2016年6月27日月曜日

アプリでStudy!(「あなたの街の熱中症予防」)

7月1日金曜日より第48回テーマ展示「夏の健康管理」が始まります。
いつものように,展示予定のアプリを一足早くご紹介しますね。

今回ご紹介するのは「あなたの街の熱中症予防」です。
(iPhone,iPad,Androidに対応した無料アプリです。価格は記事掲載当時のものですので,購入時に必ず各自でご確認ください)

※「あなたの街の熱中症予防」は2016年7月28日(木)午後3時でサービス提供終了とになりました。現在は利用できません。どうぞご了承ください。

あなたの街の熱中症予防」は,登録地点における「気温・湿度」や「熱中症危険度」を一目で確認することができるアプリです。
今年からは,より体感に近い推定地表面温度が表示されるようになりました。
アラート機能も備えており,設定した地点の熱中症危険度を,プッシュ通知で知らせてくれる「熱中症予防アラート」,3時間先までの降雨予報を約30分前に知らせてくれる「雨降りアラート」など,熱中症対策はもちろん,急な雨対策もこれでバッチリです。

まずアプリを開くと,トップページには「熱中症危険度」が太陽マークで表示されます。

この「熱中症危険度」は,厚生労働省が熱中症予防対策に活用している「暑さ指数(WBGT値)」を参考に, ドコモ環境センサーネットワークが収集した気温,湿度情報に基づいて算出した独自指数によるものです。
「暑さ指数(WBGT値)」とは,人間の熱バランスに大きな影響を与える,気温・湿度・輻射熱の3つの要素を取り入れた温度の指標のことで,乾球温度計・湿球温度計・黒球温度計を使って,屋外場合は下記の式で計算されます。単位が気温と同じ「℃」で示されるのですが,気温だけではなく,湿度が重要な指数になっています。

WBGT(℃) =0.7 × 湿球温度 + 0.2 × 黒球温度 + 0.1 × 乾球温度

ちなみにこの記事を書いた日は雨が降っており,気温も23℃と低かったのですが…

比較的涼しい日も意外なほど高い地表面温度。注意が必要ですね


















地表面温度を表示すると,道路(アスファルト)で33℃,グラウンド(土)でも29℃と,結構高いのです。熱中症を予防するには,気温ばかりではなく,地表面温度や暑さ指数(WBGT値)など,いろいろなデータを参考にすることが重要なわけですね。

そのほか,メニューをタップすると,雨雲マップ,声かけ(周囲の人たちと声をかけ合うことによって熱中症を予防しようというプロジェクトの一環で,アプリをダウンロードしている友達同士でメッセージを送ることができます),天気予報など様々な機能があります。(いずれもWebページで開きます)

「設定」からマイタウン・アラートなどが登録できます。メニューは白くまをタップすると現れます


















テーマ展示コーナーでお試しいただけますので,興味のある方はお気軽にタッチしてみてくださいね。

第48回テーマ展示「夏の健康管理」は,蔵本分館1階ホールで7月1日金曜日よりスタートです。
皆さんのご利用お待ちしています!
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