2014年12月17日水曜日

はじめてのMendeley(25) 好みの引用文献スタイルを見つけるには(2)

前回のはじめてのMendeley(24) 好みの引用文献スタイルを見つけるには(1) では,Visual CSL Editorというサービスで自分が必要としている引用文献と参考文献のスタイルを見つける,という方法を試してみました。

あらかじめ引用文献と参考文献のサンプルが例示されるので, 自分の使いたいスタイルにピッタリ合っていたらそのままSearchボタンでスタイル名を検索できるのですが,「なんだか違う」場合は例示されている部分を書き換えないといけません。

ちょっと実際にやってみましょう。


上の図は,あらかじめ入っているサンプルです。赤で囲った部分のBibliographyを書き換えてみます。
<変えたところ>
  • 著者名が”筆頭から7人...最終著者名”となっているのを”筆頭著者名 et al.”にする
  • 雑誌名が斜体になっているのを通常の書体に戻す

書き換えが終わったら,Searchボタンをクリックします。
下の”3. And we'll show you the closest matches.”のセクションに,スタイルの一覧が条件に近い順に表示されます。
完全に一致したものがあると下の画面のように「Perfect match!!」と出てくるので,「よかった(^^)」とにっこりしながらWordに戻ってこのスタイルを指定したらいい,ということになります。


ちょっと違っていても,置換などで対応できるレベルだったらそれを使う,という手もアリかと思いますが,どうにも我慢できない違いのものしか見つからなかった場合は,いよいよ自分でスタイルを編集する,ということになります。

次回は少し難しいかも?頑張りましょう!

(2016.3.18追記:この続きは「次の記事」ではなく「はじめてのMendeley(30) Visual CSL Editorで引用スタイルを編集 」をご覧ください。
また,「はじめてのMendeley(35) Mendeley CSL Editor利用ガイドのご紹介」もご参照ください。)

次の記事:はじめてのMendeley(26) 日本語の引用スタイルSIST02が追加されました

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(KY)