今回はいよいよ実際にWebインポーターを使ってみます。
はじめてのMendeley(12)Webインポーターって? でご説明したように,Webインポーターを使えるデータベースは色々ありますが,ここはやはり蔵本地区の皆さんがよく使うPubMedで試してみましょう。
まず。PubMedで文献を検索します。
いちおうPubMedのトップページのURLを書いときますね。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/
で,Mendeleyに登録したい論文の詳細を表示します。
皆さんのWebブラウザにはWebインポーターがインストールされているはずですので,それをクリックします。
出てきましたねぇ~。上の方に"Download PDFs if available"というチェックボックスが見えます。これにチェックを入れると,PDFファイルも一緒に取り込んでくれます。
なお,このチェックボックスは,MendeleyがPDFファイルを認識できた場合だけ出てくるようです。
(つまり,無料で全文が読める論文ということですね)
下の図は,徳島大学で電子ジャーナルを契約している雑誌の論文にWebインポーターを使ってみたところですが,このようにチェックボックスは出てきません。
なにはともあれ,"Save"ボタンで,Mendeleyに取り込まれます。
終わったら"Save"が"Saved"になり,"View in Mendeley Desktop"ボタンが出てきます。
クリックすると, Mendeley Desktopで論文が追加されたことを確認できます。
「有料だけど大学で契約しているのでPDFが読めるんですけどね」という論文は,書誌事項の登録となり,残念ながらPDFファイルは取り込みません。
PDFファイルをいったんダウンロードし,MendeleyのAdd Filesを使って,ダウンロードしたPDFファイルを登録する という手順になります。
(※以前の記事でも紹介しました,エルゼビア・ジャパンの「クイックレファレンスガイド日本語版」3ページには
「ScienceDirect やオープンアクセス誌では、PDF をダウンロードできる場合があります」
と書かれていますので,Pubmedを検索してScienceDirectのアイコンがあれば望みがある,ということでしょうか)
関連記事:はじめてのMendeley(9)クイックレファレンスガイド日本語版
次の記事:はじめてのMendeley(15)Webインポーターを使ってみよう!(検索結果をまとめて登録編)
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