぐに再生が始まります。
左下に薄く見えるペンマークを押すと,スライドに書き込みができます。
ただし,書き込みは保存できませんので,あくまでプレゼン中の補助ツールとしてご利用ください。

 また,各ファイル名下のiマークを押すと,各スライド表示のほか,自動再生かクリック時移動か,ループ再生するか否か,1スライドの再生時間は何秒にするかが設定できます。

とは言いながら,他にもスライド資料の無料ビュアーアプリはたくさんありますので,このアプリに限らず,一番使いやすいアプリを探してもらえたらと思います。
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アプリでStudy!(Molecules)

ご紹介するアプリの2つめは、Sunset Lake Softwareが提供する分子模型回転アプリ「Molecules」です。こちらも無料でご利用いただけます。(iPad, iPhone対応です。また、アプリの価格は記事掲載当時のものです。購入時は必ずご自身で確認をお願いします)


実はこのアプリは2013年4月にもご紹介 していて、今回2回目の登場です。

DNAやインスリン、カフェインなどの分子を見ることができます。
ちなみに…こちらがカフェインです。↓
うーん……。コーヒーを飲む際に、これが喉を通っていると考えると、ちょっと複雑な気分です。

原子ごとに色分けされ、自動回転しているので分子構造が一目瞭然です。
また、Ball-and-StickモデルとSpacefillingモデルの切替えも可能です。

詳しくは、2013年のご紹介記事(こちら→http://tokudaibunkan.blogspot.jp/2013/04/molecules.html)をご覧ください。

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アプリでStudy!(3D4Medical Images & Animations)

今回BIG PADでは,3つの無料アプリを日替わりで展示しています。
まずご紹介するのは、 3D4Medical.com, LLCが提供する無料の3D画像アプリ
3D4Medical Images & Animations 」です。(iPhone, iPad対応。アプリの価格は記事掲載当時のものです。購入時は必ずご自身で確認をお願いします)


 
以前にも 同社提供の別アプリをご紹介しましたが(紹介ブログはこちら)、今回も非常に鮮明な3D画像が多数収められています。その数、なんと画像が569枚、動画が52本!無料版でこれだけのボリュームがあると、活用の幅も広がりますね。

「ビジュアル的に美しい画像」がテーマゆえに、"綺麗" なイラストに仕上がるよう着色しているものもあります。それでも、医学教育用にこだわって描かれた高画質3Dなので、解剖学などの学習の際にお役立ていただければと思います。個人利用の範囲内で画像をシェアすることも可能です。
(※ただし,画像の回転機能はありません。)

画像のジャンルは、臓器から神経系、細胞、筋肉に至るまで様々です。

それでは、いくつか見てみましょう。

股関節の断面図です。
上半身の血管です。
ロタウイルスです。

 たまに、こんな遊び心も織り交ぜられています。

動画の動きもスムーズです。ぜひテーマ展示コーナーにてお試しください。

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第29回テーマ展示「医学史」

今日から,第29回テーマ展示「医学史」が始まりました。
本学の元学長で名誉教授の齋藤史郎先生,同じく名誉教授の吉田秀夫先生,そしてHBS分子薬理学分野教授の吉本勝彦先生にご推薦いただいた「医学史」関連の図書を展示しています。

江戸の蘭方医学からコレラの歴史,英国人医師の伝記に至るまで,様々な角度から医学史の軌跡をたどることができます。
関心ある分野の歴史にどっぷり浸りたい方はもちろんですが,文庫本など小さめの図書も多いので,勉強や研究の合間の読み物として何か借りておきたいという方にもお薦めです。
一部の図書は,吉田先生のお薦めコメント付きでご紹介しています。どれを読もうか悩む方は,こちらもどうぞご覧ください。


またiPadでは,3つの無料アプリを日替わりでご紹介しています。
①「3D4Medical Images & Animations」…鮮明な3D画像569枚と動画52本が見られる,医学教育用3Dアプリ。
②「Molecules」…自動回転する分子模型が見られるアプリ。原子の名前を確認したり,モデルを切替えることも可能。
③「SlideShark」…PCで作成したPowerPointをiPhoneやiPadで再生できるビュアーアプリ。マーカー機能で書き込みもOK。

