ブログネタ切れということで、またまた振られてしまった次第で。。。。
いつもの如く、R言語のお誘いです。蔵本分館には「R」の基本書がほんの少しですが統計本の分野にならんでいることをご存知の方もおられると思います。これらのR本は、Rに触れたことのない方には少し敷居の高い本のようにも思います。最近は、GUIというグラフィックな画面でマウス操作して、ある結果をアウトプットすることがほとんどなので、Rのようにコマンドライン(CLI)を使って下記のようなに操作することは少し取っ付き難く感じられるのではと思います。(私は使ったことはないのですが、「R cmdr」「R Stadio」をいうRをGUIで利用できるソフトウェアもあるのですが。。。)。
>summary(aov(sleep$time~sleep2$club, subset=(sleep$sex=="m")))
>TukeyHSD(aov(sleep$time~sleep$club, subset=(sleep$sex=="m")))
......なんて、Rがはじめての方には馴染めないですよね。
それで、「はじめてのR」という本が蔵本分館にありますのでご紹介します。この本の冒頭に、「はじめてRに触れる人を対象に、Rのごく初歩のみについて解説する本です。」と著者の方が書かれていように、まったく統計についての説明・解説はなく、簡単なサンプルデータを基に、Rを操作するという内容の本です。すこしRのことが気になっている方で、Rって少し取っ付き難い感じをもたれている方に是非手にとっていただきたい本です。ちょうど夏休みに突入という時期なので、この夏休みの自己課題として、パソコンを前にして、本書の内容をタイプしてみてはどうでしょうか。著者によると「1週間程度で読了できる」とのことです。「分散分析」って何って方は、「Rによるやさしい統計学」というR本を参考いされてはどうでしょうか。「はじめてのR」を1F新着本の近くに展示しておきますので、手にとってご覧ください。