2014年5月30日金曜日

医療データマイニング - おすすめ本?

近年、新聞や雑誌などで「ビッグデータ」を解析して、新たな知見を見出し、会社経営に活かしましょうという記事をよく目にします。このブログでも、「R」を使って統計処理をしてみませんかという投稿を何回か行なっています。そして、必然的にデータマイニングにも興味を持っています。少し前のことですが、HBS研究部人類遺伝学の井本先生と「R」と統計学についてお話する機会がありました。その際、こんな本がありますよと紹介していただいた本が、今回紹介する「誰にでもわかる医療データマイニング-ビッグデータの活用-」です。この本は統計学やデータマイニング手法が、医療系分野でどのように応用されているか、されようとしているのかを具体的に概観出来る内容となっているようです。医学系図書館に勤めていて、統計処理に少し興味のある私も1冊購入して、ITと医療の関係を少し概観できるのかなぁーということで、読み始めています。学生のみなさんがいつも勉強している基礎医学や臨床医学・薬学などとは少し違った分野になりますが、統計学やデータマイニングの手法が医療分野にも役立つことがあるということを知るために、パラパラとページをめくって見るのも、新たな知見となるかもしれません。当面1Fホール新着コーナーに展示されるようです。気分転換の際に、どうぞ!




2014年5月29日木曜日

My Recommendations No.8,9 「シグナル伝達:生命システムの情報ネットワーク」「ウィーバー分子生物学」

試験も一段落したタイミングで、学生さんによるお薦め図書コーナー「My Recommendations」の第2弾を展示しました。
今日は、歯学部4年H.I. さんがお薦めしてくれた2冊をご紹介します。H.Iさん、ありがとうございました!



「教科書より少しハイレベルな図書を意識して選びました」とのことなので、生理学・生化学の基礎を学んだ学生さんで、もう1歩踏み込んで勉強したい方は参考にしてみてはいかがでしょうか。

 H.I.さんが書いてくれたコメントをPOPにして展示していますが、その内容をブログでもご紹介します。↓

「ウィーバー分子生物学 第4版」( Robert F. Weaber / 化学同人)
生理学、生化学を学んできた初学者が分子生物学を理解するための助けとなる一冊です。
分子生物学を少し深く理解したいと思うならば、ちょうど良い本で、基本的な内容を含みながら、分子生物学の奥深さを理解できるお薦めの本です。 

「シグナル伝達:生命システムの情報ネットワーク 第2版」(B. D. Gomperts / メディカルサイエンスインターナショナル)
生理学、生化学などの基礎科目を学んできた人が、生命科学を深く理解するさらなる一冊となる本です。細胞同士や細胞内でどのように情報が伝達され、反応していくかを理解でき、分子生物学的に細胞を探求できる本です。



1階ロビーに展示していますので、どうぞご覧ください!

文芸コーナーの図書を入れ替えました(6月分)

5月も終わりが近づいてまいりました。
昨日に引き続き今日も暑くなりそうですね。

一足早く、蔵本文芸コーナー6月分の図書を入れ替えました。
ベストセラー作家のあの本、話題の映画のノベライズなどの読み物のほか、
イスラムやヨーロッパを旅した気分になれるかもしれない、ちょっと変わった
旅行記などを集めてみました。

ところで文芸コーナー中央に展示中の『猫色ケミストリー』、著者は徳島県
のご出身だそうですよ。
興味のある方、猫好きな方はぜひどうぞ!

















文芸コーナー図書リスト(6月分)


関連記事:文芸コーナーの図書を入れ替えました(2月分)

2014年5月28日水曜日

文献検索講習会(応用3)

文献検索講習会もいよいよ最終ステージ,応用3が今日から始まりました。

  • 自分の入力したキーワードが,PubMedではどのように変換され検索しているか
  • MeSHとは何か,使うとどのような利点があるか
  • EBMを重視した検索のために,Clinical Queriesというメニューを使う方法
このような内容を中心に実習形式で講習を行います。
今日は16名の方にご参加いただきました。ありがとうございました。

応用3は6月3日(火)16:30からも同じ内容で行います。
講習会申込ページはこちら↓
http://www.lib.tokushima-u.ac.jp/news/news14/2014050701.html

飛び入り参加も歓迎しますので,ぜひご参加ください!

2014年5月27日火曜日

新着図書のご案内「歯科医師のための医学ハンドブック」

今日は、歯界展望別冊「歯科医師のための医学ハンドブック」(医歯薬出版)
を入荷しましたのでお知らせします。

本学で医学・歯学の教育・診療に携わる先生方が執筆し、吉本勝彦先生・赤池雅史先生・苛原稔先生・市川哲雄先生が編集された図書で、学生や研修医の皆さんにもぜひ読んでいただきたい一冊です。
1階ロビー中央に展示していますので、どうぞご覧ください!                        