③の「SlideShark」では,附属図書館長でHBS機能解剖学分野教授の福井義浩先生にご提供いただいたボローニャ大学の写真がご覧いただけます。

今回は,生命科学閲覧室だけでなく,中央閲覧室や南書庫からも相当数の図書を集めてきました。「医学史」というキーワードでつながった図書がこれだけ1ヵ所に集まるのは,この展示期間中しかありません。この機会に,テーマ展示コーナーへ是非お立ち寄りください。

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2014年9月22日月曜日

<増設第2弾>授業サポートナビコーナー

授業サポートナビに新しい科目が増えてきていることは,9月9日の記事「授業サポートナビコーナー作業中です」でもお伝えしたかと思います。

この度,作業が完成しました科目につきまして,図書館ホームページに公開しましたのでお知らせいたします。

<追加科目名>
医学部医学科
  • 基礎生物学M1,M2
  • 生理学(Ⅰ・Ⅱ)・生理学実習
  • 臨床実習入門・系統別病態診断(全般)
  • チュートリアル(血液コース)
  • チュートリアル(内分泌コース)
歯学部口腔保健学科
  • 歯科保健指導論
  • 口腔疾患予防学・実習
  • 臨床実習・臨地実習
各科目の図書リストは,図書館ホームページ上の授業サポートナビアイコンからご覧いただけますので,ぜひチェックしてみてください。
Webページが紹介されている授業はリンクもありますので便利にお使いいただけるのではないかと思います。

もちろん,コーナーの本も授業の予習,復習にどんどん活用してくださいね。
そして,まだまだコーナーは増設中です。
どうぞご期待ください!
(KY)

はじめてのMendeley(22)本文中で文献を引用してみよう

前回の「はじめてのMendeley(21)論文に参考文献を挿入したい!~まずはプラグインのインストールから」では,自分が書いている論文に,Mendeleyに入れている文献データを使って参考文献を挿入するための下準備として,プラグインのインストールをやってみました。

今回は,いよいよ実際に文献を挿入してみたいと思います。
※前回も書きましたが,「Windows7のパソコンで,Word2010を使って論文を書いている人が参考文献を挿入する場合」の例としてお付き合いいただければ幸いです。

まずは,本文中で文献を引用してみましょう!

前回,プラグインをインストールしたときに,「次にやることはWordを立ち上げてReferencesタブをクリックすることです」と教えてくれていました。その通りやってみます。
Wordを立ち上げると,Referencesタブはありませんが,「参考資料」タブがありますので多分これでしょう,とクリックしてみると,Mendeleyのツールバーができています。

「Insert Citation」 という項目にMendeleyのロゴが出ていて,プラグインがインストールできたんだなとちょっと安心しますね。
クリックすると,どの論文を引用するかの検索画面が出てきますので,論文タイトルなど検索語を入力してみましょう。
一文字入力するごとに,リアルタイムでヒットした文献リストの一覧が出てきます。




引用したい文献が見つかったらクリックして選びます。
すると,検索ボックスには選択した文献の情報が表示され,セミコロンの次に「Search for additional reference」の文字が。

もし,引用したい文献が1件だけならこれで「OK」をクリック,まだあるなら同じ手順を繰り返します。

できました!!

「参考文献タブ」をクリック→検索して論文を選ぶ
の2ステップなので,カンタンでしたね(^^)

ところで,雑誌によって「引用のスタイル」って違いますよね?
例えば今回の例では「著者名,カンマ,出版年」というスタイルで引用されていましたが,自分が投稿したい雑誌はそういうスタイルではないかもしれません。[1]など引用の番号だけ入れる,というスタイルの雑誌もありますものね。

次回は,そういった「スタイルの変更」をしてみましょう!

次の記事:はじめてのMendeley(23)引用文献のスタイルを変えてみよう

※「はじめてのMendeley」記事一覧は
「はじめてのMendeley」連載記事をまとめました
 からどうぞ!

