2014年10月31日金曜日

はじめてのMendeley(23)引用文献のスタイルを変えてみよう

前回のはじめてのMendeley(22)本文中で文献を引用してみよう では,Word2010で論文を書いている,と仮定して本文中に文献を引用してみました。
こんな感じでしたね

今回は,この引用のスタイルを変える,というお話です。
例えば上の画像では「著者名1, 著者名2, & 著者名3, 出版年」というスタイルで引用されていますが,自分が投稿したい雑誌はそういうスタイルではない場合もあります。

こんな時は手で書き替えることも出来ます。1つくらいならそのほうが早いかもしれません。

でも,たくさんあると面倒だし間違えてしまいそうだし,なにより”Mendeleyから引用させている”という有り難みが薄れる気が・・・。

しかし,大丈夫です!
Mendeleyでは,引用文献のスタイルをStyleプルダウンリストで一気に変更することができます。
最初は,あらかじめ登録されているスタイルが出てきますので,ここに目的のスタイルがあればそれを選びます。ない場合はMore Styles...をクリックです。

Mendeleyが立ち上がり,Citation Stylesという画面の登場です。
"Get More Styles"タブを選ぶと,検索ボックスが出てきます。
前回引用文献を選んだ時のように検索語を入力してみると,一文字入力するごとに,リアルタイムでヒットしたスタイルの一覧が出てきます。

Installボタンをクリックし,下にあるDoneボタンクリックで自動的にWordに戻ります。
そして,スタイルも変更されています。
一番上の画像と,違いがお分かりでしょうか。

ちなみに,スタイルを選んでいる間はWordの操作ができなくなります。
「固まった!」と慌てずに,スタイル選びを全うしましょう(^^)

次の記事:はじめてのMendeley(24) 好みの引用文献スタイルを見つけるには(1) 

※「はじめてのMendeley」記事一覧は
「はじめてのMendeley」連載記事をまとめました
 からどうぞ!

(KY)

羽地達次先生ご推薦図書「アフリカで誕生した人類が日本人になるまで」を入荷しました

口腔組織学分野教授の羽地達次先生にご推薦いただいた3冊のうち,最後の「アフリカで誕生した人類が日本人になるまで」が入荷されました。

インパクトの強い表紙が付いていたので隣に置いてみました。うん,目を引きますね…!

羽地先生のご推薦コメントはこちらのブログ記事からご覧いただけます。

どうぞMy Recommendationコーナーにお立ち寄りくださいね。
 


2014年10月30日木曜日

マレーシアの大学教員の方が見学に来られました

マレーシアサインズ大学の教員の方々が,図書館見学に来られました。
 英語で館内をご案内しましたが,そのうちのお1人は以前本学歯学部の学生だったため日本語が堪能だったので,私の説明が足りない部分をサポートしてくれました。

授業サポートナビコーナーでは吉本先生自らが説明してくださり,教員の方々も熱心に聞いておられました。特に,英語から翻訳された図書がどれくらいあるのか, 英語版の図書はどれくらい置いているのかなどに関心がある様子でした。

 また,グループ学習室をご紹介した際は,エクセルで表を作成中だった看護学科の学生さんの部屋にお邪魔してお話を聞いたりもしました。しかし!学生さんにブログで写真を公開してよいか聞くのをうっかり忘れてしまったので,その模様を載せられないのが残念です…。

こうして図書館を色々な国の方に見ていただいて質問を受けたりするのは,私たちにとっても刺激になります。またこうした出会いがあったら嬉しいです。


新着図書のご案内

新着図書60冊が入りました。
今週は新着図書コーナーから図書がなかなか減りません。
蔵本祭の準備で忙しい方も多いからかな…?とも思いましたが,ラーニング・コモンズを覗くと,文献検索する方やレポートを書く方であふれていました。忙しい合間に,ちょっと気分転換がてら新着図書コーナーにも立ち寄ってもらえたら嬉しいです。

今回の入荷図書一覧はこちら

ブックハンティング 明日(10/31)が最終日です

先週から始まった久米書店でのブックハンティングも、明日(10/31)が最終日になります。



昨日もポスターを見て参加してくれた学生さんが、ご自身が勉強されている分野の図書を選んでいました。

明日午後8時まで開催していますので、まだの方は、ぜひ参加してみてください。

H

2014年10月29日水曜日

「SciFinder」講習会を開催します!

図書館では、提供元である化学情報協会から講師を招き、SciFinder講習会を開催します。

SciFinderは、生化学・化学・薬学・医学など幅広い化学分野の情報を利用することができるデータベースで、化学関連の文献・化学物質・有機化学反応等に関する情報を入手することができます。

講習会は、基本的な検索方法を学べる基礎編、構造・反応検索等高度な検索方法を学べる応用編に分かれています。

SciFinderを便利に使いこなしてみませんか?
この機会にぜひご参加ください!

◆日時
 平成26年11月20日(木)
 基礎編 13:00-14:30
 応用編 14:45-16:15 

◆会場
 蔵本分館2階マルチメディアルーム

参加ご希望の方は、こちらからお申込みください↓
講習会の詳細情報も確認できます↓↓ 
◇「SciFinder」講習会を開催します





















S

2014年10月28日火曜日

文芸コーナーの本を入れ替えました(11月分)

11月を前に、図書館では「蔵本文芸コーナー」の図書を25冊入れ替えて展示しています。

先月に引き続き、「○○の秋」を意識して、読書が進みそうな新書や小説、紅葉が美しい写真集、食欲がわきそうな料理本などをピックアップしてみました。

秋の夜長に、蔵本文芸コーナーの図書はいかがですか?


