2015年9月30日水曜日

アプリでStudy! part1(「Orthodose」,「がん治療と食事 for iPhone」)

明日10月1日木曜日より,第41回テーマ展示「ホスピス緩和ケア」が始まります。
いつものように一足早く,展示予定のアプリを紹介する「アプリでStudy!」ですが,今回は展示予定のアプリが4つありますので,ブログでは2回に分けてのお届けとなります。

まずご紹介するのは「Orthodose」です。
(iPhone,iPad,Androidに対応した無料アプリです。価格は記事掲載当時のものですので,購入時に必ず各自でご確認ください)
疼痛管理に用いられるオピオイドの,レスキュードーズ,オピオイドローテーション時の用量換算ができるアプリです。
例えばレスキュードーズを計算する場合,オピオイドの1日総量を入力し,レスキュードーズに用いたいオピオイドを選択すると,推奨用量が表示されます。













このアプリで算出される値は,2013年4月までに発表された国際的科学論文,欧州緩和ケア学会推奨のEBM換算率などを参考に設定されたものですが,当然ながら,オピオイドの処方及びその後の経過確認は担当医の責任のもとで行われるものです。その点,ご留意ください。

2つ目にご紹介するのは「がん治療と食事 for iPhone」です。
(iPhone,iPadに対応した無料アプリです。価格は記事掲載当時のものですので,購入時に必ず各自でご確認ください)
こちらは以前にもご紹介したことがありますので,見覚えのある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
がん治療に伴う様々な症状につき,原因・対策などの解説と,症状に適した食事のレシピを紹介してくれるアプリです。

がん以外の病気の食事にも,参考になりそうです。












県立静岡がんセンターと大鵬薬品工業株式会社の共同研究から生まれた図書,「抗がん剤・放射線治療と食事のくふう」の一部をアプリ化したものです。
今回はもとになった図書もコーナーに展示してありますので,併せてご覧ください。

明日は,「アプリでStudy! part2」と題して,「肝硬変重症度Child分類・消化器癌進行度分類」と「もしも、がんが再発したら」の2つをご紹介する予定です。
引き続きこちらもチェックしてくださいね!
sm