(KY)

ラーニング・コモンズイベント(第4回)を開催しました。

9月19日(金)にLet's!海外留学をテーマに第4回ラーニング・コモンズイベントを開催しました。

試験やレポートが終わった人もまだ真っ最中の人もいる9月第3金曜日の夕方6時からということでしょうか?参加者は4名と少し寂しい人数でしたが、ディスカッションは賑やかに盛り上がっていました。

「トビタテ!留学JAPANプログラム」、海外に出て生き辛くならないための英会話力、適用トレーニングなどアドバイザーの坂田先生のお話は、今回もとても興味深いものでした。            K



2014年9月19日金曜日

毎日新聞に蔵本分館についての記事が掲載されました

昨日(2014年9月18日(木))の毎日新聞24面に,蔵本分館についての記事が掲載されました。

「情報通信技術を活用した最新設備」(記事より抜粋)が人気として,BIG PADの特色やグループ学習の様子が紹介されています。

取材に協力してくださった学生さん方,ありがとうございました。

昨日の新聞も1階新聞コーナーでご覧になれますので,興味を持たれた方はご一読いただければ幸いです。
(KY)
こちらからどうぞ

今月のいずみ号(2014年9月)

昨日(9月18日(木))は,市立図書館の移動図書館「いずみ号」の巡回日でした。
職員の方にお話を伺うと,学生さんらしき方も何人か来られ,本も借りていかれたとのことでした。
学内にも浸透してきているようで,嬉しいです。

ところで,今日はじめて気がついたのですが,車内のフロントガラスの上にかわいいキャラクターたちが!!

職員の方の手作りだそうで,「一年くらい前からですかね」とのこと。

それは失礼しました。私(職員KY)からは子ども心が失われているので気づくのにこんなに時間がかかりましたが,小さいお子さんたちのハートをわしづかみしているのでしょうね。

本以外にも色々楽しいいずみ号を,ぜひご利用ください!
次回は10月22日(水)です。

(KY)

2014年9月18日木曜日

My recommendations コーナーが盛況です。

ご覧ください。
1日で4冊も借りてもらえました!
今日は利用者が特に多い印象もないのですが。やはり、展示スペースを拡大したので目に留めてもらいやすくなったのでしょうか?
どの図書も、お忙しい中で先生方にお薦めコメントを寄せていただいているので、こうして「貸出中」札が並ぶのを見ると、嬉しい限りです。
POPのコメントを読んで「私も借りたいな」と思った方は、(返却予定日は10月初めですが)予約も受け付けていますので、どうぞカウンターまでお声掛けください。

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My Recommendations No.18 「医療詐欺―『先端医療』と『新薬』は、まず疑うのが正しい」

9/10のブログで、HBS総合診療歯科学分野教授 河野文昭先生のご推薦図書1冊目「論文捏造」をご紹介しましたが、今日はその2冊目、
「医療詐欺―『先端医療』と『新薬』は、まず疑うのが正しい」(上 昌広 / 講談社)
が入荷されましたのでお知らせします。



さっそく、河野先生が寄せてくださった書評をご紹介します。


 救急車のたらい回し,新薬承認の遅延,混合診療問題,医師不足,医療の地域格差など,日本の医療は多くの問題を抱えている。著者は,東大医科学研究所の教授で,医療を供給する立場から日本の医療の構造的な問題を提起している。本書は,読みやすく,提示されている内容は医療人として納得する部分も多いが,やや独善的な部分もあるように感じる。
 「医療詐欺」と非常にセンセーショナルなタイトルになっているが,著者は決して「先端医療」や「新薬」を否定しているものではない。厚生労働省,日本医師会,大学教授などが原子力ムラと同じように医療ムラを構成し,持ちつ持たれつの関係を築き,医療界を自分たちの利益を守るためにコントロールしていると述べている。
 製薬会社と御用学者,御用マスコミとの癒着や薬価の価格統制,ジェネリック薬品が普及しない理由など,医療界を巡る様々な問題を掘り下げ,現状を著者の考えから分析している。また,東北地方に新しい医学部が新設されることがニュースになったが,今よりもこれからが医師不足が深刻になることを著者は予想しており,その原因として,医師数は十分に足りていても高齢医師の増加によるアクティビティーの低下が新たな医師不足を引き起こす可能性や,欧米に比べて看護師等の数が少ないなど,医療職のオーバーワークと使命感による頑張りによって成り立っている現在の医療の危うさを示している。
 これらの医療崩壊の解決策の一つとして,著者は国や日本医師会が批判する混合診療の導入をあげている。混合診療とは,保険診療と専門性の高い自由診療を組み合わせ,後者を患者さんが負担する方法であるが,現在,日本ではこの方法は認められていない。航空業界のビジネスクラスの登場が航空業界の競争を活発にしたように,混合診療の制度を柔軟に導入することにより,医師間の競争を促し,質が高く,そして安全な医療が提供できるようになると述べている。
  医療崩壊の進む日本の医療を再生するヒントが本書には書かれているかもしれない。


