是非、ご利用ください。
2025年10月21日火曜日
今月のいずみ号 令和7年(2025年)10月
是非、ご利用ください。
2025年10月17日金曜日
My Recommendations No.193「35歳の哲学者、遺伝性がんを生きる : それでも子どもを望むということ」
徳島大学名誉教授 吉本先生より、My Recommendationsコーナーに下記の図書をおすすめいただきました。
吉本先生、ありがとうございます。
35歳の哲学者、遺伝性がんを生きる : それでも子どもを望むということ
飯塚 理恵 [著] 幻冬舎 (2025/5/14)
それでは、お寄せいただいた書評をご紹介します。
不妊治療中に乳がんが見つかった32歳の哲学者が、遺伝性乳がん卵巣がん症候群の原因遺伝子であるBRCA2の病的変異を有することが判明した。このため右側乳がんの切除時に、左側乳房も予防的切除を受けた。 将来、子どもは欲しいが、できるだけ変異を受け継がない子どもが欲しいとの思いから、受精胚における特定の遺伝子変異の有無を調べるPGT-M(着床前胚遺伝子変異検査)を望んだが、国内では学会による厳しい要件があるため、考え抜いた末、海外でPGT-A(着床前胚染色体異数性検査、国内では2025年9月に高年齢の不妊症の夫婦にも適用する方針が示された)とともに本検査を受けた。 本書では、女性のリプダクティブ・ライツに対する未成熟さ、ネガティブな評価を含む命の「選別」と不妊治療の現場で実施されている胚の「選択」の違いなどの倫理的問題を、どう考えるべきかを我々に問いかけている。 遺伝性内分泌腫瘍を研究テーマとしてきた私にとって、「遺伝とがん」の抱える問題について再考させられた書である。
本日(10/17)より、蔵本分館1階ホール、My Recommendationsコーナーに展示しております。ぜひ手に取ってご覧ください。
YB
2025年10月15日水曜日
文献検索講習会を開催します
蔵本分館では図書・雑誌の探し方やデータベースの使い方等を、実習を交えながら紹介する講習会を開催します。
徳島大学の学生・教職員の方であればどなたでもご参加いただけます。
資料がうまく探せない、データベースで検索したけどその論文をどうやって入手したらよいかわからない・・・そんな方はぜひご参加ください。
【内容】
・文献検索の基礎
・図書や雑誌の探し方(OPAC 検索)
・医学関連分野の文献データベース検索実習
【国内文献編】医中誌Web
【海外文献編】PubMed
【対象】本学の学部学生・大学院生・教職員
【日時】
■ 国内文献編
10 月27 日(月) 15:30 ~ 16:30
10 月28 日(火) 15:30 ~ 16:30
■ 海外文献編
10 月30 日(木) 15:30 ~ 16:30
10 月31 日(金) 15:30 ~ 16:30
※要申込(申込のあった日時のみ開催します)
【会場】蔵本分館2 階 マルチメディアルーム
(参加申込数によってはミーティングルーム、グループ学習室で実施)
【申込方法】 申込フォーム からお申込み下さい。
※ 申込締切 10 月23 日(木)
文献検索講習会のポスター
※ ゼミ単位・授業単位での講習会申込みも受け付けています。
こちらは先生のご都合のよい日時にあわせて開催可能ですので、お気軽にご連絡ください。
2025年10月9日木曜日
特別展示「ノーベル化学賞 2025」
先日の、大阪大学坂口先生のノーベル生理学・医学賞受賞に続き、京都大学の北川進先生も、金属有機構造体の開発でノーベル化学賞を受賞されましたので、蔵本分館でもそれぞれの先生の著書や論文関連本を展示しています。ぜひご覧ください!