文芸コーナー入れ替え図書リスト(2014年11月分)

関連記事:文芸コーナーの本を入れ替えました(2014年10月分)

S

2014年10月27日月曜日

新着図書のご案内

今日は洋書が入荷されました。
このコーナーに洋書を置いても,なかなか借りてくれる方がいないのが寂しいところです…。
学生の皆さん,時間に余裕があるときは洋書にチャレンジしてみませんか?!

入荷図書一覧はこちら。(羽地先生のご推薦図書も記載されています)

My Recommendations No.27,28,29 「人類進化の700万年―書き換えられる『ヒトの起源』」 「ヒトの進化七〇〇万年史」 「アフリカで誕生した人類が日本人になるまで」

口腔組織学分野教授の羽地達次先生が,ご推薦図書についてコメントを寄せてくださりました。羽地先生,ありがとうございました。
今回は同じジャンルから以下の3冊をご推薦いただきました。

「人類進化の700万年―書き換えられる『ヒトの起源』」
(三井誠 / 講談社現代新書)
「ヒトの進化七〇〇万年史」(河合信和 / ちくま新書)
「アフリカで誕生した人類が日本人になるまで」
(溝口優司 / ソフトバンク新書)

このうち,まず2冊入荷できたので今日から展示しています。
 

それではコメントをご紹介します。

 私達がヒトとして生活し,地球の盟主となり,現在の繁栄を謳歌しているのはなぜだろうか?ヒトはどのようにして現代人に成り得たのでしょうか?人類の歴史はどれだけ遡ることができるのでしょうか?私達日本人の祖先は何処から来たのだろうか?考えてみたことはありますか?
 50年前の私達は,最古の人類は北京原人やジャワ原人であり,ネアンデルタール人であると教わった。たった10万年の歴史しかなかった。ところが,研究が進み,現在では「人類は700万年前にアフリカで誕生した」ということが定説になっている。この歴史を解き明かしてきたのはヒトの歯である。ヒトの歯は象牙質,エナメル質,セメント質という硬組織で構成されている。特にエナメル質は人体で最も硬い組織で,他のどの組織より風雪に耐えて化石として残る。事実,北京原人の発掘は下顎左側第一大臼歯の発見がきっかけとなった。700万年のヒトに思いを馳せ,この壮大な歴史を覗いてみませんか?上記三冊の本を全て読むのも良し。ひとつの本を読むのも良し。気楽な気持ちで読み通してみて下さい。小さなことを気にして悩んできたことなど吹っ飛んで,きっと人生観が変わってきますよ。


残る「アフリカで誕生した人類が日本人になるまで」についても,入荷できたらまたお知らせしますね。

ラーニング・コモンズに集合!

午前中にラーニング・コモンズの前を通ると,8人くらいの学生さんたちが集まってパソコンの画面を見ている光景に出会いました。3,4人くらいならよく見かけるのですが,8人となるとちょっと珍しかったので,声をかけさせてもらいました。


医学科の2年生だそうで,今日は何の集まりですか?と尋ねると「英語の勉強で,分からないところがあったので」とのこと。

気軽に集まって相談しながら勉強できるのがラーニング・コモンズのいいところだなぁ,と改めて実感する光景でした。

(KY)

第2回 「TOKUDAI川柳」 募集中!

昨年に引き続き、今年も「TOKUDAI川柳」を募集します!
第2回となる今回のテーマは、読書の秋にふさわしい「ある」です。

勉強するとき、息抜きするとき、気がつけば手にしている本。
その本は、あるときは冊子、またあるときは電子ブックかもしれません。
あなたはどんな様子で、どんな気持ちで「本のある風景」を過ごしていますか?
あなたの思いを五・七・五の17字に込めて伝えてください!!

本学の学生を対象に、本日から平成26年11月28日(金)まで応募できます。
入賞者には、賞状と記念品を贈呈します。

みなさんのおもしろ楽しいすてきな川柳をお待ちしています!!
詳しくはこちらをご覧ください↓












S

2014年10月24日金曜日

<増設第3弾>授業サポートナビコーナー完成

夏から増設してきた授業サポートナビコーナーですが,ついに展示から情報公開まで全ての作業が終わりました!

 
今日ホームページで公開された授業は以下の通りです。

・・・新規追加した授業・・・
<医学部医学科>
・解剖学Ⅰ・解剖学Ⅰ実習
・薬理学・薬理学実習
・チュートリアル(神経・精神・行動コース)

<医学部医科栄養学科>
・地域公衆栄養学,公衆栄養学
・給食栄養管理論, 給食運営管理論

<医学部保健学科>
・画像基礎論Ⅰ・Ⅱ・実習
・磁気共鳴学
・画像検査学実習
・生理検査学Ⅰ
・生理検査学実習
・病理検査学・病理検査学実習
・人間関係論
・看護技術Ⅳ
・養護概説Ⅰ・Ⅱ・実習
・母性援助論
・在宅看護援助論

<歯学部>
・ 衛生学/公衆衛生学
・現代社会と福祉 等
・補綴系歯科学
・高齢者口腔保健衛生学
・卒業研究

<薬学部>
・基礎医療薬学2・3
・生理学
・生物化学4


・・・内容を更新した授業・・・
 <歯学部>
・歯科理工学A・B・C,実習
・予防歯科学A・B
・病理学A・B
・病理学C・D,実習
(「病理学ABCD,実習」から「病理学A・B」と「病理学C・D,実習 」に分割されました。)