 本書は今年7月に出版された比較的新しい図書なので、新聞などで見かけて気になっていたのに読みそびれている方は、ぜひこの機会に読んでみてください。


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2014年9月17日水曜日

ご意見への回答(7月,8月)をホームページに掲載しました

利用者の皆さまからいただきましたご意見への回答(2014年7月,8月)を,附属図書館ホームページに掲載しましたのでお知らせいたします。

ご意見への回答(2014年7月)
ご意見への回答(2014年8月)

7月は持ち込みパソコンとBIG PADとの接続について,ご意見をたくさんいただきました。
ご要望にお応えし,HDMI切替器をグループ学習室とミーティングルーム各室のBIG PADに設置しております。
どうぞご利用ください!

※2014年9月5日の記事「BIG PAD - HDMI切替器設置」 もご参考ください。


(KY)

先生に著書のご紹介文ををご寄稿いただきました!

先日ご紹介いたしましたHBS臨床薬剤学分野 准教授 川添和義先生の著書『図解漢方処方のトリセツ : 生薬の働きから読み解く』のご紹介文を図書館のメールマガジン「すだち」にご寄稿いただきました。ぜひご覧ください ↓

メールマガジン「すだち」(2014/09/17 No.116)
○教員の寄贈著書コーナー 


















また、こちらの図書は、現在蔵本分館 1階ホールに展示しています。
貸出できますので、どうぞご利用ください。

My Recommendations No.20 「放射線概論」

My recommendationsコーナーは、先生方のご協力によって展示図書数が増え、またジャンルも幅広くなってきました。入荷待ちを含め、今後も展示図書は増えていく予定です。展示スペースを拡大してご紹介していきますので、ぜひご覧いただければと思います。

そんな中、今日は久々に学生さんが推薦してくれた図書をご紹介します。

同コーナー初の保健学科、放射線技術科学専攻4年生のI.Nさんがお薦めしてくれたのは、「放射線概論」(柴田徳思編 / 通商産業研究社)です。
学生さんならではの実感がこもったお薦めコメントを書いてくれました。
I.Nさん、ありがとうございました! 

 第1種放射線取扱主任者試験を受ける方にお薦めの参考書です。この試験を受験する方向けに「マスターノート」という参考書もあります。図を用いてポイントが解説してあり、勉強のとっかかりには最適だと思います。しかし、主任者試験の過去問には「マスターノート」に載っていない問題も出てきます。それをこの「放射線概論」では掲載し、わかりやすく解説しています。最初は、本の厚さと文字の多さから、手を出すことをためらっていましたが、一度読むと、原理から理解でき、ためになる一冊だと感じました。主任者試験を受けられる方は、過去問を中心に勉強しながら、この参考書も手にとってみてください!!





 関心のある方は、どうぞ1階ロビーにお立ち寄りください。

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2014年9月16日火曜日

冷房期間が終了しました

昨日までの3連休は,お天気もまずまずで過ごしやすかったですね。

さて,徳島大学での冷房期間は9月15日までと定められておりますので,本日からは冷房が入っておりません。
 利用者の皆さまにおかれましては,扇風機を活用してお過ごしいただければと思います。

また,雨降りでない日は,朝の開館準備の際に職員が窓を開けておりますが,その後は皆さまご自身で窓の開閉をしてくださって構いません。ご協力をお願い致します。


定期メンテナンスのお知らせ

情報センターから定期メンテナンスの実施についてお知らせがありました。

蔵本分館2階マルチメディアルーム、グループ学習室にある教育用端末は下記時間利用できませんのでご注意ください。  
       記
9/19(金)22:00-23:00
9/24(水)21:00-24:00
9/25(木)21:00-24:00

2014年9月12日金曜日

新着図書案内

今日は日差しも弱く、若干肌寒いくらいですね。
長そでを羽織った学生さんもチラホラ見受けられました。
明日からの3連休は概ね晴れで気温も27~28度ということで、お出かけ日和になりそうですね。

ところで、今日は新着図書が58冊入荷されました!


