2014年5月30日金曜日

医療データマイニング - おすすめ本?

近年、新聞や雑誌などで「ビッグデータ」を解析して、新たな知見を見出し、会社経営に活かしましょうという記事をよく目にします。このブログでも、「R」を使って統計処理をしてみませんかという投稿を何回か行なっています。そして、必然的にデータマイニングにも興味を持っています。少し前のことですが、HBS研究部人類遺伝学の井本先生と「R」と統計学についてお話する機会がありました。その際、こんな本がありますよと紹介していただいた本が、今回紹介する「誰にでもわかる医療データマイニング-ビッグデータの活用-」です。この本は統計学やデータマイニング手法が、医療系分野でどのように応用されているか、されようとしているのかを具体的に概観出来る内容となっているようです。医学系図書館に勤めていて、統計処理に少し興味のある私も1冊購入して、ITと医療の関係を少し概観できるのかなぁーということで、読み始めています。学生のみなさんがいつも勉強している基礎医学や臨床医学・薬学などとは少し違った分野になりますが、統計学やデータマイニングの手法が医療分野にも役立つことがあるということを知るために、パラパラとページをめくって見るのも、新たな知見となるかもしれません。当面1Fホール新着コーナーに展示されるようです。気分転換の際に、どうぞ!