2013年6月18日火曜日

HeLa 細胞の分裂

今日から2Fフロアのe-signageにて「HeLa 細胞の分裂」を撮った映像を流しています。ヘルスバイオサイエンス研究部先端研の庄野様に提供していただきました。細胞分裂の静止画は教科書などでよく目にする機会があるようですが、細胞が分裂しているところを動画で学生さんに見てもらったら、面白いと感じてくれる学生さんもいるんじゃないかということで、e-signageに載せることにしました。ライフサイエンス関係の図書館に勤務しながら、「HeLa Cells」というタームさえ全然知りませんでした。お恥ずかしい限りです。それで、庄野様から今回提供していただいた「HeLa 細胞の分裂」の映像について、コメントをいただきましたので、ご紹介します。

 HeLa細胞は、1951年に子宮頸癌で亡くなった30代黒人女性ヘンリェッタ・ラックスから命名され、ジョージ・オットー・ゲイ(George Otto Gey)により分離され、細胞株として確立された。
 下村脩氏は2008年に「緑色蛍光タンパク質(GFPGreen Fluorescent Protein)の発見と開発」でノーベル化学賞を受賞した。
GFPは、オワンクラゲから発見された蛍光タンパク質で、単独で発色団(色を発現する化学構造)を形成するのが特徴です。GFPを改変させたYFP(黄色蛍光タンパク質)によってミトコンドリアだけが黄色い蛍光が見えるようにしている。

ノーベル賞受賞者下村氏の業績があって、この細胞分裂が映像化されているんですね。
見ていただいた学生さんに何か感動を与えることが出来れば、嬉しいですね。。
図書館2F利用の際、ぜひご覧いただければと思っています。感想があれば、意見箱に投稿しておいて下さい。その映像を眺めていましたら、図書館のK女史から図書館にこんな本がありますよと「不死細胞 ヒーラ」という本を紹介していただきました。映像をみて、興味をそそられた方は、この本を読んでみてはどうでしょうか。