さまざまなジャンルから数冊ずつ、といった顔ぶれになっています。
詳しい図書リストはこちらからご覧ください。

また、ブログでも随時ご紹介していますが、隣の「My Recommendations」コーナーにも展示図書が増えていますので、こちらにもどうぞお立ち寄りください。


2014年9月11日木曜日

ご意見への回答(暑さについて)

(ご意見)
暑いです。
(9月4日)

(回答)
徳島大学では9月15日まで冷房期間中であり,図書館でも冷房を入れております。
しかしながら,節電対策として,夏場の室内設定温度は28度とすることが求められております。暑いと感じられる時もあるかと思いますが,ご理解・ご協力をお願い致します。

なお,閲覧室内の温度計等をご参考のうえ,室内温度が28度以上になっているようでしたら,空調機の温度設定を調節いたしますので,お手数ですがご連絡ください。

ご意見への回答(よりすぐれたマナーアップを目指して)

(ご意見)
優れている人は夜の病棟を歩く時のように,音もさせずに勉強している人の横を通ります。
足音も図書館においてはマナーのうち,と分かっていることに感心します。
一度こういった観点で,マナーのさらなる向上運動をして質の高い医療人養成の場として完成度を高めてはいかがでしょうか。
(8月27日)

(回答)
この度はお褒めの言葉をありがとうございます。
2階閲覧室におきましてはご指摘のように非常に静かで,職員も本を返却する際に音を立てることに,気が引けることがしばしばあります。

それ以外の場所,例えばホール等では度を越して話に夢中になっている場合もありますので,周囲の迷惑にならないよう注意する等して,マナー向上を心がけてまいりたいと思います。

2014年9月10日水曜日

My Recommendations No.17 「論文捏造」

HBS総合診療歯科学分野教授 河野文昭先生が,ご推薦図書3冊の書評を寄せてくださりました。
河野先生,ありがとうございました。

今日は,そのうちの1冊「論文捏造」(村松秀 / 中央公論新社)の書評をご紹介します。



科学における不正行為は,実験データの改ざんや捏造,他人の論文のひょう窃等があり,論文捏造,改ざんの事件はあとを絶たない。ノバルチスの高血圧降圧剤ディオパンに関するデータ捏造事件,そして,理化学研究所のSTAP細胞に関する論文捏造事件が私たちの記憶に新しい。このようなことがあると,本人はもとより科学界全体の信用が失墜し,不正行為を働いた者はそのまま研究者として働くことは不可能に近い。

数多くの論文不正事件は,インターネットやマスコミによって世界中にリアルタイムで伝えられるが,2002年に起きたベル研究所のヘドリック・シェーン事件や2005年の韓国のファン・ウソク事件は世界で最も有名な論文不正事件である。これらに匹敵する研究不正としてこのままではSTAP細胞事件も認知されそうである。
 本書は,2002年に起きたベル研究所の科学者シェーンが作成した2000年から2001年にかけてサイエンスに発表した高温超伝導の10編の論文とネイチャーに発表した7編の論文が、後に捏造であることが判明し、全て撤回された事件を関係者の取材を基にまとめたものである。筆者は,NHKのディレクターであり,この事件を取材し,100名を超える関係者にインタビューを行い,2004年,2005年に2つのドキュメンタリー番組としてまとめられNHKから放送されたが,その時に紹介できなかった資料を加え,なぜ捏造を行ったのか,なぜ不正が見抜けなかったのか,本書にまとめている。本書を読むと週刊誌や新聞報道で話題となっているSTAP細胞事件と環境や状況が非常に酷似していて興味深く,面白い。シェーンは世界屈指のベル研究所に所属する研究者であり,共同研究者には超伝導で有名な研究者が名前を連ね,そして著名な研究者が彼を重用し,その加護の下に独走を許したこと,権威のある雑誌に論文が掲載されたなど共通点が多い。性善説に立った科学界にある科学者同士の暗黙の了解や信頼によって,長い間,研究所の同僚でさえ彼の論文のデータに疑問を持っていたにも関わらず,論文捏造が研究所内で続けられていた。本書には無名の若い科学者が論文捏造に手を染め,有名になって行く過程が描かれている。シェーン事件の深層を知るに連れ,研究倫理教育の必要性を痛感する。
 論文不正に対しては,様々な防止策が講じられている。しかし,依然として論文不正や間違いによる論文撤回は多い。研究者の置かれている環境が年々厳しくなってきていることや究極の悪しき成果主義の結果,このような論文捏造事件が起こるのではと感じた。 