各授業の図書リストは,図書館ホームページ左側の「授業サポートナビ」アイコンからご覧いただけます。授業数も展示図書数も大幅に増えたため,読みたい図書を探し出すのに最初は戸惑うかもしれません。
棚番号早見表もご用意してありますが,もし見つからない場合は,図書館職員まで遠慮なくお声掛けください。
自学自習のサポートツールとして同コーナーをどんどん利用してもらえたら嬉しいです。
(KY)

新着図書のご案内

なんと!
1日おいて,またも新着図書82冊のご案内です。
次々と入荷されるので,利用者の方もまだ目を通しきれていないのではないでしょうか…?
今は入荷日ごとに3ヵ所に並べていますが,冊数が多くなってきたので来週には請求記号(ジャンル)ごとに並べ直そうと思っています。その方が,お探しの分野の図書が探しやすいですよね。

たくさんの人が読み込んだ図書も味がありますが,新品の図書はやはり気持ちが良いものです。

新着図書の利用者第1号に,貴方がなってみませんか?
入荷図書一覧はこちら

ブックハンティング開催中です!

今週から久米書店でブックハンティングを開催中です。
ブックハンティングは、学生さんに図書館に置く本を選んでもらう企画です。
今日の午前中もたくさんの学生さんが、参加してくださいました。



久米書店は、医歯薬系の専門書店ですので、学生のみなさんの勉強に役立つ本がたくさんあります。
10月31日(金)まで、毎日開催しています。(土日も開催してます!)
久米書店の営業時間内(20時まで)でしたら、いつでも参加できます。
まだの方は、ぜひ参加してみてください。


H

My Recommendations No.26 「基本からわかる!歯科矯正用アンカースクリュー エビデンスに基づく安全・確実な使用法」

口腔顎顔面矯正学分野教授の田中栄二先生が,「基本からわかる!歯科矯正用アンカースクリュー エビデンスに基づく安全・確実な使用法」の紹介文を書いてくださりました。
田中先生,ありがとうございました。
本書は同分野准教授の黒田晋吾先生が著し,田中先生が監修されたもので,今月出版したばかりの新刊書です。


以下紹介文です。

現代の矯正歯科臨床は、歯科矯正用アンカースクリューの開発によってパラダイムシフトを生じている。本誌は、歯科矯正用アンカースクリューをよりよく理解し、安全・安心に、そしてよりうまく使いこなすためのバイブルであり、歯学系学生におすすめの書です。



1階ロビーに今日から展示していますので,どうぞご利用ください。

2014年10月23日木曜日

<10月26日(日)>臨時休館・図書館のメールサーバー停止のお知らせ

蔵本地区施設定期点検による停電のため,10月26日(日),蔵本分館は臨時休館させていただきます。
時間外特別利用も利用できませんので,ご注意ください。

また,停電に伴い,10月26日(日)12:00~翌27日(月)09:00(予定)に図書館のメールサーバーが停止します。

図書館ホームページの以下のサービスを使用したり、図書館宛てにメールを送信した場合は、担当へのメールの到着が遅延する可能性があります。
できるだけフォームの使用やメールの送信は控えてくださいますようお願いいたします。

ご不便をおかけいたしますが、ご了承いただきますようお願いいたします。

<ホームページ上の利用できないサービス>
  • 文献取寄せ
  • 本のリクエスト
  • 各係へのお問い合わせフォーム
  • 講習会・TOKUDAI川柳申込フォーム


2014年10月22日水曜日

「エビデンスに基づく医療を実践するEBMワークショップ」を開催します

 附属図書館蔵本分館では,11月15日(土)に,倉敷中央病院救命救急センター長の福岡敏雄先生をお招きし「エビデンスに基づく医療を実践するEBMワークショップ」~エビデンスに基づいた生命科学を推進できるグローバルな人材育成プログラム~(学長裁量経費(教育支援・パイロット事業))を開催します。

福岡先生は,CASP(Critical Appraisal Skills Programme) Japanのコーディネーターとして,EBMワークショップの開催や教材の開発等でもご活躍されています。この度はお忙しい中講師として徳島大学に来てく ださることになりました。

このワークショップでは,グループワークを通し,論文のエビデンスについて批判的吟味を行う方法の習得と,その論文をもとに臨床シナリオを用いて臨床的な判断を行います。

対象は蔵本地区の学部生,大学院生,教職員です。
申込20名程度で募集を締め切ります。
参加希望の方は,ebm2014@lib.tokushima-u.ac.jpまで,所属とお名前をお知らせください。 

<プログラム>
9:30~10:00    受付
10:00~11:00  EBM概論・診断研究について
11:10~12:00  情報入手のポイント
12:00~13:00  昼食(各自)
13:00~14:00  ①SGL:スモール・グループ・ラーニング
14:00~14:30  フィードバックと全体セッション
14:30~15:30  ②SGL:スモール・グループ・ラーニング
15:30~16:00  フィードバックと全体セッション
16:00~16:40  まとめ

午後からは,臨床シナリオを用い,事前に送付する課題論文について,チェックシートを用いてグループ討論、発表、フィードバックを2クール行います。

また,経験豊富なチューターの方をお招きし,各グループに付いていただきます。
コミュニケーションの促進や,議論のポイントを整理してくれますので,初めての方でも安心してご参加いただけます。

シナリオを少しだけ紹介します。

「あなたは、ある病院の医師である。あるとき、友人から相談を受けた。その友人の知り合いに 35 才の女性がいて、最近話題になっているダウン症のスクリーニングテストを受けようかどうしようか悩んでいるらしい。
少し詳しく話を聞くと、その女性は現在妊娠 12 週で経過は順調なのだが、周囲からダウン症のスクリーニングテストの話を耳にし、少し調べてみると最近従来のテストに比べてかなり精度の高い胎児の DNA をチェックする手法があることを知って迷ってきたらしい。・・・」

