2015年9月16日水曜日

はじめてのMendeley(33) グループ機能その2 作れるグループにはどんな種類があるの?

前回の「はじめてのMendeley(32) グループ機能その1 グループを作ってみよう」では,Mendeleyのウェブ版にログインして,新しいグループを作ってみましょうというお話でした。
(2015.9.24追記:グループの作成は,デスクトップ版でも同じように行えます。説明が足りず申し訳ありませんでした)
"Groups"タブの"Create a new group "ボタンをクリックでしたね
今回は,「グループの種類を選ぶ」というステップに進んでみたいと思います。
グループは下の図のように3種類の中から選ぶようになっています。
どのグループも,コメントを書き込んでやり取りすることができます。
Mendeleyの特徴の一つである,ソーシャルネットワーク機能ですね。
その範囲がグループの種類によって違う,ということになります。

一番上のPrivateグループは,招待されたメンバーのみ閲覧や投稿ができます。
関係者以外には公開したくない場合は,このグループがよいでしょう。
また,文献リストやコメントだけでなく,PDFファイルそのもの,そして書き込んだハイライトや注釈の共有も可能なのが,Privateグループのよいところですね。
(他の2つのグループはPDFの共有はできません)。

では一体何人招待できるか,というのも気になるところですね。
機関版を導入していれば25人まで招待できますが,無料版の場合は3人までになります。
また,作成できるグループは無料版では1,機関版は無制限となっています。

真ん中はInvite-onlyグループです。
先に書いたように,PDFの共有はできませんので,文献リストやコメントを閲覧したり投稿したりして共有するというグループになります。
そして,閲覧は誰でもできますが,文献の追加は招待されたメンバーだけになります(無料版の場合3人まで)。
研究成果や文献リストを公開するのに適しているのではないでしょうか。

一番下のOpenグループは,その名のとおりオープンなディスカッションをするのに向いています。
閲覧も投稿も,人数制限はありません。
グループに参加すると投稿ができます。そして他の2つのグループと違い,招待されなくても参加ができます。
次回はグループを探したり参加したりする方法を,簡単に確認してみたいと思います。

次の記事:はじめてのMendeley(34) グループ機能その3 オープンなグループに参加したい!  

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(KY)