本書は1階ロビーに展示していますので,関心のある方はぜひご覧ください。
また,ご推薦図書のあと2冊については現在注文中です。
入荷でき次第,順次お知らせさせていただきます。

2014年9月9日火曜日

授業サポートナビコーナー作業中です

8月12日の記事「<増設>授業サポートナビコーナー」にて,第1弾の増設をお知らせいたしましたが,現在第2弾を準備中です。
本もコーナーもだいぶ増えてきましたので,ここ数日は棚の入れ替えや整備をしています。

近日中に詳細をお知らせできるよう,鋭意努力中です。
ご期待ください!

2014年9月8日月曜日

My Recommendations No.16 「図解漢方処方のトリセツ」

HBS臨床薬剤学分野准教授の川添和義先生が、今月発刊されたばかりの自著「図解漢方処方のトリセツ」(川添和義 / じほう)をご寄贈くださり、紹介文を添えてくださりました。
川添先生、ありがとうございました。

さっそくご紹介します。

 漢方薬は現在9割以上の医師が処方経験を持っています。ただ,その使い方は添付文書を見るだけではよくわからないことが多く,薬剤師は服薬指導をする上で困ることが多いのです。時には間違った服薬指導で服薬アドヒアランスの低下を来したりします。これは,医師の処方意図が添付文書の効能・効果に圧縮され,必要な情報が十分に伝わらないからです。だから,薬剤師は漢方薬の添付文書には書かれていない「隠された」処方意図を読み取る必要があります。これには,まず処方の構造を知る必要があります。漢方薬は生薬からできているものですから,その生薬の働きを知ることは処方の働きを知ることにつながるわけです。
 薬学部では必ず『生薬学』を学びますが,その生薬を鍵として添付文書の「読み方」を知る「取扱説明書(トリセツ)」として作りました。生薬を「温」「冷」「補」「動」の4つの働きにまとめ,処方の中でどのような働きを演じているのかを病気の進行に沿ってわかりやすく図で示しています。薬学部の学生さんには,生薬を化学物質の集まりとしてではなく「薬」として知っていただくためにも役立つことと思います。医療系学生の漢方学習入門書としてはもちろん,現場の薬剤師の皆さんにも実用書として利用いただけるよう,既存の医療用漢方148処方すべてについてメーカー間での違いや服薬指導のポイントなどを紹介しています。

1階ロビーに展示中ですので、ぜひご覧ください。

2014年9月5日金曜日

BIG PAD - HDMI切替器設置

BIG PADネタが続いて、すみません。
グループ学習室、ミーティングルームにある各BIG PADに「HDMI切替装置」を設置しました。今までは、BIG PAD本体背面のHDMI接続口にHDMIケーブルを接続する必要があり不便でしたが、「HDMI切替器」を導入したことによって、HDMI接続がたいへん容易になりました。複数台(3台まで)の持ち込みノートPCの同時接続も可能となり、リモコンで接続(ポート)を切り替えることができ、利便性が向上しましたので、利用者(学生)の方々にどんどん利用してほしいと思います。「HDMI切替器」の設置は学生さんからの要望もあったので、小さなことですが実現できてとても良かったと思います。複数台のノートPCを接続して、リモコンで切り替えながら、プレゼンテーションやディスカッションを活溌に行なっていただけるかと思います。

少しだけ使い方。。。
HDMI切替器を利用する際には、
  1. POWER LEDが点灯しているか確認してください。POWER LEDが点灯していない時は、リモンの電源スイッチを押下して、ONにして下さい。
  2. PC1台のみ接続の場合は、前面の[INPUT1]にHDMIケーブルを接続してください。複数台のPCを接続する際には背面の[INPUT2],[INPUT3]にHDMIケーブルを接続して下さい。(PC3台まで接続可、ビデオカメラ等も接続可)
  3. リモコンでポート選択ボタンで接続ポート番号を選んで下さい。BIG PADにノートPCの画面が表示されます
  4. 利用終了の場合は、接続ポート4に切替えておいていただくとありがたいです。

わからない場合は、1Fカウンターに尋ねて下さい。(遠慮は要りません。)

通常はBIG PADのPCは4番ポートに接続しています。BIG PADのPCを利用する場合は4番ポートのLEDが点灯しているか確認して下さい。4番ポートのLEDが青く点灯していない場合は、リモコンで接続ポート4番を選択して下さい。

文章で書くと複雑に感じますが、利用すると直感で分かります。
取り敢えず、使ってみましょう!

