2016年11月30日水曜日

1階グループ学習室予約用パソコンが復旧しました

不調のため長らく利用できなかった、1階グループ学習室予約用パソコンが復旧しました。

大変お待たせして申し訳ありませんでした。
どうぞご利用ください。

なお、以前のように、学生証をカードリーダーに乗せると自動的に認証するということができませんので、カウンターに置いてあるiPadと同じような使い方になります。

利用方法が不明な方は、お手数ですがカウンターまでお尋ねください。
どうぞよろしくお願いいたします。

(KY)

2016年11月29日火曜日

My Recommendations No.96「がん-4000年の歴史-上・下」

今回のMy Recommendationsは,野地澄晴 徳島大学学長にご推薦いただきました,「がん-4000年の歴史-上・下」(シッダールタ・ムカジー / 早川書房)です。
野地先生,書評をお寄せくださいましてありがとうございます。

では早速,おすすめコメントをご紹介します。

がんは誰しもかかる可能性のある疾病である。日本人の2人に1人ががんにかかり、3人に1人ががんで死亡していると言われている。地球全体では700万人以上の人ががんで亡くなっている。がんとの戦いの歴史を書いている本である。文庫本としては厚く、しかも上下に分かれている本であるが、読み始めると止められなくなる本である。著者は現在、米国ニューヨーク市のコロンビア大学医学部の助教授で、医療センターの医師である。この本の執筆により、2011年にピューリッツァー賞を受賞している。現在、がんの治療はプレシジョン・メディシンの時代に突入し、遺伝子の変異に基づいた治療が行われているが、ここに至る長くて悲惨ながんとの戦いが素晴らしい文脈で語られている。まさに、ノンフィクションの最高傑作であろう。この本により、がんについての知識が得られるが、魅力的な本の書き方を学ぶこともできる。

野地先生がおすすめくださいましたのは文庫版の方ですが,改題前の上製本を蔵本分館で所蔵しておりましたので,取り急ぎ,こちらを展示させていただきました。
上製本のタイトルは「病の皇帝「がん」に挑む : 人類4000年の苦闘」となっており,こちらも上・下2冊に分かれています。医学の知識を持たない一般読者にも分かりやすく書かれていて,数ページ読んだだけでも引き込まれます。

本日より,蔵本分館1階ホール,My Recommendationsコーナーに展示していますので,ぜひ手に取ってご覧くださいね。
皆さんのご利用,お待ちしております!


 sm

ご意見への回答(二階トイレ前のベンチ)

<ご意見>
二階トイレ前のベンチを一階にうつしてほしい。
二階トイレ前のベンチで大声で雑談する人があとをたちません。何回注意しても,色んな人があの場所で雑談をします。自習室で勉強していると,とてもうるさいです。
学生同士でちょっとしたいさかいに発展しかけた事もあります。もし,休けいスペースを確保するなら,あのベンチを一階にうつしてほしいです。これから,いろんな学部が国家試験にむけて勉強目的で図書館を利用します。皆が気持ちよく勉強にうちこめるよう,ご対処のほど,お願いします。(コンピュータ室まえのイスもうつしてほしいです)
(11月20日)

<回答>
今回は,ご不便をおかけして申し訳ありませんでした。
図書館では,2階は静かに勉強する場所,1階はコミュニケーションを取りながら勉強する場所,というを区分けをしております。
しかし,イス等の配置の問題で,意図したような利用になっていなかったようです。

以前から,トイレ前のベンチで話をしている人がいる,との苦情があり,その都度注意はしていたのですが,根本的な解決にならないようですので,ご指摘のとおり,ベンチを移すことにしました。
1階には適当な場所がないので,南書庫と,入館ゲート前のスペースに移します。
入館ゲート前では,荷物置台がなくて困っているような様子も見受けられましたので,ここで活用することにしました。
作業には人手がいるので,移動は来週になると思います。しばらくお待ちください。

マルチメディアルーム前でのおしゃべりも,以前から注意はしており,もともと置いていたテーブルも別の場所に移したりしていたのですが,この機会にこちらの椅子も,場所を移動しました。

今回のイスの移動で,少しでも快適にお使いいただけるようになればと思います。
 
(sasa)


ご意見への回答(雑誌コーナー)

<ご意見>
ギターばっかりマガジン置いてるのずるいです。ドラムとベースも置いてください。。。
(11月24日)

<回答>
ご意見ありがとうございます。
ドラムとベースの雑誌,どんな雑誌が欲しいか具体的な要望はありますか?

