坂東先生,ありがとうございます。
『「高血圧放置のススメ」は“犯罪”です! : 死に至る合併症は今も密かに進行しています』
(坂東正章著 / ワニブックス)
では早速,コメントをご紹介します。
私は心臓血管外科医として24年間働きました。予定手術以外に急性大動脈解離、動脈瘤破裂、左室破裂など多彩な疾患に対応しました。自分達のチームが瀕死の患者さんを救命できることに誇りを持っていましたが、「なぜこの人達は血圧をきちと管理しなかったのだろう‥」という思いは常にありました。開業後は患者さんが循環器系疾患の手術に至らぬよう、注意して診療を続けています。しかし、生活習慣病に関してメディアの非常に無責任な報道が見られ、まさかと思っていましたが、当方に通う患者さんも影響を受け、手術適応に近い腹部大動脈瘤の人、強い頸動脈狭窄の人が薬を辞めて受診を中止してしまいました。週刊誌のみならず、無責任な医師の書籍を野放しにしておくことはできず、今回『高血圧放置のススメは犯罪です』という書籍を上梓しました。ご一読いただければ幸いです。
本日より,蔵本分館1階,My Recommendationsコーナーに展示していますので,ぜひ手に取ってご覧くださいね!
また坂東先生のご著書はこのほかにも,
『血圧は下げられる、降圧剤は止められる : 心臓血管外科医の高血圧管理術』
(蔵本2階生命科学閲覧室 493.25||Ba )
『坂東ハートクリニックの高血圧教室』
(蔵本2階生命科学閲覧室 493.25||Ba )
の2冊を所蔵しています。こちらにもコメントもいただいておりますので,興味のある方は併せてご覧ください。(2冊のコメントはこちら)
sm