左:HDMI切替器・右:リモコン























読み返すとやはりわかりづらい、的を得ないへたな文章ですね。(どうにかならないかなぁ)
カウンターで聞くのが一番てっとり速いということもあります。遠慮なく聞いて下さい。

HDMIについて意見をくれた学生'sさん、ありがとうございました。これからも、ICT関係の意見・提案をいただければありがたいです。共に先進的で良き図書館をめざしましょう!これからもよろしくお願いしす。

ラーニング・コモンズイベントを開催します。


海外留学に関心をお持ちのみなさん、
疑問や経験を共有しませんか。

アドバイザーに国際センターの坂田浩先生をお招きしています。「トビタテ!留学JAPAN」について詳しいお話をお伺いすることもできますので、ぜひご参加ください。

(トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラムのHPはこちら)
       ↓
https://tobitate.jasso.go.jp/

2014年9月4日木曜日

BIG PADとiPhoneを繋ごう!

定期的にグループ学習でミーティングルームを使っていただいている歯学部の学生さんに取材(ちょっと大げさ)させてもらいました。この学生さんは、iPhoneとBIG PADを繋いで画面共有して、上手くBIG PADを利用している方々です。iPhoneとBIG PADを接続して利用している学生さんは今のところあまりいないような気がします。こんな使い方をしている学生さんも居るということを紹介したくて、この学生さんに取材協力をしていただきました。iPhoneなら多くの学生さんが持っているのではないでしょうか。iPhoneをBIG PADに接続して、フル活用してみませんか。もちろん、HDMIとLighting間の変換アダプターはカウンターに言ってもらえば貸出します。(アダプターは1個しかないのですが。。)有線接続なので、接続方法はとても簡単です。iPhoneを使って、グループ学習するのもイイのではないでしょうか。一度トライしてみてください。下の写真はグループ学習が始まる前だったので、少しわかりづらいのですが、取り敢えずgoogleさんのWEBサイトを表示してもらったものです。そう言えば、AppleTVを使えば、無線LANを経由でBIGPADと画面共有(Air Play)ができることを宣伝すること忘れていました。(-。-;)


アナタのiPhoneの接続をお待ちしています。

アプリの反響(bodyxq cancer)

9月2日から始まった第28回テーマ展示「消化器系の癌」では,3つのアプリを日替わりで紹介しています。
昨日は癌細胞が増殖していく様子をCG動画で観察できるアプリ「bodyxq cancer」の番でした。
すると準備している段階から,さっそく学生さん達が「うわ,これ何だろう」と近づいてきました。

癌細胞が増殖していく様子をCGで見られるんですよ,名前が出ているところはタップすると説明も出ますよ,と一通りご説明。
しばらくは「すごい」「リアル」と盛り上がりながら拡大や回転をしていたのですが,そのうち「この赤いのは何だろう」という話題になりました。

確かに癌細胞の周りに赤いつぶつぶが散らばっています。
そして,白い綱のようなものを赤いつぶつぶが食べて(?)引きちぎっています。
"pac-man like"と説明に出ていますが,本当にそんな感じです(余談ですが最早パックマンを知らない方もおられるようで,職員KYは世代間ギャップを感じました)。
ここ読んでみますか,と皆であちこち説明を表示させてみたりしました。

結局,コラーゲン繊維をコラーゲン分解酵素が切断している感じを表現しているんですかね,ということで落ち着きました。

「酵素の種類までは書いてないなぁ」と話していた学生さん達,医学科の6年生だそうです。
国試の勉強に来たところです,とのこと。本も熱心に読んでくれていました。
お忙しいところご協力ありがとうございました。頑張ってくださいね!