BIGPAD - 「タッチディスプレイリンク」を iPad、iPhoneで試してみよう

いつもBIGPADの利用ありがとうございます。これまで学生の皆さんへ(特にBIGPADユーザ)十分お伝えできていなかったのですが、BIGPADに「タッチディスプレイリンク<ミーティング支援ソフト>というソフトがインストールされていることに気が付かなかった方が多いのではないかと思います。このソフトは、使いようによっては便利なツールとして利用できそうなので、一度試していただきたいいと思っています。蔵本分館を利用する学生さんはiPhoneやiPadを携帯している方がとても多いのでぜひ「タッチディスプレイリンク」を利用してほしいと願っています。
主にどんなことができるか、ご紹介します。

(1)BIGPADの画面共有
(2)BIGPADとiPAD、iPhone間のファイルの送受信(無線を使ってのファイル転送)
  *USBメモリを介して、BIGPADへファイルをコピーして利用していただいていたのですが、
    直接無線を介してファイルをBIGPADへコピーすることが出来るようになります。
(3)iPad,iPhoneからBIGPADの画面を操作

紹介したい他の機能もあるのですが、これらの機能を使いこなすことで、かなり便利にBIGPADをつかうことが出来ると思っています。ぜひ、トライしてみてください。わからないことは聞いて下さいといいたいところですが、私も十分に使いこなしているわけではないので、スマートな説明が出来るかどうか不安ですが、学生の皆さんと供にBIGPADを使いこなしていきたいと思っています。
利用するためには、iPad、iPhoneに「タッチディスプレイリンク」というアプリをダウンロードして、インストールする必要があります。使ってみよーと思う方は「タッチディスプレイリンク」のアプリをインストールしておいてください。あとは、図書館で「タッチディスプレイリンク」を使いたいとカウンターに申し出てください。簡単な説明をしたいと思います。追って、このブログで、「タッチディスプレイリンク」の使い方は説明していきますので、よろしく、お願いします。

では、「タッチディスプレイリンク」をiPad、iPhoneにインストールしてみましょう!


授業で「文献の探し方」

今日は,看護学専攻2年生の授業にお伺いして,文献の探し方について説明する機会をいただきました。

内容は文献検索講習会の入門編をベースにし,文献を検索するためのコツや,検索結果から本文にたどり着くまでのプロセスを中心に説明しました。

文献を上手に探して,より質の高いレポート作成のために活用していただければと思います。

このように,図書館ではご要望に応じて講習会や文献探しの方法についての説明を行っています。
図書館に来ていただくだけでなく,今回のように授業にお伺いすることもいたしますし,授業の一部で説明するということもしております(今回はグループワーク発表の後の20分で説明させていただきました)。

もし,学生さんに対して「文献を探せているのだろうか」「もう少し網羅的に探せないのだろうか」などご心配がありましたら,お気軽にご相談ください。
お待ちしております。

2014年5月26日月曜日

新着図書図書案内 - 20140526

今年度に入っての購入図書・寄贈図書のリストです。ご一覧いただければと思います。
ご興味のある本がありましたら、蔵本分館でご覧ください。主に授業サポートナビ及びテーマ展示用に購入した図書となっています。報告書類は1F南書庫に配架されています。
詳しい所在はOPACでお調べください。今年もこのブログで新着図書の案内をしていきたいと思いますので、時々アクセスしてみてください。読みたい本や調べたいことに役立つ本がリストアップされているかもしれません。

新着図書リスト - 20140526




講習会参加者のみなさま

文献検索講習会「海外文献の探し方(基礎編)」では、PubMedの検索と合せて電子ジャーナルの本文を開いてみたり、Journal Citation Reportsでカテゴリー内の雑誌のインパクトファクターを検索してみる実習をおこなっています。

学術雑誌の評価として有名なJournal Citation Reportsの実習は、次のような感じで進めていきます。
①「学内のネットワークからの利用なのでSign Inせずに、Continueして開始します。」
②「すべてのカテゴリについて表示されたオレンジの丸がたくさん出てくるグラフエリアでなく、左側のメニュー(条件設定エリア)のところをご覧になって、Select Categoriesバーをクリックしてポップ画面を出し、ALLERGYにチェックし、Submitボタンをクリックします。
(するとAllergyと書かれたオレンジの円がヒューと現れてきます。その下の検索結果表示エリアには#Journal数などが表示されています。)」
③「#Journalの数字をクリックするとAllergyの分野の雑誌がインパクトファクターの高い順に画面下半分(結果表示エリア)に並び、画面の上半分(グラフエリア)には、大小のオレンジの円で表された雑誌が毬のように表示されてきます。円の大きさは、インパクトファクターの大きさを表し、線の太さは、引用や関連を表しています。」

