2025年10月9日木曜日

特別展示「ノーベル化学賞 2025」

先日の、大阪大学坂口先生のノーベル生理学・医学賞受賞に続き、京都大学の北川進先生も、金属有機構造体の開発でノーベル化学賞を受賞されましたので、蔵本分館でもそれぞれの先生の著書や論文関連本を展示しています。ぜひご覧ください!



                               Y.B.

2025年10月8日水曜日

My Recommendations No.192「緩和ケアをポジティブに変える本 : つらさを抱える患者にできることはもっとある」

徳島大学名誉教授 吉本先生より、My Recommendationsコーナーに下記の図書をおすすめいただきました。

吉本先生、ありがとうございます。


緩和ケアをポジティブに変える本 : つらさを抱える患者にできることはもっとある

廣橋猛 [著] 日経BP (2025/9/16)


それでは、お寄せいただいた書評をご紹介します。


甲状腺がんの手術を受けた著者は、緩和ケアを諦めでなくポジティブに変える必要性を強調している。がん治療終了後に緩和ケアを開始と誤解している治療医が多いのが問題で、早期から緩和ケアを開始すると患者の人生が確実に変わるという。 「ボヤのうちに消火」が鎮痛薬使用の鉄則、食事が難しい終末期にはガリガリ君がお勧め、エンシュアリキッドにブラックコーヒーや牛乳を混ぜると飲みやすい、吐き気の原因に応じて制吐薬を選択などが、緩和ケアや訪問診療の場において参考になる。 著者がカルテで最初に見るのは患者の住所欄で、患者の生活を想像する上で手がかりとなるという。全くの同意見で、住所を機に会話が広がることが多い。




  本日(10/8)より、蔵本分館1階ホール、My Recommendationsコーナーに展示しております。ぜひ手に取ってご覧ください。




                                                                                        YB

2025年10月7日火曜日

特別展示「ノーベル生理学・医学賞 2025」

このたび、坂口 志文 大阪大学特任教授が免疫の暴走を抑える「制御性T細胞」の研究において、2025年のノーベル生理学・医学賞を受賞されたことを記念し、蔵本分館でも同分野に関連する本を展示しています。ぜひご覧ください!




                               Y.B.

2025年9月22日月曜日

今月のいずみ号 令和7年(2025年)9月

先週、9月19日(金)は、徳島市立図書館の移動図書館「いずみ号」の巡回日でした。

今回も利用者さんがたくさん集まり、熱心にいずみ号の本を見ていました。



いずみ号の中には、本がぎっしり! およそ3、000冊が乗っています。



今月の特集は「運動と健康」です。



最大20冊まで借りることができます。返却期限は、次回のいずみ号の巡回日までです。

次回は 令和7年10月16日(木)14:30 長井記念ホール前到着予定です。
是非、ご利用ください。


 
                              Y.B.

2025年9月19日金曜日

My Recommendations No.191「フィジカル大全 : 読んで、見て、聴いて、身体診察を完全マスター」

徳島大学名誉教授 吉本先生より、My Recommendationsコーナーに下記の図書をおすすめいただきました。

吉本先生、ありがとうございます。


フィジカル大全 : 読んで、見て、聴いて、身体診察を完全マスター

石井大太,徳田安春 [編集] 医学書院 (2025/6/16)


それでは、お寄せいただいた書評をご紹介します。


「聴診器を胸にあててくれたのは久しぶり」と患者さんから言われることが時にあり驚いてしまう。よく聞いてみると、内科外来の再診で触診、打診、聴診等を省略し、いつも問診だけで終了というのだ。 CT、MRIなどの検査機器が発達した現在でも、これらは常に利用可能とは限らない。先人たちが継承してきた知見を基に、五感を研ぎ澄まして身体診察から得られる情報を活用する必要がある。 身体所見の教科書として「サパイラ 身体診察のアートサイエンス」、「ベイツ診察法」や「Dr.ウィリス ベッドサイド診断」が有名だが、本書は画像がカラーでわかりやすく、動画も豊富なため、これらよりハードル低く通読できる。冷汗の機序にカテコラミンの関与など、ベテラン医師にとっても新しい知見を得ること受けあいだ。




  本日(9/19)より、蔵本分館1階ホール、My Recommendationsコーナーに展示しております。ぜひ手に取ってご覧ください。




                                                                                        YB

2025年8月19日火曜日

今月のいずみ号 令和7年(2025年)8月

昨日、8月18日(月)は、徳島市立図書館の移動図書館「いずみ号」の巡回日でした。

連日暑い日が続いていますが、今回もたくさんの人たちが集まっていました。


いずみ号の中には、本がぎっしり! 


今月は、新しく入った本のコーナーがありました。


次回は 令和7年9月19日(金)14:30 長井記念ホール前到着予定です。
是非、ご利用ください。
                              Y.B.

2025年8月1日金曜日

第105回テーマ展示「泌尿器科学」展示のお知らせ

蔵本分館では第105回テーマ展示を1階ホールにて行っています。

今回は、泌尿器科学分野 教授 古川 順也先生に監修いただき、「泌尿器科学」をテーマに関連書籍・雑誌を展示しています。古川先生からいただいたコメントをご紹介します。

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泌尿器科学とは、腎・尿管・膀胱・尿道といった尿路系に加え、副腎・後腹膜・男性生殖器を対象とする外科学の一分野であり、内科的管理と外科的治療の双方を駆使する総合的な診療力が求められます。扱う疾患は、がん、尿路結石、排尿障害、感染症、男性不妊症、性機能障害、小児泌尿器疾患、さらには腎移植を含む腎代替療法に至るまで多岐にわたり、年齢や性別を問わず幅広い患者層と関わることができます。また、ロボット支援手術や内視鏡手術などの先進的な手術手技に加え、免疫チェックポイント阻害薬、分子標的薬、ゲノム情報に基づく個別化医療など、最新のがん薬物療法にも深く関与できる点が大きな魅力です。

皆さんも、この機会に、泌尿器科学の奥深さと可能性にぜひ触れてみてください。

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テーマ展示のiPadでは、「徳島大学泌尿器科ホームページ」、「日本泌尿器科学会ホームページ」、「日本泌尿器科学会公式YouTube」のホームページを紹介しています。

展示期間は10月30日(木)までとなっています。皆さんのご利用、お待ちしております。

また、テーマ展示コーナーではご意見やリクエストを募集しています。今後の展示の参考にさせていただきますので、お立ち寄りの際には是非コメントをお寄せください。

今まで行ったテーマ展示の一覧

https://opac.lib.tokushima-u.ac.jp/library/exhibit/theme

ぜひチェックしてみてください!