この連載を始めた時,「電子ジャーナルをダウンロードするとPDFファイルの名前が分かりにくい」 どいう話をしていたかと思います。
そのまま置いておくと大変なことになるのでMendeleyを使って管理してみよう,ということで連載が始まりました。
Mendeleyを使うことで,確かに文献は非常に分かりやすくなりましたが,PDFファイル自体の名前は分かりにくいままです。
このお悩みには,「ファイルのリネーム」が有効です。
メニューのTools→Optionsと開いて,File Organizerタブを出してみます。
この手順,はじめてのMendeley(10) 文献リストとPDFファイルの整理でもしましたね。
その時は「Tidy Up」ボタンで文献リストのどの文献からも参照されていないファイルを整理しました。
今回は,「Rename document files」 チェックボックスにチェックを入れます。
著者名,論文名,雑誌名,出版年の項目があり,それらを組み合わせてファイル名にしてくれます。どの項目を使うか選べますし,順番も選べます。
Applyボタンクリックでリネーム完了!
新しく文献を追加すると,同じようにPDFファイルをリネームしてくれます。
文献管理がまた一歩前進したなぁという感じがしますね。
前の記事:
はじめてのMendeley(16)LabFolderでMendeley
はじめてのMendeley(15)Webインポーターを使ってみよう!(検索結果をまとめて登録編)
※「はじめてのMendeley」記事一覧は
「はじめてのMendeley」連載記事をまとめました
からどうぞ!
(訂正とお詫び)記事タイトルに表記される当連載の連番を(16)と間違えて表記しておりました。申し訳ありません。
正しくは17でしたので,本日訂正しました。
また,前記事へのリンクに本来の前記事「はじめてのMendeley(16)LabFolderでMendeley」を追加しました。
(2014/4/30)