「詳しくは、専任の講師を招いて7月に開催するWeb of Scienceの講習会で。」

とさらっと説明する予定だったのですが、参加者のPCでは、グラフエリアが表示されなかったり、結果表示エリアが表示されなかったりと予定通りさらっとは行きませんでした。

原因を調査中ですが、ノートパソコンや職員用のパソコンではできていたので、IEのバージョンが違っていたためでないかと思われます。(教育用パソコンでもクロームでやってみるとできました。)

ご参加いただいた皆様にこのことをお伝えできなかったので、ブログで書かせてもらいました。
(これからは事前に参加者と同じ環境で確認しておこうと反省しています)












*蔵本分館内の利用者用PCのIEのバージョンが8なので、それが原因で上手く動かないようです。
 図書館職員が業務で使っているIEバージョン11では正常に動きます。もうIE8は少し古い
ようですね。Firefox,Chromeは正常に動いていました。マイクロソフトさんもWEBページで下記のようにアナウンスしているようです。

2014年5月23日金曜日

レポート:昨夜(時間外)の図書館

昨夜(5月22日)、所用で少し遅くなったので、2Fの様子を伺って見ました。なかなかの混み具合でした。中央閲覧室、生命科学閲覧室もほぼ約8割方利用されていました。学生さんに聞いて見ると、明日テストがあるとのこと。遠目からマルチメディアルームの混み具合を1枚写真に収めましたので、レポートします。各自、頑張って勉強をしているようでした。これがアクティブ・ラーニングの真髄!皆さん良い成績とれたのかなぁー!


2Fマルチメディアルームの様子です。(22:45頃)



2014年5月22日木曜日

文献検索講習会(応用編2)PubMedにはどこからアクセスしますか?

本日から文献検索講習会(応用編2)が始まりました。
応用編2では海外文献基礎編と題し,主にPubMedの基本的な検索について実習を交えて説明します。

今日は14名の方にご参加いただきました。ありがとうございました。
いつもそうなのですが皆さん非常に熱心に実習してくださり,こちらも身の引き締まる思いで説明しています。

ところで,案外知らない方も多いのでぜひ知っておいてほしいポイントを1つ。

PubMedはインターネット上の無料データベースですので, GoogleなどのサーチエンジンでPubMedを検索し,PubMedのトップページに行っている方も多いと思います。

学外で検索する場合はこれで問題ありません。

が,学内でPubMedを検索する場合は,図書館のホームページにあるPubMedへのリンクをご利用ください。
なぜでしょう?ちょっと説明させてください。

文献集めにおいては,文献の検索がゴールではないですよね。
検索結果を見て,文献の本文までたどり着かないといけません。
そのためには,本文が電子ジャーナルで読めるか,冊子体が図書館にあるかを調べる必要があります。
ここで重要になってくるのが,「徳島大学FullText」と書かれてあるアイコンです。







このアイコンをクリックすると,徳島大学で読むことのできる電子ジャーナルを調べられるWebページへジャンプします。
そして電子ジャーナルがあればリンクを張ってくれています。
なければ,次のステップとして,図書館の蔵書検索ページ へのリンクが用意されていますので,冊子体があるかどうかを,ページを切り替えることなくスムーズに調べられます。

便利ですので講習会でも「タヌキのアイコン(イラストが図書館キャラのタヌキーナ先生です)」を連呼するのですが,このアイコンが出てくるのは学内で図書館ホームページからPubMedにアクセスした場合だけなのです。

知っていると知らないとでは文献集めのプロセスが全然違いますので,このことをお伝え出来るだけでも講習会をする意味があるかなと思っています。

もちろん!他にも色々な情報が講習会では満載です。
明日と来週月曜日も同じ内容で行いますので,ご興味のある方はぜひどうぞ!

文献検索講習会申込ページはこちら
http://www.lib.tokushima-u.ac.jp/news/news14/2014050701.html

2014年5月21日水曜日

BIG PADのこんな使い方(電子黒板機能)

今日はミーティングルーム1で勉強会をしているグループに取材させてもらいました。
栄養学科の学生さんで,勉強会に普段からよくBIG PADを使っているそうです。

色々話をしていて「電子黒板はお使いだと思いますが」といつもの枕言葉を言うと,
「え?!使ったことないです」とのお返事。
どうやら今まではパソコン機能を使って勉強会をされていたようです。

ではさっそく,というわけでホワイトボード機能と透明ボード機能を簡単に説明しました。

「ホワイトボード機能」
  • ホワイトボードにペンソフトで書き込みができます
  • パワーポイントなどの資料を呼び出して,その上に書き込みすることもできます
  • ボードは99ページまで作れます 
  • 書いたものを保存できます

「透明ボード機能」 
BIG PADの画面上に書き込みができます。
→インターネットの画面に書き込みをする,なんてことも!