午後からは,このシナリオをもとに,疑問を定式化し,論文の質を吟味します。そして,その結果を踏まえ,このシナリオの患者さんに論文が適用できるのかを考えます。

学外から講師をお招きしEBMの実践過程を学ぶことのできる,貴重な機会になっております。
たくさんの方のお申し込みをお待ちしております。
(KY)

雨にも負けず、いずみ号

冷たい雨の中、自動車文庫いずみ号は、長井記念ホール前で開館しました。


徳島市立図書館の方にお聞きすると「あいにくのお天気でしたが、学生さんが本を借りに来てくれました。」とのことでした。

秋と言えば「読書の秋」ということでいずみ号や蔵本分館をぜひご利用ください。

次回は、11月21日(金)14:30~15:00です。
(K)

新着図書のご案内

ここのところ新しい図書が続々と入ってきています。
今日の新着図書案内は,なんと10月に入って4回目です!
しかも,ご覧の通り大量入荷です。
その数76冊。
「ハリソン内科学」,「ヴォート生化学」,「ボロンブールペープ生理学」など,情報量が多く医学生にポピュラーな図書も入荷されています。
また,10月は歯学系の新着図書が少なかったのですが,今回は10冊入ってきました。
図書館にお越しの際は,ぜひ1階ロビーでも足を止めて見ていただけたらと思います。

入荷図書リストはこちら

My Recommendations No.25 「ルーズヴェルト・ゲーム」

口腔顎顔面矯正学分野教授の田中栄二先生が,「ルーズヴェルト・ゲーム」(池井戸潤 / 講談社)の推薦コメントを書いてくださりました。田中先生,ありがとうございました。



さっそくご紹介します。

英語論文の検索と翻訳に疲れたとき、頭を休めるためにおすすめの書。半沢直樹シリーズで一世を風靡した作家の作品で、社会人野球をめぐる企業経営の難しさと楽しさを、野球の試合での一進一退の攻防に例えて話が進む。


ご存知の方も多いかと思いますが,春にドラマ化された作品の原作です。
田中先生のご推薦を受けて本日入荷したばかりですので,興味があったけれどまだ読んでいない!という方,ぜひこの機会に読んでみてくださいね。

2014年10月21日火曜日

看板がお出迎えいたします(テーマ展示)

1階ホールにて大好評開催中のテーマ展示では,皆さまを看板がお出迎えしています。
この看板,職員の手書きでテーマが変わると看板も変わります。
例えば,現在の第30回テーマ展示「こころの健康」では,やさしいタッチのこんな看板です。
こういうのが描けない私(職員KY)は,いつも担当職員(名前はヒミツだそうです)を羨望の眼差しで見ているのですが,本人曰く会心の出来とちょっと・・・の時があるそうです。今回は「まぁまぁです」だそうなので ブログでお披露目させてもらいました。

展示の本やアプリだけでなく,看板も楽しみに見ていただけたらと思います。
(KY)

2014年10月20日月曜日

インドネシアからの留学生

今日は歯学部の留学生4人に図書館ツアーをしました。
いずれもインドネシアからの女子学生で,とてもフレンドリーな方々でした。
テーマ展示コーナーにて,英語で利用できるアプリ「Umano : ニュース朗読」と「3D4Medical Images & Animation」を紹介したところ,興味津々な様子でアプリ名をメモしてくれていました。説明した甲斐があって嬉しいです。

そのほか視聴覚コーナーや電動書庫にも関心があり,各々のカメラで写真を撮っていました。「自分でボタンを押してみて良いですか?!」と楽しそうでした。
最後には 'This library is amazing!'とお褒めの言葉をいただき,ちゃっかり私も混ざって記念撮影までしました。滞在期間中にまた図書館でお会いできたら,ぜひ声をかけてほしいなと思います。
楽しく実りある留学生活になりますように!


「教育家庭新聞」に蔵本分館の記事が掲載されました

この度,「教育家庭新聞」(敎育家庭新聞社)の10月6日号(敎育マルチメディア号)に,蔵本分館の記事が掲載されました。

教育家庭新聞のWebページでも記事を読むことができますので,ご興味のある方はどうぞご覧ください。
【第10回】ICTキャンパス 徳島大学附属図書館蔵本分館

教育家庭新聞のWebページ内,「媒体概要|教育家庭新聞」
http://www.kknews.co.jp/baitai.html

によると,敎育マルチメディア号では「教育委員会情報担当、小中高等学校(国立・私立・公立)、大学に向け教育の情報化の最新情報を中心に、ICTを切り口として各教科に落とし込んだ記事を提供」しているそうです。

(KY)

日本医学ジャーナリスト協会賞受賞!My recommendations展示図書『献身―遺伝病FAP(家族性アミロイドポリニューロパシー)患者と 志多田正子たちのたたかい』

分子薬理学分野教授の吉本勝彦先生が以前ご推薦くださった図書『献身―遺伝病FAP(家族性アミロイドポリニューロパシー)患者と  志多田正子たちのたたかい』が,先週16日に「日本医学ジャーナリスト協会賞」大賞を受賞しました!
 「日本医学ジャーナリスト協会賞」とは,日本医学ジャーナリスト協会(水巻中正会長)が選ぶ,質の高い医学・医療報道などに送られる賞です。
詳しい本の内容は吉本先生のお薦めコメントをご覧ください。→こちら

My recommendationsコーナーでは展示期間が長い図書だったので,最近は後ろの方に置いていましたが,この度の受賞を祝して再びセンター位置へ。↓

試験が一段落し,ちょっと時間にゆとりがある貴方。
今日みたいな雨の日は,話題の作品で「読書の秋」を過ごしてみませんか?

