2026年1月26日月曜日

My Recommendations No.195「アレルギーの科学」

徳島大学名誉教授 吉本先生より、My Recommendationsコーナーに下記の図書をおすすめいただきました。

吉本先生、ありがとうございます。


アレルギーの科学 : なぜ起こるのか どうして増えているのか

森田英明,足立剛也編・著 講談社 (2025/10/23)


それでは、お寄せいただいた書評をご紹介します。


アトピー性皮膚炎、喘息、花粉症、食物アレルギーなどのアレルギー疾患は、国民の約5割が罹患する国民病であり、私も喘息に悩まされている。
アトピー性皮膚炎は、ダニや花粉などの特定のアレルゲンに対する獲得免疫と、皮膚の掻爬やストレスなどで起きる自然免疫の両方が関与し、Th2細胞から分泌されるIL-31が痒みを引き起こす。
喘息では、活性化された免疫細胞からIL-13が分泌され、増加した杯細胞より粘稠度の高い粘液が大量に産生されるとともに、気道上皮のバリア機能を低下させる。
花粉症においては、マスト細胞から分泌されるヒスタミンにより、くしゃみと鼻水が即時に生じ、6-10時間後には好酸球の関与や血管透過性の亢進により鼻づまりが起る。
本書では現在のアレルギーの病態・治療の最前線がわかりやすく記載されており、座右の書としてお勧めする。





 本日(1/26)より、蔵本分館1階ホール、My Recommendationsコーナーに展示しております。ぜひ手に取ってご覧ください。




                                                                                        YB