学生さん達からは「すごい」「使える」という驚きの声があがっていました。 活用の幅を広げて勉強に役立ててもらえたら嬉しいです。

※本当はタッチディスプレイリンクの宣伝にお伺いしたのですが,ソフトが不調で申し訳ありませんでした。でも非常に興味を持ってくれていたのでうれしかったです。次の機会にはぜひ「使える」具合を実感していただけたらと思います。

*ソフトが不調と思ったのですが、図書館運営員会開催のため、ミーティングルーム1,2の間仕切りとった際、それぞれの部屋のワイヤレスキーボードとマウスが入れ違いになったようです。
思わね原因でした。(2015/05/23記)

2014年5月20日火曜日

文献検索講習会(応用編1)

5月13日から始まりました文献検索講習会,昨日と今日は応用編1を行いました。
応用編1は医中誌Webの実習が中心です。2日間で24名の方にご参加いただきました。
主な内容を紹介します。
  • 検索結果を文献の種類や発行年など色々な条件で絞込む方法
  • 検索結果に表示されるリンクアイコンを使って,自分の読みたい文献の本文までたどりつくことができるか確認する方法
  • 履歴検索を使って, 検索語を検討・再利用しながら試行錯誤する方法
  • 「シソーラス」という医中誌Web特有の仕組みを理解し,参照しながら文献を検索する方法
  • シソーラスの副標目を使って,検索語間の関係を指定した検索方法
  • うまく結果が出ない時に,キーワードを変えて再トライしてみる重要性
  • 読みたい文献が決まっている時・文献情報の一部しか分からない時に使う「書誌確認画面」
  • 検索結果を文献リストの形で保存する方法 
貴重な時間を割いて講習会に来ていただいていますので,少しでも「来てよかった」「役に立った」と思っていただける内容を,と考えてメニュー作りをしています。
皆さん熱心に手を動かし説明を聴いてくれていました。

あさって22日(木)からは,応用編2と題しPubMedを中心とした海外文献検索の講習会を行います。席はだいぶ埋まってきましたが,どの回もあと5名~10名はお申込み可能ですので,ご興味のあるかたはぜひ
http://www.lib.tokushima-u.ac.jp/news/news14/2014050701.html
からお申込みください。

また,日程が合わない方への個別講習会も随時受け付けていますので,カウンターまたは
klib@lib.tokushima-u.ac.jpまでお気軽にご相談ください。

2014年5月19日月曜日

新着図書案内「対話集 原田正純の遺言」


4/17のブログに、吉本勝彦先生にお書きいただいた「四大公害病」の書評を掲載しました。
今日は、その中で参考図書の1つとして挙げられている「対話集 原田正純の遺言」(朝日新聞西部本社編集 岩波書店)を入荷できましたのでお知らせします。
原田正純医師と、水俣病患者やその家族のほか、公害や労働災害問題にかかわる人々15人との対話をまとめた書です。
1階ロビーに展示していますので、ぜひご覧ください。

2014年5月16日金曜日

警察の方による災害本部設置訓練

今日は、徳島西警察署の方が災害本部の設置訓練に来られました。
徳島西警察署が地震で倒壊した場合は、蔵本分館のミーティングルームと北学習室が拠点になるそうです。
発電機を作動させたり、無線のテストをしたり…。個人・組織に関わらず、いざという時の備えをしておくことがやはり大切だと、改めて感じたのでした。

 

2014年5月15日木曜日

BIG PADのこんな使い方(実習の報告書づくり)

今日はBIG PADを使ってパワーポイントの資料を作成していた保健学科4年生のグループにインタビューさせてもらいました。

「今日は何を作っているのですか?」
「保健所に実習に行っていたので,その報告資料を作っています」

「皆さん同じ所に行かれたのですか?」
「はい,学外へは5日間行っていました」

「(見出しだけのスライドがありますが)ここを埋めていかないといけないんですね」
「そうなんです,明日提出なので」

それは大変,おじゃましました,と言いながらも写真を撮らせてもらいました。ありがとうございました。

BIG PADの画面を見ながら皆で意見を出し合い,ワイヤレスキーボードを使って1人が資料をどんどん作成・修正していくというスタイルで,着々と資料作りが進んでいるようでした。
頑張ってくださいね!