2014年10月17日金曜日

第5回ラーニング・コモンズイベントを開催しました。

15日(水)に第5回ラーニング・コモンズイベント「Let's 海外留学~トビタテ留学JAPAN日本代表プログラム応募アドバイス~」を開催しました。

第二期生応募の締切直前ということで、留学計画について熱心にアドバイザーの先生と話し合う学生さんと9月まで短期留学し、その経験について報告に来てくれた学生さんが参加しました。

是非エントリーされるみなさんが選抜されて、やりたいことを実現できるように留学を役立ててもらいたいです。
K
 

2014年10月16日木曜日

新着図書のご案内

本日新たに54冊が入荷されましたのでお知らせします。
 入荷図書一覧はこちら
どうぞ1階ロビーにお立ち寄りください。

2014年10月15日水曜日

アプリでStudy!(「えくめも -Explore Memo - 簡単ブックマーク」)

さて,「こころの健康」関連アプリの2つ目は,ブックマーク管理&閲覧が簡単にできるアプリ「えくめも -Explore Memo - 簡単ブックマーク」をご紹介します。
(iPhone,iPadに対応した無料アプリです。価格は記事掲載当時のものですので,購入時に必ず各自でご確認ください。)

今回は,大森先生ご推薦のウェブサイトを閲覧できるよう登録してあります。
登録サイトは以下の通りです。

厚生労働省
 http://www.mhlw.go.jp/kokoro/  みんなのメンタルヘルス
 http://www.mhlw.go.jp/kokoro/youth/ こころもメンテしよう
 http://kokoro.mhlw.go.jp/   こころの耳

http://ikiru.ncnp.go.jp/ikiru-hp/  自殺予防総合対策センター 
http://www2.ocn.ne.jp/~awakokor/  徳島県精神保健福祉協会
http://www.tokushima-u.ac.jp/hscc/ 徳島大学保健管理・総合相談センター


どのサイトも情報量が豊富で,本人のみならず,上司や支援者,家族など,それぞれの立場からの情報が整理されています。


ところで,ブックマーク管理アプリと言えば,以前「Bookmark+」もご紹介しました。そこで今回は,両アプリの違いも少し交えながら見ていきたいと思います。


まず,「えくめも」でブックマークした場合のリスト表示はこんな感じです。
アイコンの画像は指定できず,サイト自体が何か設定している場合のみ表示されるようです。
(この場合,徳島大学のサイトのみアイコンが出ていますね。)
<「Bookmark+」では,アイコンを好きな範囲のスクリーンショット画像で構成できますので,その点は「えくめも」の方が地味でわかりづらいかもしれません。でも,その分オフィシャルな場面にも適したリストになります。>

次に「えくめも」の機能を以下の2画面に編集・集約してみました。 ↓


左上のボタンを押すと「メニュー」が出ます。
注意するのは「ブラウザ」メニューです。新規にブックマークを追加するときは,本アプリ経由でブラウザを閲覧しないと追加ボタンが表示されません。そのため,この「ブラウザ」メニューからウェブにアクセスするようにしてください。ブックマークしたいページが見つかったら,+ボタンで追加できます。

登録ができたら,サイト名をクリックすれば下のような画面になります。
いきなりウェブ表示はされません。サイトを開くには,右下のボタンをクリックします。このとき,「アプリブラウザ」を選べば,閲覧後にまたブックマークリストへ戻れます。
 <ちなみに「Bookmark+」なら,サイト名をワンクリックですぐ表示されます。>


では「えくめも」の良さって?!と思った方,ここからがポイントです。

*「えくめも」でしかできないこと*
・重要度,カテゴリ,タグなど,細かな分類ができ,カテゴリやタグごとに検索ができる。(「Bookmark+」はタグのみ)→ブックマーク数が多い場合に便利。
・「詳細」「メモ」の両欄に自由に書き込み保存ができる。試しに1000文字打ってみましたが,まだまだ打てるようでした。各サイトと関連付けてメモしたいときに便利ですね。
・メニューボタンを押さない限り,広告表示が出ない。(「Bookmark+」では常に表示されます。有料で非表示にできます)

…と,こんな感じです。いかがでしょうか?
他にもブックマーク管理アプリはたくさんあるので,ぜひ自分に合ったアプリを探してみてくださいね。


第30回テーマ展示「こころの健康」

蔵本分館では2012年11月からテーマ展示を行ってきましたが,この度ついに第30回を迎えることができました!
そんな節目の今回は「こころの健康」と題し,誰もが抱えうる<こころの病>をどう予防し,理解し,また対応すれば良いかなどを記した図書を多く展示しています。
監修は,精神医学分野教授の大森哲郎先生にしていただきました。
大森先生,ご協力ありがとうございました。

生涯を通じて日本人の5人に1人がこころの病にかかるとも言われる昨今,「ストレス」や「メンタルケア」といった言葉がより意識される社会になってきました。今現在大きなストレスを抱えていて,どうしたら良いかわからない方いませんか?また,周囲で苦しんでいる方はいませんか?そうした方々が理解・解決に一歩近づくヒントになるような図書がたくさんありますので,どうぞ1階ロビーにお立ち寄りください。
展示中の図書一覧はこちら

