発生当時は原因不明とされていた,各地に広がる乳児の高熱や激しい嘔吐は,森永乳業徳島工場で製造されたドライミルクが原因のヒ素中毒であることが突き止められ,事件として発覚したのが,60年前の今日,1955年の8月24日のことでした。
60年と言うと遠く感じるかもしれませんが,発端となったのが徳島工場という意味では私達の身近で起きた事件とも言えます。
この節目にもう一度,事件に思いを馳せてみませんか。
吉本先生による森永ヒ素ミルク中毒事件に関する推薦図書,『水俣から福島へ: 公害の経験を共有する』は,近日中に展示予定です。もうしばらくお待ちください。
sm