アプリでStudy!(Note Anytime Lite)(Penultimate)

第24回テーマ展示「研究倫理とレポート・論文の書き方」に関連して、手書きノートが作成できるアプリを2種類ご紹介します。
1つは「Note Anytime Lite」です。こちらは iPhone、iPad、Android対応の無料アプリです。 (※アプリの価格は記事掲載当時のものです。購入時は必ずご自身で確認をお願いします)。

ペンの色や太さを選べるのはもちろん、回転、コピペ、テキストボックスの挿入もできます。
また、写真やwebページ画像の取り込んで直接書き込めるほか、出来上がったノートをメールやSNSで送信できるのも魅力です。
特に注目していただきたいのは、デジタルキャビネットという無料登録ツールです。
これを使えば、どの端末からもデータを閲覧・書き込みできるので、皆でわざわざ集まらなくても、各々が好きなようにノートに手を加えられます。

上手に使いこなせば、こんなノートが書けるそうです?!
私の技量ではこのレベルに到達するまで時間がかかりそうですが…。
皆さん、テーマ展示コーナーでぜひ試してみてください。

2つめは、「Penultimate」です。こちらは iPadのみ対応の無料アプリになります。 (※アプリの価格は記事掲載当時のものです。購入時は必ずご自身で確認をお願いします)。

使い方はほぼ同じですが、基本的なツールに絞っている分、より簡単に使いこなせます。
「手書きの図やメモを保存したい」など、シンプルな使い方に限定される方は、こちらをダウンロードしてみてはいかがでしょうか。 ただし、対応機種はiPadのみですのでご了承ください。

ご意見への回答(コピー機)

(ご意見)
2階にもコピー機をおいて下さい。
(4月)

(回答)
ご意見ありがとうございます。
検討したいところですが、コピー機を増やすことは、コピー機の契約の問題や利用状況、設置スペースから現状では難しいです。
ご不便をおかけしますが、ご理解いただき、1階複写コーナーで著作権を守って、ご利用ください。

ご意見への回答(マナー)

(ご意見)
・私語をつつしんでもらいたい。
・マナーの悪い人に迷惑しています。勉強しているわけではなく友だち同士で話をして、パソコンでは、あそびの画面で話をしています。注意もできないし…。大切な時間をつかっているのでマナーを守ってほしい。
(4月)

(回答)
ご意見ありがとうございます。                                         静かに利用してくださいというマークを各所に掲示しているのですが,そのような方はマークを見ていない,または見ても気にしない方が多いです。マナーを守っていない方がいた時は、職員から注意いたしますので,お手数ですがカウンターまでお知らせください。


ご意見への回答(学習室)

(ご意見)
北学習室や南学習室などの名前がわかりにくい。
わかりやすいキャッチーな名前をつけてほしい。
(4月)

(回答)
ご意見ありがとうございます。
北学習室や南学習室の部屋の名前については、方角と利用内容が分かるようにつけています。
今後検討いたしますが、すぐに変えることは難しいです。                       
よい名前があれば職員までお知らせください。



2014年5月14日水曜日

新着図書のご案内 [テーマ展示]

テーマ展示「研究倫理とレポート・論文の書き方」が始まって3日目。早くも本を借りてくださる方もいて、嬉しい限りです。
今日は、同コーナーに新たな本が5冊加わりましたのでお知らせします。
内訳は、
・当館既存図書の改訂版3冊(「流れがわかる学会発表・論文作成How To」「 ラボノートの書き方」「 論文の教室」)
と、
・研究倫理がテーマの当館新規図書2冊(「科学を志す人びとへ」「科学者の発表倫理」)
になっています。
ますます充実したコーナーに、どうぞ足を運んでみてくださいね。

テーマ展示の反響(第24回「研究倫理とレポート・論文の書き方」)

今週月曜日から開催中の第24回テーマ展示「研究倫理とレポート・論文の書き方」はありがたいことに好評で,本を手に取ってくれている姿をよく見かけます。

今日はフレッシュな感じの学生さん達が熱心に読んでいる場面に遭遇しました。

「どうですか?このテーマ」

「レポートとか書くのに気になっていたのでちょうどよかったです」
「ためになりそうです」

それはよかった。「新しい本も入りますのでまた見に来て下さいね」 と宣伝して写真を撮らせてもらいました。
ちょっとはにかまれている様子,分かりますでしょうか。

ご協力ありがとうございました。 これからも図書館をどんどん使ってくださいね。

ところで,今回の展示資料リストがアップされましたのでご紹介します。
こちらからどうぞ↓
http://www.lib.tokushima-u.ac.jp/news/news14/pdf/2014051301.pdf

関連記事:「第24回テーマ展示「研究倫理とレポート・論文の書き方

2014年5月13日火曜日

文献検索講習会が始まりました

いよいよ本日より文献検索講習会が始まりました!