2014年9月3日水曜日

文芸コーナーの本を入れ替えました

9月に入り朝晩は涼しくなりましたが,日中はまだまだ暑い日が続いていますね。
図書館では,文芸コーナーの本を25冊入れ替えました。
月に一度の恒例行事を楽しみにしてくださっている方もいるのか,入れ替えた後すぐに,本が借りられていました。

先月は私(職員KY)が小説をたくさん選びましたが,今月の担当によると,小説は読みたい本が決まっている場合も多いだろうから,小説以外の分野で「こんな本もあるんだ」と手に取ってほしい本を選んだそうです。

棚を見ると,なるほど「こんな本もあるんだ」と思う本がたくさん並んでいます。
よく見るとこんな本もありました。
この間飛行機に乗ったのですが,乗る前に読んでおけば機内も楽しかったかなぁと思います。

ぜひ一度お立ち寄りください!

文芸コーナー入れ替え図書リスト(2014年9月分)

2014年9月2日火曜日

新学期が始まっています。

蔵本分館の昨日の入館者数は1,242人でした。蔵本分館の座席数は454席なので、かなり混雑し始めています。先週末あたりから入館者が1,000人ちかくなり、朝早くから試験勉強のために入館する学生さんが多くなっていました。

昨年までは、9月1日から通常開館(8:30-21:00)としていましたが、学生さんから「夏休み期間中でも集中講義や試験、実習があるので8月お盆明けくらいから図書館をもっと遅くまで使いたい。」という要望があり、今年は、8月21日から通常開館しています。

(お願い)
時間ごとの正しい入館者数を把握できるように21時以降の時間外特別利用の際は、入館ゲートで、必ず、ひとりずつ学生証を読みとらせてください。

アプリでStudy!(Visual Anatomy Lite)

さて、最後にご紹介するアプリは、「Visual Anatomy Lite」です。こちらはiPad、iPhoneに対応しています。Androidでは「Visual Anatomy Free」が利用可能ですが、表示される画像の数などが若干異なります。詳しくは、各リンクからご確認ください。



3Dの高画質な画像から、身体の名称300点以上が学べる学習用アプリです。
無料版のため機能が限定されていますが、 一部の画像は回転させながら見ることができます。
身体の構造を立体的に捉えやすいので、イメージが湧きにくい方にはぜひ使っていただきたいアプリの1つです。

身体の名称は、クリックすると即座に説明文(英文のみ)とともに表示されますが、あえて表示オフモードにしてセルフチェックテストなどに活用することもできます。
学習中の分野や内容に合わせて、自分仕様の便利な使い方を見つけてもらえたらと思います。

ちなみに今日のテーマ展示コーナーでは、このアプリを紹介しています。
お時間がある方はぜひお立ち寄りください。

アプリでStudy!(bodyxq cancer)

2つ目にご紹介するアプリは、「bodyxq cancer」です。こちらはiPad、iPhone、Androidに対応しています。
癌細胞が増殖していく様子を、4ステージに分けてCG動画で見られるアプリです。


3D動画なので、気になる箇所を気になる角度から見ることができます。
各名称をクリックすると説明文も表示されます。
また、長い場合は早送りしながら見ることも可能です。

バリエーションは4つのステージのみで、「消化器系」の癌に特化したアプリではありませんが、3Dの動きがとてもスムーズで、ついついジッと見入ってしまいます。

本を使っての勉強に疲れたときに、ご覧になってみてはいかがでしょうか。

アプリでStudy!(肝硬変重症度Child分類・消化器癌進行度分類)

テーマ展示「消化器系の癌」に関連したアプリを3つご紹介します。いずれも無料アプリです。(価格は記事掲載当時のものです。購入時には必ず各自でご確認いただきますようお願いいたします。)

1つ目は 「肝硬変重症度Child分類・消化器癌進行度分類」です。こちらはiPhone iPad対応のアプリです。


以下の22の分類が、壁深達度などを選択するだけですぐに算出できます。

・肝硬変重症度Child分類
・肝癌進行度分類
・食道癌進行度分類
・胃癌進行度分類
・大腸癌進行度分類
・胆道癌進行度分類
・膵癌進行度分類
・リンパ節の名称
・MELDスコア
・肝障害度 Liver Damage
・AIH scoring 1999
・simplified AIH scoring
・急性膵炎重症度 2008
・MayoのPBC予後予測
・JIS score
・CLIP score
・Milan criteria
・CTCAE v4.0 日本語版
・Japan Alcoholic Hepatitis Score (JAS)
・薬物性肝障害診断基準
・FIB-4 index
・NAFIC score

学生さんだけでなく、日々診療に携わる方にも活用していただけるアプリです。
時間短縮のためのツールとして、ぜひ一度お試しください。