その一環として先週の金曜日に,歯学部 吉本勝彦教授の授業「薬理学実習」(歯学部3年生対象)で,文献情報の活用について説明と実習を行いました。
はじめに,目標を次のように設定しました。
- 「文献」とはなにか,ということが説明できる
- 文献を探す手段を説明できる
- 文献検索用のデータベースを説明できる
- 検索での適切なキーワードの選び方について説明できる
- 検索結果を理解し,文献を実際に読む方法について説明できる
- 文献管理ソフトの概要について説明できる
そして,最後にプレゼン資料を作る課題に挑戦してもらいました!
お題は
「 ”ドライマウスの原因について”が主要なテーマになっている論文を検索し,
- 図書館で雑誌論文を読めるもの
- 電子ジャーナルで読めるもの
というもの。
2,3人のグループで資料を作成し,いくつかのグループには実際に前へ出てプレゼンもしてもらいました。
各グループそれぞれに工夫をこらしたプレゼンで,職員KYは楽しく拝見していました。
学生さんたちは,「この単語の意味は分かる?」「どうしてここ(シソーラス参照画面のチェックボックス)にチェックを入れたの?」など,吉本先生の鋭い質問にドキドキされていたようです(^^)
吉本先生は繰り返し
「これから学年が上がっていくと,文献をどんどん探して読んでいくようになります。英語の論文にも慣れていって辞書なしで読めるくらいになりますし,そうならないと。卒業してからもずっと勉強は続きます。だから文献の探し方を知っておくことは非常に大切です」
と仰っていました。
図書館も,皆さんの学習,研究生活がより深く実り多いものになるよう,支援していきたいと思っています。
今回のように,ご要望に応じて講習会や文献探しの方法についての説明を行っていますので,ぜひご利用いただければ幸いです。
図書館に来ていただくだけでなく,授業にお伺いすることもいたしますし,授業の一部で説明するということもしております。
どうぞお気軽にご相談ください。
(KY)