今週は文献を入手するまでの大まかな流れを説明する入門編です。
今日はさっそく9名の方にご参加いただきました。ありがとうございました。

入門編は明日5/14(水)16:30~17:00,あさって5/15(木) 14:30~15:00も同じ内容で行います。
まだ間に合いますので,お申込みお待ちしています。

また,来週からの応用編では,各データベースの使い方,使いこなし方について説明しますので,こちらもご期待ください。

詳しい日程の確認やお申込みは
http://www.lib.tokushima-u.ac.jp/news/news14/2014050701.html
からどうぞ!

たくさんの方にご参加いただきたいのですが,なにぶん限られた日程ですので都合が合わない方もいらっしゃるかと思います。

その場合は別途講習会を行いますので
klib@lib.tokushima-u.ac.jp
までご相談ください。ご希望の日時に合わせて講習いたします。
お一人でも,グループでもOKです!

2014年5月12日月曜日

第24回テーマ展示「研究倫理とレポート・論文の書き方」

本日より1階中央のテーマ展示コーナーにて、第24回テーマ展示「研究倫理とレポート・論文の書き方」を開催しています。

今回は、HBS統合生理学分野教授でStudent Labを統括されている勢井宏義先生に監修していただきました。
勢井先生、ご協力ありがとうございました。

学生の皆さん、レポートや論文を書く際のコツやNG事項は身についていますか?記述内容は言うまでもありませんが、形式や表現方法が優れている文章は、読み手の印象や評価にも好影響を与えます。今回はそういったテクニックが身につく図書を集めてみました。
中でも注目していただきたいのは、「研究倫理」に関する図書です。昨今問題になっている実験ノートのように、「研究倫理に適った形式」で文章を書くことの重要性が一層高まってきています。しかし、研究倫理に適うデータの扱い方や引用の仕方を一から学ぶ機会は、そう多くないのが現状です。
誤った自己流に陥る前に、研究倫理を踏まえた「正しく」「上手な」書き方を確認してみませんか?
今回のテーマ展示用に新しい図書も多数入荷予定ですので、ぜひチェックしてみてくださいね!
なお,勢井先生が統括されている Student LabのWebページ
http://www.tokushima-u.ac.jp/scme/student/
では,Student Labの概要が

「Student Labとは、徳島大学医学部に設置された徳島大学医学部学生専用の基礎医学実験室のことです。でも、Student Labの本当の姿は、単なる実験室にとどまらず、医学部や疾患酵素学研究センター、疾患ゲノム研究センターなど、すべての分野が学生さんをサポートするバーチャルな研究室で、学生さんの研究心・研究力を育成・強化するための大プロジェクト」

と紹介されています。最先端の研究に触れ,研究力を身につけることに興味のある学生さんは,ぜひ積極的にアプローチしてみてくださいね。
 
またiPadでは、自学自習に活用できる手書きノート作成アプリ「Note Anytime」と「Penultimate」をご紹介しています。こちらもご自由にお試しください。アプリの詳細はまた追ってご案内します。

MeSHとEurope PubMed Central(Europe PMC)に関する新しい話題

先週,”カレントアウェアネス・ポータル”という,図書館界や図書館情報学に関する最新情報を提供する国立国会図書館のサイトを読んでいると,こんな記事が掲載されていました。

Europe PMC、WHOの参加を発表(2014年5月2日の記事)
米国国立医学図書館(NLM)、“MeSH on Demand”を公開(2014年5月7日の記事)

前者は,「WHOがオープンアクセスリポジトリヨーロッパPubMed Centralの(ヨーロッパPMC)のメンバーになることを発表した
という話題

後者は,「10000文字までの文章を入力すると,その内容に合ったMeSH(PubMedでも使われている,論文に付けられるキーワード用語です)を紹介してくれる"MeSH on Demand"が米国国立医学図書館(NLM)によって公開された」という話題です。

WHOのほうは,2014年7月1日から適用される新しいオープンアクセス方針の実施に向けて準備中だそうですので,"MeSH on Demand"を試してみました。
下の画面がMeSH on Demandのトップページです。
http://ii.nlm.nih.gov/Interactive/MeSHonDemand.shtml

MeSH on Demandのトップページ

白くて大きな入力ボックスに文章を入れて検索すると,関連するMeSHが下の方に出てきます。

NLM Technical Bulletin 2014/5/5付けのMeSH on Demandの解説記事
「MeSH on Demand Tool: An Easy Way to Identify Relevant MeSH Terms」
では,”Wouldn’t it be great if you could find MeSH terms directly from your text such as an abstract or grant summary?”
と書かれているので,一からキーワードを考えるのでなく,抄録やグラントサマリーのような文章からキーワードをおススメして検索に役立ててもらおうということのようです。