またiPadでは,2つのアプリを交互にご紹介しています。
そのうち「えくめも -Explore Memo - 簡単ブックマーク」では,大森先生にご推薦いただいた参考ウェブサイトを閲覧できるようになっています。どれも有益な情報がたくさん詰まっていますので,ぜひテーマ展示コーナーでご覧いただければとおもいます。アプリについての詳しい内容は,また追ってご案内します。

2014年10月14日火曜日

<明日開催!>Let’s 海外留学! ~トビタテ!留学JAPAN 日本代表プログラム応募アドバイス~

蔵本分館では,明日10月15日(水)に第5回ラーニング・コモンズイベントを開催します。
国際センター 坂田浩先生のご協力による「Let’s 海外留学!~トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム応募アドバイス~ 」です。

「トビタテ!留学JAPAN」第二期生の募集がはじまっています。応募締切前に留学計画書をお持ちいただいて、アドバイザーの先生にご相談できる貴重な機会です。
前回は海外に出て生き辛くならないための英会話力、適用トレーニングなど,他ではなかなか聞けない話題も出ていました。さて,今回は?

どうぞ気軽にお越しください!

    日時:10/15(水)18:00-19:30
    場所:図書館蔵本分館1Fラーニング・コモンズ

お申込はklib@lib.tokushima-u. ac.jpまでお願いします。
飛び込み参加も大歓迎です!

(KY)

アプリでStudy!(こころのスキルアップ・トレーニング)

テーマ展示「医学史」は,早くも今日が最終日です。 もうご覧いただけたでしょうか?
明日からは,第30回テーマ展示「こころの健康」が始まります。
その予告を兼ねて,明日から展示する関連アプリを1つご紹介しておこうと思います。




一人で悶々と悩むうちに,何をどう考えたら良いのかわからなくなることはありませんか?
誰かに相談出来たら良いけれど,そういう相手がいなかったり,話しづらい内容だったり…。
そんな時は,このアプリを試してみてください。
認知療法の第一人者で精神科医の大野裕先生が監修した「こころのスキルアップ・トレーニング」(開発: WomanWave Co., Ltd.)です。
(iPhone,iPad,Androidに対応した無料アプリですが,価格は記事掲載当時のものです。購入時に必ず各自でご確認ください。)

認知療法のうちの「コラム法」を体験できるアプリで,7つのコラムに自分の考えを書き込むことで悩みを整理し,現実的で柔軟な考え方に転換できるようサポートしてくれます。


具体的には,以下の7項目を順番に書き込んでいきます。

①そのときの状況
②その時の気分や感情
③そのとき瞬間的に浮かんでいた考えやイメージ
④自動思考を裏付ける事実
⑤自動思考と矛盾する事実
⑥バランスの良い別の考え方
⑦考えを変えた時の心の変化

②と⑦では,今の感情を表す単語を選び,パーセンテージで表します。↓
今の自分の気持ちが何なのか,28単語から選ぶとなると意外と難しいんですね。

全部記入すればそれで終了です。心理テストなどのように,特に結果やアドバイスがもらえるわけではありません。でも,こうして改めて1つ1つ問われ,悩み事に対する別の考え方を書けと言われると,不思議と冷静に考えられるようになってくるんですね。

もちろん個人差はありますが,ちょっと悩みつかれたときに試してみてはいかがでしょうか。
明日からテーマ展示コーナーにてお試しいただけます!


2014年10月10日金曜日

【10/13(月)】台風による臨時休館のお知らせ

台風19号の接近による臨時休館について

台風19号が接近しています。
明日からの3連休中に徳島市内も暴風雨等の影響を受ける可能性があります。

これに伴い, 
10月13日(月)は終日臨時休館が決定しました
(台風の進路が変わっても変更はありません。)

また,10月12日(日)は通常通り開館の予定ですが,台風の進路によっては臨時休館または開館時間が変更になる場合があります。

詳しくは,図書館トップページのお知らせ:台風19号接近に伴う臨時休館のお知らせもご確認ください。

時間外特別利用許可者の方は,危険が伴いますので安全な状態になるまでは利用をお控えください

なお,グループ学習室・ミーティングルームは,下記の期間は利用できません。
10月12日(日)16:45~10月13日(月)終日

ご不便をおかけしますが,ご理解とご協力をお願いします。



今年最強の大型台風とも言われています。
せっかくの3連休が台無しですが,まずは安全優先で,十分に気を付けてお過ごしください。


2014年10月9日木曜日

新着図書のご案内

今日は39冊の新着図書があります。
 今回は,メディックメディアの「みえる」シリーズが充実です!
「病気がみえる」シリーズはもちろん,みえるシリーズの姉妹本,「看護技術がみえる」シリーズと「公衆衛生がみえる」も入荷しています。

どうぞ1階ロビーでご覧ください。

入荷図書リストはこちら

2014年10月8日水曜日

授業で文献検索についてのプレゼン資料を作ってもらいました(薬理学実習)

図書館では,授業の中で行う講習会も承っております。
その一環として先週の金曜日に,歯学部 吉本勝彦教授の授業「薬理学実習」(歯学部3年生対象)で,文献情報の活用について説明と実習を行いました。

はじめに,目標を次のように設定しました。
  1. 「文献」とはなにか,ということが説明できる
  2. 文献を探す手段を説明できる
  3. 文献検索用のデータベースを説明できる
  4. 検索での適切なキーワードの選び方について説明できる
  5. 検索結果を理解し,文献を実際に読む方法について説明できる
  6. 文献管理ソフトの概要について説明できる
 参考文献リストに載っている論文が徳島大学で読めるかを調べてもらったり,医中誌Webを実際に検索し電子ジャーナルにアクセスしてもらったりと,実習を交えて楽しく説明させてもらいました。

