中川先生、ご協力ありがとうございました。
では、さっそくご紹介します。
著者のAnthony
T. Tu (杜 祖健:と そけん) 博士は、26年前に私が留学した米国コロラド州立大学理学部・生化学教室の当時の指導教授である。現在83歳の先生からは、今も折々に激励の便りが届く。専門は生化学で、ヘビ毒とラマン分光法による研究論文が300を越えている。本書は世界を震撼させたサリン事件を、「化学テロ」として科学者の目から、犯人グループに一歩一歩と迫って行くサイエンティフィック物語でもある。
Tu博士は1994年6月に発生した「松本サリン事件」、その翌年3月に発生した「東京地下鉄サリン事件」に関して、日本や世界での学会出席の合間を利用して関係機関や関係者に取材し、貴重な証言や資料を集めながら20年間にわたり事件の真相に迫ってきた。今回、出版された本書は、これまでの軌跡を「化学テロからの教訓」として重要な助言を終章に、更に死刑確定因との面談からも事件の真実に迫りまとめたものである。
1階ロビーに展示中ですので、興味のある方はぜひご覧ください。
Tu博士は1994年6月に発生した「松本サリン事件」、その翌年3月に発生した「東京地下鉄サリン事件」に関して、日本や世界での学会出席の合間を利用して関係機関や関係者に取材し、貴重な証言や資料を集めながら20年間にわたり事件の真相に迫ってきた。今回、出版された本書は、これまでの軌跡を「化学テロからの教訓」として重要な助言を終章に、更に死刑確定因との面談からも事件の真実に迫りまとめたものである。
1階ロビーに展示中ですので、興味のある方はぜひご覧ください。