PubMedでは,MEDLINEに登録される文献にはMeSHが付いていますので,気に入った文献に付けられているMeSHをキーワード選びの参考にする,というのは検索でよく使われる方法の一つです。
それとはちょっと角度を変えて,自由文からキーワードを考えるという新しい試みのようです。

ところで,明日13日(火)から文献検索講習会が始まりますね。
この記事を読んでMeSHに興味を持った方,知っているけどスキルアップしたい方は,
 5月28日(水) 16:30 ~ 17:30
または
 6月3日 (火) 16:30 ~ 17:30
応用編3にてMeSHを使った検索についても説明しますので,ぜひご参加ください!

※申込はこちらからどうぞ↓
http://www.lib.tokushima-u.ac.jp/news/news14/2014050701.html

関連記事:文献検索講習会を開催します

2014年5月9日金曜日

テーマ展示「臨床留学のすすめ」終了間近です

3/25から開催してきた第23回テーマ展示「臨床留学のすすめ」ですが、ついに今週いっぱいで終了となります。
 臨床留学という進路や、現地での生活、留学までのプロセスなどについて、前よりも具体的にイメージできる方が増えていたら嬉しいです。

English+さんとコラボして書いていただいた書評の効果も絶大で、 現在も2冊とも貸出中になっています。

5/12(月)からは、第24回「研究倫理とレポート・論文の書き方」が始まりますので、そちらもお楽しみに!

2014年5月8日木曜日

文献検索講習会を開催します

文献集めでお困りのことはありませんか?

蔵本分館では,5月13日(火)より文献検索講習会を開催します。
文献の集め方が分からない,データベースなんて検索したことないという方から,Pubmedの検索スキルをもっとあげたい!という方まで,文献を探しているすべての方に満足していただけるメニューを取り揃えております。

気になる日程はこちら!

(1)文献検索講習会入門編
  • 5月13日(火) 17:00 ~ 17:30
  • 5月14日(水) 16:30 ~ 17:00
  • 5月15日(木) 14:30 ~ 15:00 (各30分)
内容:文献検索の基礎、OPAC検索、データベースの基礎知識、電子ジャーナル

(2)文献検索講習会応用編1 国内文献の探し方
  • 5月19日(月) 16:00 ~ 17:00
  • 5月20日(火) 15:00 ~ 16:00 (各60分)
内容:医中誌Web、CiNiiの検索、メディカルオンラインの利用方法

(3)文献検索講習会応用編2 海外文献の探し方(基礎編)
  • 5月22日(木) 16:30 ~ 17:30
  • 5月23日(金) 15:30 ~ 16:30
  • 5月26日(月) 15:30 ~ 16:30 (各60分)
内容:①PubMed基礎編 ②電子ジャーナル・Web of Science 他

(4)文献検索講習会応用編3 海外文献の探し方(応用編)
  • 5月28日(水) 16:30 ~ 17:30
  • 6月3日 (火) 16:30 ~ 17:30 (各60分)
内容:①PubMed上級編 ②電子ジャーナル・Web of Science 他

お申し込みは
http://www.lib.tokushima-u.ac.jp/news/news14/2014050701.html
から,またはカウンターの申込用紙にお願いします。

たくさんの方のお申し込みをお待ちしています!

※参加したいけど日程が合わないという方は,klib@lib.tokushima-u.ac.jpまでご希望の日時をお知らせいただければ対応いたします。1人でも2人でも,もっとたくさんでも構いません(^^)お気軽にご連絡ください。

今月のいずみ号(2014年5月)

今日5月9日は,市立図書館の移動図書館「いずみ号」の巡回日でした。
いいお天気で空の濃い青色に引き込まれそうになりましたが,風が強い!
職員の皆さんも,紙などが飛んで行かないようにご苦労されていました。

車内にはすてきなPOPも。職員の方の手作りだそうですよ。

ところで今日は健康診断の車も停まっていたため,いずみ号はいつもと90度向きを変えて停車していました。

図書館から歩いてくると「あ,本がたくさん!!」と気づいてもらえるので,この向きもいいかもしれないですね,と職員の方と話をしました。

次回は6月6日(金)14:30~15:00です。

はじめてのMendley(18)ReadcubeとMendeleyの組み合わせ

2013年10月10日の記事「 気になるReadCube文献管理ツール - Recommendation機能は効果的か?は,「ReadCubeに登録している文献情報から関連のありそうな文献を推測しておススメしてくれる」というRecommendation機能について紹介している当ブログの人気記事です。