2025年10月8日水曜日
My Recommendations No.192「緩和ケアをポジティブに変える本 : つらさを抱える患者にできることはもっとある」
徳島大学名誉教授 吉本先生より、My Recommendationsコーナーに下記の図書をおすすめいただきました。
吉本先生、ありがとうございます。
緩和ケアをポジティブに変える本 : つらさを抱える患者にできることはもっとある
廣橋猛 [著] 日経BP (2025/9/16)
それでは、お寄せいただいた書評をご紹介します。
甲状腺がんの手術を受けた著者は、緩和ケアを諦めでなくポジティブに変える必要性を強調している。がん治療終了後に緩和ケアを開始と誤解している治療医が多いのが問題で、早期から緩和ケアを開始すると患者の人生が確実に変わるという。 「ボヤのうちに消火」が鎮痛薬使用の鉄則、食事が難しい終末期にはガリガリ君がお勧め、エンシュアリキッドにブラックコーヒーや牛乳を混ぜると飲みやすい、吐き気の原因に応じて制吐薬を選択などが、緩和ケアや訪問診療の場において参考になる。 著者がカルテで最初に見るのは患者の住所欄で、患者の生活を想像する上で手がかりとなるという。全くの同意見で、住所を機に会話が広がることが多い。
本日(10/8)より、蔵本分館1階ホール、My Recommendationsコーナーに展示しております。ぜひ手に取ってご覧ください。
YB
2025年10月7日火曜日
特別展示「ノーベル生理学・医学賞 2025」
このたび、坂口 志文 大阪大学特任教授が免疫の暴走を抑える「制御性T細胞」の研究において、2025年のノーベル生理学・医学賞を受賞されたことを記念し、蔵本分館でも同分野に関連する本を展示しています。ぜひご覧ください!
2025年9月22日月曜日
今月のいずみ号 令和7年(2025年)9月
今回も利用者さんがたくさん集まり、熱心にいずみ号の本を見ていました。
是非、ご利用ください。
2025年9月19日金曜日
My Recommendations No.191「フィジカル大全 : 読んで、見て、聴いて、身体診察を完全マスター」
徳島大学名誉教授 吉本先生より、My Recommendationsコーナーに下記の図書をおすすめいただきました。
吉本先生、ありがとうございます。
フィジカル大全 : 読んで、見て、聴いて、身体診察を完全マスター
石井大太,徳田安春 [編集] 医学書院 (2025/6/16)
それでは、お寄せいただいた書評をご紹介します。
「聴診器を胸にあててくれたのは久しぶり」と患者さんから言われることが時にあり驚いてしまう。よく聞いてみると、内科外来の再診で触診、打診、聴診等を省略し、いつも問診だけで終了というのだ。 CT、MRIなどの検査機器が発達した現在でも、これらは常に利用可能とは限らない。先人たちが継承してきた知見を基に、五感を研ぎ澄まして身体診察から得られる情報を活用する必要がある。 身体所見の教科書として「サパイラ 身体診察のアートサイエンス」、「ベイツ診察法」や「Dr.ウィリス ベッドサイド診断」が有名だが、本書は画像がカラーでわかりやすく、動画も豊富なため、これらよりハードル低く通読できる。冷汗の機序にカテコラミンの関与など、ベテラン医師にとっても新しい知見を得ること受けあいだ。
本日(9/19)より、蔵本分館1階ホール、My Recommendationsコーナーに展示しております。ぜひ手に取ってご覧ください。
YB
2025年8月19日火曜日
今月のいずみ号 令和7年(2025年)8月
昨日、8月18日(月)は、徳島市立図書館の移動図書館「いずみ号」の巡回日でした。
是非、ご利用ください。
Y.B.
2025年8月1日金曜日
第105回テーマ展示「泌尿器科学」展示のお知らせ
蔵本分館では第105回テーマ展示を1階ホールにて行っています。
今回は、泌尿器科学分野 教授 古川 順也先生に監修いただき、「泌尿器科学」をテーマに関連書籍・雑誌を展示しています。古川先生からいただいたコメントをご紹介します。
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泌尿器科学とは、腎・尿管・膀胱・尿道といった尿路系に加え、副腎・後腹膜・男性生殖器を対象とする外科学の一分野であり、内科的管理と外科的治療の双方を駆使する総合的な診療力が求められます。扱う疾患は、がん、尿路結石、排尿障害、感染症、男性不妊症、性機能障害、小児泌尿器疾患、さらには腎移植を含む腎代替療法に至るまで多岐にわたり、年齢や性別を問わず幅広い患者層と関わることができます。また、ロボット支援手術や内視鏡手術などの先進的な手術手技に加え、免疫チェックポイント阻害薬、分子標的薬、ゲノム情報に基づく個別化医療など、最新のがん薬物療法にも深く関与できる点が大きな魅力です。
皆さんも、この機会に、泌尿器科学の奥深さと可能性にぜひ触れてみてください。
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テーマ展示のiPadでは、「徳島大学泌尿器科ホームページ」、「日本泌尿器科学会ホームページ」、「日本泌尿器科学会公式YouTube」のホームページを紹介しています。
展示期間は10月30日(木)までとなっています。皆さんのご利用、お待ちしております。
また、テーマ展示コーナーではご意見やリクエストを募集しています。今後の展示の参考にさせていただきますので、お立ち寄りの際には是非コメントをお寄せください。
今まで行ったテーマ展示の一覧
https://opac.lib.tokushima-u.ac.jp/library/exhibit/theme
ぜひチェックしてみてください!