そして,最後にプレゼン資料を作る課題に挑戦してもらいました!
お題は
「 ”ドライマウスの原因について”が主要なテーマになっている論文を検索し,
  • 図書館で雑誌論文を読めるもの
  • 電子ジャーナルで読めるもの
のどちらか1つを挙げてください。また,検索プロセスも提示してください。検索の際はシソーラスを使ってください。」
というもの。
2,3人のグループで資料を作成し,いくつかのグループには実際に前へ出てプレゼンもしてもらいました。

各グループそれぞれに工夫をこらしたプレゼンで,職員KYは楽しく拝見していました。
学生さんたちは,「この単語の意味は分かる?」「どうしてここ(シソーラス参照画面のチェックボックス)にチェックを入れたの?」など,吉本先生の鋭い質問にドキドキされていたようです(^^)

吉本先生は繰り返し
「これから学年が上がっていくと,文献をどんどん探して読んでいくようになります。英語の論文にも慣れていって辞書なしで読めるくらいになりますし,そうならないと。卒業してからもずっと勉強は続きます。だから文献の探し方を知っておくことは非常に大切です」
 と仰っていました。

図書館も,皆さんの学習,研究生活がより深く実り多いものになるよう,支援していきたいと思っています。
今回のように,ご要望に応じて講習会や文献探しの方法についての説明を行っていますので,ぜひご利用いただければ幸いです。
図書館に来ていただくだけでなく,授業にお伺いすることもいたしますし,授業の一部で説明するということもしております。
どうぞお気軽にご相談ください。

(KY)

2014年10月7日火曜日

祝 ノーベル物理学賞受賞

本日、カリフォルニア大学教授の中村修二さんが、2014年のノーベル物理学賞を受賞されるという非常にうれしいニュースが飛び込んできました。
中村先生は青色発光ダイオード(LED)の実用化で有名ですが、徳島大学の卒業生でもあります。(K)

授業サポートナビの…どこにある?

OPAC(学内蔵書検索システム)で読みたい図書が見つかった時,所在(図書の置き場)が「授業サポートナビ」になっていたら,どうやって探せば効率が良いかご存知でしょうか?

もちろん,関係ありそうな授業名の棚をザッと見ていく方法もあります。
でも一番のオススメは,棚番号早見表です。

 
下の表のように,所在が「授業サポートナビ」になっている図書を50音順に載せています。
図書がどの棚にあるかが一目瞭然なので,漫然と探さずに済みますね。
(棚は学部や学科ごとに4色に分かれているので,数字だけでなく色も確認してください。)
 
あまり目立たないのか,この表の存在をご存じない方も多いようなので,この機会にぜひ,
「OPACで検索 →所在が授業サポートナビだった→早見表で棚番号をチェック」
という流れも覚えておいていただけたらと思います。

新着図書のご案内

本日,新たに63冊が入荷されました。

学生に人気の<標準医学>シリーズ(医学書院)をはじめ,授業サポートナビで複数の先生が挙げている「Essential 細胞生物学」など,比較的ニーズの高い図書も多く入荷されました。
特に「戸田新細菌学 改訂34版」は,なんと3冊まとめて入荷です!
この図書に関しては,以前,利用希望者が重なって複数の方が予約待ちになるなど, 不便な思いをさせてしまったことがあります。その時は古い版で我慢してくれた方もいましたが,今回の入荷が1つの解決策になったかな,とホッとしているところです。
ただし,貸出が多いからといって同じ図書を追加購入できるとは限りません。その点は,どうぞご了承ください。

今回の入荷図書一覧はこちら

2014年10月6日月曜日

MedicalFinder トライアル実施中(学内者のみ)

医学・看護学分野の論文を検索・閲覧できるMedicalFinder(医学書院)の無料トライアルを12月10日まで実施しています。(学内者のみ)

ぜひこの機会にご利用ください。

トライアルはこちらから
 http://medicalfinder.jp/

MedicalFinderについて詳しくはこちらをどうぞ
http://www.lib.tokushima-u.ac.jp/news/news14/pdf/2014100601.pdf
                                       (K)


2014年10月3日金曜日

高校生の見学ツアー

高松から大学訪問に来てくださっていた高校生に,見学ツアーを行いました。
聞いてみると1年生ということで,非常にフレッシュな生徒さんたちでした。

電動集密書庫をご案内し,動く書庫に「おぉー」と驚きの声が上がるのを見ると嬉しくなります。
そして,北学習室のキャレルで勉強している大学生を見つめる眼差しは真剣でした。
高校生活はまだまだこれからですが,「大学に行ったらこういうところで勉強するんだ」と頭の片隅にでも図書館のことをおいてもらえたらと思います。
(写真がなぜか行方不明になったので,後ほどアップしますね)

(KY)

2014年10月2日木曜日

ご意見への回答(Web選書実施希望について)

(ご意見)
以前行われたWeb選書に参加した者です。
必要性のある図書をまとめて購入申請できる極めて画期的なイベントでしたので,再度の実施をお願いしたいです。
蔵本分館が学生のニーズに合った蔵書を揃えていく上でも非常に有意義なものであると思います。
どうかご検討の程よろしくお願いいたします。
(9月29日)

