地域医療福祉学分野教授,白山靖彦先生が下記図書をご推薦くださいました。
白山先生,ありがとうございました。
「脳科学は人格を変えられるか?」
(エレーヌ・フォックス / 文藝春秋)
書評を書いてくださいましたので,さっそくご紹介します。
「三つ子の魂百まで」と言われるように,幼少期に培った性格は大人になっても変わらない,という諺ですが,実際にそれが本当なのか否かについて脳科学的観点からアプローチした内容となっています.幼少期の性格が変容するかしないかの答えは「?(それを言ったら面白くないので,(笑)」ということにしておきますが,様々な時代に生きた人々を例に挙げ,また脳の機能や構造を科学的に示し,その答えを導き出そうとしています.その中で,サニーブレインとレイニーブレインの話しのところでは,自身の思考性によって幸,不幸を決定することや,人生という意味にも考えさせられるような.....昨今の脳科学に関心のある方や,自分の性格を変えたい,と常々思っている方々には是非お勧めの書です.
本日より,蔵本分館1階のMy Recommendationsコーナーに展示しています。
ぜひ手にとってご覧ください。
sm