2013年9月9日月曜日

はじめてのMendeley(5) ファイルはどこにある?


前回,「はじめてのMendeley(4) 日本語論文 to Mendeley」では,日本語論文のPDFファイルをMendeleyにアップロードしようとしてファイルの場所に悩んでしまった,というところで終わったかと思います。確か
  1. アップロードするファイルは,Mendeleyに登録した時のフォルダでいいの?
  2. アップロードしたらMendeleyに同じ論文が2つできる?それともデータが上書き?
  3. そもそもMendeleyに登録したPDFファイルは,いったいどこに?
という悩みでした。
順番が逆ですが,「そもそも」の3から考えていきたいと思います。

Mendeleyでは 登録した論文情報はサーバに保存されます。
ここで,ひとことで「論文情報」といっても,
  • 論文の書誌事項(著者名,論文名,収録雑誌名など,その論文の情報)
  • 添付ファイル(論文のPDFファイル)
がありますね。
書誌事項は必ずサーバに保存されますが,添付ファイルは,サーバに保存する・しないをフォルダ単位で選ぶことができます(デフォルトでは,「添付ファイルはすべてサーバに保存する」設定になっています)。簡単に方法を説明すると,こんな感じです。
  1. 左側のMy LibraryでAll Documentを選択し,真ん中の広い部分に論文リストの全件を表示させます。
  2. 上のほうにEdit Settingsというボタンがありますので,クリックしてください。
自分の使っている容量もここで分かりますので,容量が心配になってきた方は見てみてくださいね。

論文情報はこのようにサーバに保存されると同時に,自分のパソコン内にも添付ファイルが保存されています。
このおかげで,オフラインでもMendeleyが使えるわけです。
(2016.6.20 訂正) 現在,デフォルトでは「自分のパソコン内に添付ファイルは保存する」という設定項目はオフになっています。この設定をオンにすると,指定したフォルダに添付ファイルが保存されます。

どこに保存されているのかですが,ToolsメニューでOptionsを選択すると,設定画面が出てきますのでFile Organizerタブをクリックしてください。
一番上の項目Organize my filesで表示されているフォルダが,添付ファイルの保存場所です。
デフォルトでは,「それどこ?」という感じの場所に保存されていましたので,自分のマイドキュメントの中に変えてみましたが,とにかく元のカオスなフォルダとは別物ができている,ということは分かります。

つまり,自分のパソコンに保存していた論文のPDFをMendeleyに登録すると,Mendeley用の保存フォルダが新たに作られ,そこにもPDFが保存される,ということなのですね。

同じ論文は2ついらない,という方は,Mendeleyに登録したファイルは元ファイルのほうを消してしまってもいいのでないかと思います。

ところで,先日出張講座に行った時に学生さんたちに話を聞くと,論文をDropboxに保存しておいて,iPadやiPhoneでも読んでいる,という方が何人かおられました。
このような方はMendeleyの保存フォルダをDropboxフォルダの中に入れておくと,Mendeleyアプリの調子が悪い時に便利かもしれませんね。

次回は,これまでの内容をまとめてみたいと思います。

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