(回答)
ご意見ありがとうございます。
Web選書は図書館に置いてほしい本をインターネット書店で選んでもらう企画です。

好きな時間にゆっくり本を選べるという点,また,書店には並んでいないような本も選べるという点がご好評いただいております。
また,今回のように一度参加した学生さんから「また参加したい」とご意見をいただくことを大変嬉しく思っています。

図書館としましても,学生の皆さんの必要な本を蔵書にしていくことは,非常に重要なことと考えております。
直接ご意見を反映できる機会の一つとして,今年度もWeb選書を実施する予定です。
年内中に行えるよう準備中ですので,決まり次第お知らせいたします。
ご参加お待ちしております。

※実際に書店に行って本を選ぶイベント「ブックハンティング」を,10月20日(月)から31日(金)に,大学前の久米書店で実施予定です。ご都合があえばこちらにもぜひご参加ください。

(KY)

ご意見への回答(ミーティングルームの時間外利用について)

(ご意見)
ミーティングルームの使用時間帯を,時間外利用の間にも拡大してほしいです。
(9月29日)

(回答)
ご意見ありがとうございます。

グループ学習室は時間外も利用できますが,定員の関係上,より広いミーティングルームも時間外に利用したいというご要望かと思います。
グループ学習室の予約状況や光熱水量をみながら検討してまいります。

利用者の皆さまにも,マナーを守った適正利用への協力をお願い致します。

(KY)

My Recommendations No.24 「救う力 人のために,自分のために,いまあなたができること」

HBS口腔保健支援学分野教授 尾崎和美先生が,ご推薦図書「救う力 人のために,自分のために,いまあなたができること」(吉岡秀人 / 廣済堂出版)の書評を書いてくださいました。
尾崎先生,ありがとうございました。


それでは早速ご紹介します。

 本書は,医師である著者が自身の半生を紐解きながら人生や幸せといったテーマについて真剣に考え,また読者に考えさせる書である。医療ボランティア団体を設立し,海外での医療活動や災害孤児の養育支援などさまざまな取り組みを行ってきた中で経験した不安,孤独あるいは挫折に,著者がどのように立ち向かい乗り越えてきたか,そして後悔のない人生を送るためには何が必要かを語っている。
 明確な人生の目的・目標を持って生きている人は,そう多くはいまい。また,今持っている目的・目標が果たして本当に自分が追い求めているものなのかどうかを自問自答している人も少なからずいるだろう。自信を失った時,孤独を感じた時あるいは挫折を経験した時に自分とどう向き合えばよいのか。著者は「人生の目的は,行動するプロセスの中でしか見つからない。目的なんてすぐに見つかるものじゃないから,とりあえず前に進む。良いことも悪いことも全部経験しながら前に進む。そのプロセスで自分が何者か知る,あるいは人としての成長を自覚する。それこそが人生の目的だ」と述べている。
 足かせになっている“常識”を踏みつぶす勇気,成長していくための“能動的な孤独”の必要性,“仕事の本質に辿り着くための自助努力”における心構えなど,本書を読み解くことで“自分なりの後悔の無い行動”や“行動力の源”を見出すことができるだろう。「選択」と「決断」を迷わず,信念を持って自分の気持ちに素直に従って行動していくことの重要性を学べる良書である。

1階ロビーに今日から展示していますので,ぜひご覧ください。

My Recommendations No.23 「鈍感力」

HBS口腔保健衛生学分野教授 日野出大輔先生が,ご推薦図書「鈍感力」(渡辺淳一 / 集英社)の書評を書いてくださいました。
日野出先生,ありがとうございました。


それではさっそくご紹介します。

「鈍感力」とは、苦しいこと、辛いことがあっても、自分に都合よく考え、気が落ち込むことがなく前に進んでいく、このような「したたかな力」ととらえている。恋愛関係や社会に巣立つ際の環境適応能力に悩む学生時代にお勧めしたい一冊である。



渡辺淳一氏が亡くなった際,追悼コーナーを設けて著書を展示しました(その時のブログ記事はこちら)が,意外にも当時このベストセラーは蔵本分館にありませんでした。
日野出先生のご推薦を受けて昨日入荷したばかりですので,気になる方はぜひ読んでみてくださいね。

2014年10月1日水曜日

講習会はお気軽にご相談ください

図書館ではご希望に応じた講習会を随時受付しています。
写真は,先週,病院看護部からのお申し込みで実施した,文献検索講習会の様子です。

医中誌Webの使い方を中心に,
  • どこからデータベースが使えるか
  • 簡単な絞り込み(出版年での絞り込みや原著論文だけに絞り込むなど)の方法
  • 検索した論文を実際に読む方法(電子ジャーナルが読めるか,図書館に雑誌があるかをどうやって確認したらよいか)
  • シソーラスを参照し,より目的に合ったキーワードを探す方法
を実習しながら1時間程度の講習会を行いました。

ところで,職員KYは,最後にいつも「帰ってご自分で検索した時に,分からないことがあったらいつでもお尋ねくださいね」と言って講習会を終わりにします。

講習会ではシナリオに沿って検索してもらうわけですが,実際に検索してみると,思うような結果が得られなかったりすることもあるのではないでしょうか。
困った時には気軽に,「ちょっと聞いてみよう」と図書館を頼りにしてもらえたらと思います。

今回は
「また色々お聞きすると思います,教えてくださいね」
と声を掛けていただいたり,
「図書館のパソコンは私たちも使えますか」
「自分のパソコンやタブレットを持ってきても検索できますか」
など,”図書館を使う”ということにも興味を持っていただけたようでした。

こんな風に,講習会が図書館を活用するきっかけになれば嬉しいです。
どうぞお気軽にご相談ください!
(KY)