2025年7月15日火曜日
今月のいずみ号 令和7年(2025年)7月
本日、7月15日(火)は、徳島市立図書館の移動図書館「いずみ号」の巡回日です。
是非、ご利用ください。
2025年6月19日木曜日
今月のいずみ号 令和7年(2025年)6月
6月12日(木)は、徳島市立図書館の移動図書館「いずみ号」の巡回日でした。
梅雨の時期でも、いずみ号は来てくれます。
20冊まで借りることができます。返却期限は、次回のいずみ号の巡回日までです。
今回の特集は「雨の本」でした。
次回は 令和7年7月15日(火)14:30 長井記念ホール前到着予定です。
是非、ご利用ください。
Y.B.
2025年6月17日火曜日
My Recommendations No.190「集中講義!おなかの身体診察 : フィジカル&腹診で腹部症状に立ち向かえ」
徳島大学名誉教授 吉本先生より、My Recommendationsコーナーに下記の図書をおすすめいただきました。
吉本先生、ありがとうございます。
集中講義!おなかの身体診察 : フィジカル&腹診で腹部症状に立ち向かえ
中野弘康 (著)医学書院 (2025/3/10)
それでは、お寄せいただいた書評をご紹介します。
腹痛患者に安易にCT検査、超音波をオーダーしていないだろうか。病歴とバイタルサインから疾患を想起した後、特異度の高い身体所見を見出すことが重要で、画像診断は診断確定のために実施することを勧めている。 例に挙げると、急性虫垂炎は、腹痛(内臓痛である心窩部痛)→食欲低下・嘔気→圧痛(右下腹部に限局する体性痛)→発熱→白血球上昇の順で起き、この順番が大切という。一方、機能性消化管障害などの慢性の腹痛には、漢方での腹診の導入が診断に重宝する。コラムも充実しており、「漢方の使い方―general appearanceと漢方」や「不定愁訴に隠れた貧血に介入する」が役に立つ。 本書においては、豊富な写真や動画を参考にしながら、身体所見のポイントや診察のコツが取得できる。
本日(6/17)より、蔵本分館1階ホール、My Recommendationsコーナーに展示しております。ぜひ手に取ってご覧ください。
YB
2025年6月10日火曜日
My Recommendations No.189「診療ハック : 知って得する臨床スキル125」
徳島大学名誉教授 吉本先生より、My Recommendationsコーナーに下記の図書をおすすめいただきました。
吉本先生、ありがとうございます。
診療ハック : 知って得する臨床スキル125
矢吹拓編集 医学書院(2025/4/7)
それでは、お寄せいただいた書評をご紹介します。
毎日の診療に役立つ「臨床の知恵」が盛りだくさんで、目から鱗が落ちる項目が多い。
「咽頭後壁を見るときは息を吸ってもらう」、「ワクチンをゆっくり注入すると痛みを感じやすい」、「直腸内から便検体用のスワブで検体採取すれば、いつでも便培養検査が可能」、「鉄剤処方は1日半錠(クエン酸第一鉄ナトリウムは50mg/錠)で良い」などが印象に残る。
腸管から吸収できる鉄の量は1日7mg程度だ。1日15mg、50mg、150mg投与で、貧血の改善率は差を認めず、副作用の頻度は服用量が多い群ほど高かったという結果がある。1日半錠は効果発現・副作用回避のためにも良さそうだ。
このほか、コミュニケーションスキル項目も含まれており、臨床能力の涵養に役立つ。
本日(6/10)より、蔵本分館1階ホール、My Recommendationsコーナーに展示しております。ぜひ手に取ってご覧ください。
YB
2025年5月30日金曜日
第104回テーマ展示「電子書籍・電子ジャーナル2025」展示のお知らせ
蔵本分館では第104回テーマ展示を1階ホールで行っています。今回のテーマ展示では、医学系電子書籍・電子ジャーナルサイトの2024年度アクセスランキングをご紹介しています。