ちょうど今, 図書館では,来年度の購読雑誌の見直しを検討しています。

見直しに当たっては,利用者のみなさんからのご意見を反映させたいので,

12月1日(木)~12月14日(水)の2週間,アンケートを実施
することにしました。

図書館の1階,2階にアンケート用のポスターを貼りますので,読みたい雑誌の名前を書いておいてくださいね。
賛同者が多ければ,来年度から,ドラムやベースの雑誌が入るかも・・・。

というわけで,ぜひアンケートに,ご協力ください。

(sasa)

ご意見への回答(寒い)

<ご意見>
寒すぎて,コート,マフラー着用で勉強しています。寒すぎます。
(11月23日 同意見ほか1通)

<回答>
この度はご不便をおかけしました。

一応,大学の規定では12月1日から暖房開始となっておりますが,あまり寒いときには状況を見て,暖房を入れるようにしております。 ここのところ暖かったので,対応できておりませんでした。
現在は,それほど気温が低くないようですので,空調は入れず,換気扇をとめて外気の流入を防ぐのみとしております。
 省エネルギーにご理解とご協力をいただければと思います。

ただ,もちろん,みなさまの健康維持も大事なことですので,寒いと感じられたらカウンターにお申し出ください。状況を見て対応するようにします。

(sasa)

2016年11月28日月曜日

My Recommendations No.95「50歳からのつらい症状にはこれしかない! : 更年期を元気に乗り切る方法」

徳島市国府町にあります,ひろこ漢方内科クリニック院長高橋浩子先生が, 漢方の魅力を基本から治療まで,分かりやすく解説した本を出版されました。

 『50歳からのつらい症状にはこれしかない! : 更年期を元気に乗り切る方法』
(高橋浩子 / ワニブックス)

この度,高橋先生にご著書へのコメントをお願いしましたところ,快くお引き受けくださいました高橋先生,ありがとうございます。

では早速,お寄せいただいたコメントをご紹介しますね

つらい症状があるけれど、病院で検査したら異常がない。異常がないといわれても症状があるので、いろんな病院にかかった。薬をのんでもちっともよくならないとドクターにいうと、「神経質なんじゃないですか」とか「年のせいじゃないですか」といわれてとてもつらかった・・・本書は、そんな人たちのために書きました。こころとからだをひとつと考える漢方医学のやさしさ。症状の数だけ薬を処方するのではなく、からだのどこのバランスが崩れて症状が出ているのかを考える漢方医学の奥深さ。年齢や性別をこえて読んでいただきたい漢方の本です。

本日より,蔵本分館1階ホール,My Recommendationsコーナーに展示しておりますので,ぜひ手に取ってご覧くださいね。
みなさんのご利用,お待ちしております!

sm

 

館長と医学部長が対談を行いました

徳島大学附属図書館では、メールマガジン「すだち」を毎月発行しています。

2016年5月号(136号)から始まった”館長対談シリーズ「共に創る図書館」”も、今月号(142号)は第7回となりました。吉本館長と苛原医学部長との対談です。



職員KYも対談に同席させていただき、大学院での研究生活や、日本初の倫理委員会を徳島大学に設置した経緯、医学部の教育や研究などについて、大変楽しく、かつ興味深くお話しを伺っておりました。

そして最後に、吉本館長の「図書館に期待することはありますか」という質問に、苛原先生がとても熱い口調で答えられた

「どの大学においても昔から図書館というのは学部の次の位置付けとして重きを置かれてきました。図書館の必要性というのは今も変わりませんが,どのようなサービスをしていくかという点では年々変わってきていますので,そういう面で私たちを支援していただきたいと思います。」

「学科では3年生の研究室配属の際のオリエンテーションにおいて,30分程度図書館からも文献検索等について説明していただいていますが,その際に,将来,医師,栄養士又は看護師等として「文献を自分で探す能力」を身に着けておくということが大切だと思います」

という言葉に、図書館に対する期待と、図書館の果たすべき責任をひしひしと感じました。
学部と連携を深め、より効果的な方法を探していきたいと思います。

次はどんな対談になるのでしょう・・・?
気になる方はぜひメルマガ「すだち」に読者登録をお願いします。

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(KY)