2015年5月29日金曜日

第37回テーマ展示「研修医の心得」 好評開催中です

第37回テーマ展示「研修医の心得」が始まり,3週間が過ぎました。

毎日,朝と夕方の2回,展示図書をチェックしているのですが,今回の展示は夜のうち(17:00~21:00)に図書が貸出されていくことが多いようです。

お忙しい研修医の先生方は,夜遅くに図書館を利用されているのかな,と思います。
患者さんの健康をまもる大変なお仕事ですが,ご自分のお体も大事になさってくださいね。

また,今回も展示中のアプリ,「添付文書Pro」と「MedCalc」の簡単な取扱説明書を作ってみましたので, もしよろしければ手に取ってご覧くださいね。
トリセツはテーマ展示コーナー片隅にちょこんとに置いてあります。

MedCalc」版です
片隅にちょこんと











sm

2015年5月28日木曜日

文芸コーナーの図書を入れ替えました

月の変わり目がやってきました。
恒例の、文芸コーナーの図書入れ替えです。

常三島本館にある図書から100冊を文芸コーナーに置いているのですが、このうち1/4にあたる25冊ずつを毎月入れ替えています。

今月は,昨年ノーベル平和賞を受賞したマララ・ユスフザイさんの写真に引き込まれるような表紙の本など,バラエティに富んだ内容となっております。

2階中央閲覧室内,文芸コーナーにどうぞお立ち寄りください! 

文芸コーナー図書リスト(2015年6月)



 (KY)

2015年5月27日水曜日

文献検索講習会(応用編1)終了しました

昨日,今日(5/26,27)と開催しました文献検索講習会(応用編1)が終了しました。
計26名の方にご参加いただきました。
ありがとうございました。

去年までは例えば検索テーマが「ストレスが原因となって発症する気管支喘息について」だったら
”「ストレス」「気管支喘息」というキーワードで検索してみましょう”
と当たり前のようにテーマから単語を抜き出して検索していたのですが,今年は
テーマ「ストレスが原因となって発症する気管支喘息について」をそのまま入力して検索してみるところから始めてみました(2015年5月27日現在,医中誌Webの検索結果は0件です)。

サーチエンジンでは,文章で検索してもそれなりに検索結果が出ます。
実際にさきほどgoogleで「ストレスが原因となって発症する気管支喘息について」で検索すると約79,500件でした。
また,最近はスマホに「一番近いコンビニは?」などど話しかけて検索したり,しますよね?

データベースの検索は,そういう使い慣れた検索とはちょっと違うのです。
不便なこともあればいいこともあります。
そんな説明から入って,シソーラスの実習もして,の盛りだくさんの1時間でした。

明日からは応用編2が始まります。
応用編2では,PubMedの基本的な検索を実習形式で参加者の皆さんと一緒に勉強したいと思います。
まだまだ絶賛受付中ですので,
http://www.lib.tokushima-u.ac.jp/news/news15/2015051201.html
からお申込みお待ちしております!

(KY)

My Recommendations No.53,54 「この土の器をも(道ありき第二部)」,「光あるうちに(道ありき第三部)」展示中です!

分析科学分野教授,田中秀治先生におすすめいただいておりました「道ありき」,その続編が2冊到着しましたので,蔵本分館1階ホール,My Recommendationsコーナー併せて展示しております。

「この土の器をも(道ありき第二部)」
「光あるうちに(道ありき第三部)」
(三浦綾子 / 新潮社)

長い闘病生活に耐えた著者が,結婚してから新聞社の懸賞小説に「氷点」で入選するまでの日々を綴る結婚編が「この土の器をも」です。

信仰入門編「光あるうちに」は,人間として生きて行くために大切なことは何か?愛について,また信仰についての著者の考えが,キリスト教の知識を持たなくても分かるようにやさしく書かれています。
こちらもぜひ手に取ってご覧くださいね。

sm

2015年5月26日火曜日

My Recommendations No.57 「死の体験授業」展示中です!

分子薬理学分野教授,吉本勝彦先生におすすめいただいておりました,「死の体験授業」(山崎章郎 / サンマーク出版)が到着しました!
早速,蔵本分館1階のMy Recommendationsコーナーに展示しています。

著者である山崎先生が,武蔵野美術大学の特任教授として学生を対象に行った「死の体験旅行」というワークショップの内容を中心に,終末期医療やホスピスの現状などについて,分かりやすく書かれています。

「死」は誰もが必ず迎えるものです。「死」への考察を深め,「死」があるからこそ輝く「生」を見つめ直してみませんか。すべての方におすすめしたい1冊となっています。 

 


※吉本先生の書評はこちらからご覧になれます。 
sm

2015年5月25日月曜日

My Recommendations No.52,53,54 「道ありき」,「この土の器をも(道ありき第二部)」,「光あるうちに(道ありき第三部)」


薬学部分析科学分野教授,田中秀治先生が下記図書をご推薦くださいました。
田中先生,ありがとうございました。

「道ありき」
(三浦綾子 / 新潮社)

書評をお寄せくださいましたので,ご紹介します。

  「氷点」,「塩狩峠」などで知られる作家の自伝。20代前半から37歳で迎えた結婚初夜までの出来事が綴られている。小学校教員の綾子は,終戦に伴う価値 観の激変から虚無感に陥り,退職,婚約解消,自殺未遂の果て,脊椎カリエスのため寝たきりの状態になった。幼馴染みの医学生の勧めでキリスト教の洗礼を受 けた綾子は,その彼との純愛,信仰,家族の看護に支えられ,長い闘病生活を送る。しかし,彼は結核のため帰らぬ人となった。一周忌が過ぎ,失意の綾子のも とに,亡き恋人の面影に重なる見舞客(三浦光世)が現れる…この自伝に登場する人物は皆,純粋,真摯,誠実である。クリスチャンではない私には,「ここま では思えない」と感じる部分もある。しかし,多くの煩悩で穢れた私の心は,本書を読むと少しは洗われるような気がする。「生きることとは」,「人を愛する こととは」など,皆さんにとっても何か感じるものがあると思う。

「道ありき」は徳島大学の教職員が推薦「新入生にすすめる私のこの一冊」にも選ばれています。
蔵本分館1階ホール,My Recommendationsコーナーにて本日より展示中。
また,「道ありき」第二部「この土の器をも」,第三部「光あるうちに」も,今後入荷予定です。
数多くの名作を生み出した作家の,ドラマよりもドラマチックな自伝小説を,ぜひご覧ください!


sm

2015年5月22日金曜日

文献検索講習会 入門編が終了しました

おとついの5月20日(水)から3日間行いました文献検索講習会の入門編が,本日終了いたしました。
計27名の方にご参加いただきました。
ありがとうございました。


入門編では「参考文献リスト→OPAC検索→検索結果の見方」を中心に説明し,データベース検索はしませんでした。
地味ですが,これが分かっていなかったら,データベースの検索がいくら上手になっても最終的に「?」状態になるという事例を図書館職員たちはよく見ていますので,毎年頑張って説明しております。

来週からの応用編では実際に検索をしていきます。例題も去年と少し変えて,より実際の検索場面で役に立ちそうな内容を入れたいと思っています。
ぜひご参加ください!

お申し込みはこちらからどうぞ↓
http://www.lib.tokushima-u.ac.jp/news/news15/2015051201.html

(KY)