吉本先生いつもありがとうございます。
では、ご紹介いたします。
『伝えることから始めよう』(髙田 明 / 東洋経済新報社)
自分の言いたいことが他者に全く伝わらなかった、あるいは自分では伝わったものと勘違いした経験はないか。
一方、テレビショッピングでおなじみの「ジャパネットたかた」創業者の髙田明さんが商品を紹介すると、視聴者はなぜ買いたくなるのだろうか?
本書では高田さんの伝え方の極意が示されている。
特に「第4章 伝わるコミュニケーション」が参考になる。
1. 大切なのは「伝えること」ではなく「伝わること」
2. 伝えたいことを絞る — 最初の1分間が勝負
3. 伝える相手を強く意識する
4. 「一調二機三声」(一調:声の張り、高さ、緩急を心と体の中で整える、二機:声を出す「間」を取り、いつ出すかタイミングを推し量る、三声:声を発する三声)
5. 目で伝える、身体で伝える
6. 相手が自分を見ている目線で自分を眺めてみるなど。
自分の考え・思いを確実に伝えたい学生・教職員におすすめの1冊。
吉本先生よりこの本をおススメ頂いたとき、まさに今の私たち向けの本だと思いました。 まもなく文献検索講習会があります。
私たち初心者がご説明させていただきます。受講生の方にはご迷惑をおかけすると思いますが、上手くしゃべろうとせず、“伝わる”ように心がけたいと思っています。
温かく見守っていただけると幸いです。 (G)