今回はちょっと視点を変えて,ReadcubeとMendeleyとを組み合わせた使い方をご紹介しましょう。
ReadCubeで論文を検索すると,中央に文献リスト,右側に各文献の書誌事項や抄録が出てきますね。
ここで便利なのは,PDFファイルのダウンロードボタンがついていて,無料の電子ジャーナルだけでなく大学で契約している電子ジャーナルもクリック1つでダウンロードできるということです。
(2016.2.29追記:職員KYのReadCubeは,いつからか下の画像のように”DOWNLOAD FROM WEB"というボタンに変わっていますが,機能は同じようです。
ReadCubeサポートページの記事”ReadCube Desktop Article Download Tips”もご参考ください)
PDFをダウンロードする前には,ダウンロード先のフォルダをMendeleyのファイルを保存しておく場所に指定しておきましょう。
左下の歯車の絵をクリックすると開くpreferences画面で設定できます。
PDFをダウンロードしMendeleyを開くと,その文献の情報が追加され,PDFファイルの名前もリネームされます。文献情報とPDFを同時にMendeleyに登録するという点において,MendeleyのWebインポーター機能より手間が少ないのではないでしょうか。
ReadCubeではPubMedが検索できるというのも,蔵本地区の皆さんにはアピールポイントですね。
前の記事: はじめてのMendeley(17)ファイルのリネーム
関連記事(1):はじめてのMendeley(14)Webインポーターを使ってみよう!
関連記事(2):はじめてのMendeley(15)Webインポーターを使ってみよう!(検索結果をまとめて登録編)
次の記事:はじめてのMendeley(19)医中誌Webからのダイレクトエクスポートが可能に!
※「はじめてのMendeley」記事一覧は
「はじめてのMendeley」連載記事をまとめました
からどうぞ!