2017年12月18日月曜日

図書館で健康いきいき講座「知ることから始まる糖尿病対策 ~その真髄をお伝えします~」を開催しました。

12月17日(日)に徳島市立図書館にて、図書館で健康いきいき講座vol.3「知ることから始まる糖尿病対策 ~その真髄をお伝えします~」を開催しました。

徳島大学先端酵素学研究所 糖尿病・臨床研究開発センター長の松久宗英教授に講演いただき、巧みな話術に集まった15名の参加者の皆さんもすっかり引き込まれて、講演の途中でもポンポンと活発な質問のやり取りが交わされました。
Q「食事を1日1回でもいいですか?」
A「良くないですね。食後は血糖値が一番高くなります。24時間食べずにいるとその間に身体はどんどん血糖値を上げようと働くので、普段血糖値が126mg/dlの方でも食後に一気に200mg/dl以上になる場合もあり、危険です。」


食事は1日の量が一定であれば、1回よりも数回に分けて摂取する方が糖尿病予防にはいいんですね!

また、運動は1週間に15.4メッツ以上が効果的だそうです。
歩行は3メッツ/時、自転車は4メッツ/時、軽いジョギングは5メッツ/時。

だいたい運動は1週間で150分の有酸素運動が効果的だそうです。

するとある方が質問されました。
Q「座っていると1メッツ/時ということは、1週間に15.4メッツなので1日当り2時間少々座っているとクリアできますか?」


これには会場大爆笑!
先生から「いえいえ、座っているのは数えません。歩行以上からカウントされます。」

あっという間に時間が過ぎ、たくさんの質問にも丁寧に全てお答えいただき、皆さん満足の様子で会場を後にされました。

さて、この図書館で健康いきいき講座は、徳島市立図書館と徳島大学附属図書館との連携協定に基づく企画の一つです。
ご参加いただいた皆様、ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。
(m)