今回はちょっと視点を変えて,ReadcubeとMendeleyとを組み合わせた使い方をご紹介しましょう。

ReadCubeで論文を検索すると,中央に文献リスト,右側に各文献の書誌事項や抄録が出てきますね。
ここで便利なのは,PDFファイルのダウンロードボタンがついていて,無料の電子ジャーナルだけでなく大学で契約している電子ジャーナルもクリック1つでダウンロードできるということです。



(2016.2.29追記:職員KYのReadCubeは,いつからか下の画像のように”DOWNLOAD FROM WEB"というボタンに変わっていますが,機能は同じようです。

ReadCubeサポートページの記事”ReadCube Desktop Article Download Tips”もご参考ください)

PDFをダウンロードする前には,ダウンロード先のフォルダをMendeleyのファイルを保存しておく場所に指定しておきましょう。
左下の歯車の絵をクリックすると開くpreferences画面で設定できます。



PDFをダウンロードしMendeleyを開くと,その文献の情報が追加され,PDFファイルの名前もリネームされます。文献情報とPDFを同時にMendeleyに登録するという点において,MendeleyのWebインポーター機能より手間が少ないのではないでしょうか。

ReadCubeではPubMedが検索できるというのも,蔵本地区の皆さんにはアピールポイントですね。

前の記事: はじめてのMendeley(17)ファイルのリネーム
関連記事(1):はじめてのMendeley(14)Webインポーターを使ってみよう!
関連記事(2):はじめてのMendeley(15)Webインポーターを使ってみよう!(検索結果をまとめて登録編)

次の記事:はじめてのMendeley(19)医中誌Webからのダイレクトエクスポートが可能に!

※「はじめてのMendeley」記事一覧は
「はじめてのMendeley」連載記事をまとめました
 からどうぞ!

2014年5月7日水曜日

渡辺淳一氏を偲んで

4月30日に作家・渡辺淳一氏が亡くなられたことは、多くの方がご存知かと思います。
渡辺氏の作品といえば幅広いジャンルがありますが、医学部を卒業したのち整形外科講師として勤めていたご経験もあり、医療関連の本も数多く書かれています。 そこで今回、渡辺氏の作品を1階ロビーに特別展示することになりました。

医療関連か、エッセイか、はたまた恋愛小説か…お好きな切り口で渡辺氏の世界に触れてみてはいかがでしょうか。

また蔵本分館では、北村清一郎先生ご推薦図書として渡辺氏の「白き旅立ち」を展示中です。
こちらもあわせてご覧ください。

2014年5月2日金曜日

GW中は休館です

いよいよ明日から4連休です。今日は日差しの強い一日でしたが、明日も引き続き行楽日和のようで、色々と計画を立てている方には何よりですね。

ところで、明日5/3から5/6の4日間は、図書館も休館になります。
時間外特別利用を申請されている方は、毎日8:30-24:00の間ご利用いただけます。
ただし、本の貸出は一切行っていませんのでご了承ください。
また、時間外特別利用を申請しておらず、4連休中に利用希望の方は、本日17:00まで申請を受け付けていますので、急いで図書館カウンターまでお越しください。


グループ学習室1にフィルムを貼りました

グループ学習室とミーティングルームは,ドアや壁が透明で中の様子が見えるようになっています。
お互いの様子を見たり見られたりすることで,「あのグループ頑張ってるなぁ」と刺激になって良い連鎖が生まれてほしいと考えているからです。

しかし,グループ学習室1については,「見えすぎるのではないか」という問題がありました。
特に,女性はその前を通らないとトイレに行けないため,お互いが気まずい状態にありました。

本日,グループ学習室1に目隠しフィルムを貼っていただきました。
外を通る人の顔は見えないようになっています。
今後はよけいな気をつかうことなく,勉強に集中していただけるのでないかと思います。
多くの皆さまの利用をお待ちしています。

2014年5月1日木曜日

網戸に虫除けスプレーを散布しました

今日から5月!新緑のまぶしい季節になりましたね。
朝,閲覧室の窓を開けると気持ちのいい風が入ってきました。

・・・風だけならいいのですが,そろそろ虫のことが心配な季節でもあります。
昨年5月31日の記事「ブログでご意見への回答をいたします 」
では,

「夜 窓から小さな虫が大量に入り,机の上が虫だらけで勉強出来ません。本を開いていると虫が挟まり本も汚れます。窓を閉めると暑くて耐えられません。対策をお願いします」

というご意見をたくさんいただき,職員が虫よけスプレーを散布したということが書かれています。

今年は虫が来る前に先手を打とう!と,本日職員が玄関と閲覧室の窓に虫よけスプレーを散布いたしました。
これで虫の被害にあうことなく勉強に集中していただけるのでないかと思います。