2020年2月10日月曜日

第75回テーマ展示「薬理学」

 蔵本分館では第75回テーマ展示を1階ホールにて行っています。今回は分子薬理学分野教授 吉本勝彦先生に監修いただき,「薬理学」をテーマに関連書籍・雑誌を展示しています。 

 薬理学とは,薬と生体の相互作用を解き明かす学問のことであり,19世紀後半の医学において3大領域とされた生理学・病理学・治療学のうち,治療学の基本を成すものとして生まれました。薬理学で扱う問題としては,薬のもたらす効果や副作用の起こる原因,薬を適切に使う方法など,様々なものが挙げられます。
薬と生体との間に生じる現象の解析には解剖学や生理学,生化学,分子生物学,遺伝学,機能形態学といった多様な基礎医学の知識が要求されており,そこで用いる手法や対象により,薬理学は様々な分野に細分化されています。薬はあらゆる医療において深い関わりがあり,これを研究する薬理学は医学・歯学・薬学のいずれとも密接に関連性がある分野だと言えるでしょう。

皆さんも,この機会に薬理学について学んでみませんか?

 展示期間は3月31日(火)までとなっています。皆さんのご利用,お待ちしております。また,テーマ展示コーナーではご意見やリクエストを募集しています。今後の展示の参考にさせていただきますので,お立ち寄りの際には是非コメントをお寄せくださいね。


今まで行ったテーマ展示の一覧は
http://www.lib.tokushima-u.ac.jp/siryou/theme/
から見ることができます。
ぜひチェックしてみてください!
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