昨日ご紹介した「iNST mobile」と比較すると,違いはこんな感じです。
(良い点)
・グラフが3種類あり,またグラフの増減を見ながら数量を変更できるため,視覚的にわかりやすい。
・オリジナルの栄養剤や品目を細かく成分指定しながら作成できる。
・複数の患者の記録を残せる。
(悪い点)
・電解質の情報がないため,輸液が組めない。
・登録済みの食事や経腸栄養剤の種類が少ない→自分で新規登録しなくてはならない。
それではアプリを使ってみましょう。
まずは基本的な患者情報を登録します。
複数の患者情報を管理できるので,新規登録したいときは,緑の枠で囲ったところをクリックし,+を押します。次は赤枠のボタンから詳細入力に進みます。
各項目をクリックすれば,数値をスクロール等で入力することができます。
このページが完全に埋まっていないと次に進めません。
また,最初に書きましたが,このアプリではオリジナルの栄養剤等のデータが細かい成分まで指定して作れます。
画面下部の「Nutrient」を押せば作成画面が出てきます。
さて,詳細情報の入力が終わったら,右上の「NST Plan」ボタンで下のような画面が出ます。
ここでは登録済みの品目が表示されるので,処方したい品目をクリックして数量を指定していきます。
このとき,数をスクロールすると下のグラフが連動するので,目標値にどれくらい近づいたのかが一目でわかります。
グラフのスムーズな動きが個人的にはおすすめポイントです。
ぜひ試してみてくださいね。
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