・メディカルオンライン(電子書籍)2024年度アクセスランキング・メディカルオンライン(電子ジャーナル)2024年度アクセスランキング
・医書.jpオールアクセス(電子ジャーナル)2024年度アクセスランキング
※メディカルオンライン:
国内医学文献の検索・全文配信、医療動画の配信を提供する医療情報の総合サイト
※医書.jpオールアクセス:
国内医学電子ジャーナルの配信・全文検索サイト
今回展示しているランキング以外にも、歯学・薬学・看護・栄養・英語学習・読み物など、様々な分野の電子資料が利用できますので、学習や研究にご活用ください。
電子書籍・電子ジャーナルは、学内設置のパソコンや大学のWi-Fiに接続したタブレットなど、学内ネットワークからのアクセス限定サービスとなりますが、事前に手続きを行うことで学外からも利用できます。
学外からの利用方法については、こちらをご覧ください。
展示期間は7月31日(木)までです。この機会にぜひ電子書籍・電子ジャーナルをお試しください!
また、テーマ展示コーナーではご意見やリクエストを募集しています。今後の展示の参考にさせていただきますので、お立ち寄りの際には是非コメントをお寄せください。
今まで行ったテーマ展示の一覧https://opac.lib.tokushima-u.ac.jp/library/exhibit/theme
ぜひチェックしてみてください!
KY2025年5月23日金曜日
今月のいずみ号 令和7年(2025年)5月
5月16日(金)は、徳島市立図書館の移動図書館「いずみ号」の巡回日でした。
この日も、いずみ号はたくさんの利用者さんたちに囲まれていました。
20冊まで借りることができます。返却期限は、次回のいずみ号の巡回日までです。
是非、ご利用ください。
Y.B.
2025年4月17日木曜日
My Recommendations No.188「からだの「衰え」は口から : 歯と健康の科学 : 健康寿命を左右する口のケアの最前線」
徳島大学名誉教授 吉本先生より、My Recommendationsコーナーに下記の図書をおすすめいただきました。
吉本先生、ありがとうございます。
からだの「衰え」は口から : 歯と健康の科学 : 健康寿命を左右する口のケアの最前線
水口 俊介 (著) 講談社 (2025/2/20)
それでは、お寄せいただいた書評をご紹介します。
口を大切にしていないと要介護となり、場合によっては命に関わるのだ。
「口腔の機能の健常な状態」と「口腔の機能低下」との境界域であるオーラルフレイルの新定義が示され、この場合は早期に気づいて適切な対応が必要だ。
さらに、口腔衛生状態不良、口腔乾燥、咬合力低下、舌口唇運動機能低下、低舌圧、咀嚼機能低下、嚥下機能低下のうち3項目以上あれば、新しい病名である「口腔機能低下症」と診断される。それぞれの項目の評価法が詳しく解説されている。
このほか、口腔ケアによる高齢者の肺炎予防、糖尿病と歯周病の関連、歯の欠損放置の危険性、理想的な噛み合せ、義歯の手入れ法、義歯安定剤使用時の注意点、義歯さえ入れれば栄養状態が上がるのではなく栄養指導が必要なことなどが示され、見逃されがちな口腔機能の重要性を再認識させてくれる。
本日(4/17)より、蔵本分館1階ホール、My Recommendationsコーナーに展示しております。ぜひ手に取ってご覧ください。
YB
2025年4月16日水曜日
今月のいずみ号 令和7年(2025年)4月
4月15日(火)は、徳島市立図書館の移動図書館「いずみ号」の巡回日でした。
雨が降ったり止んだりしていましたが、スタッフの皆さんはレインシューズまで完全防備で来てくださいました。
読書好きの熱心な利用者さんたちも、たくさん集まり、にぎわっていました。
いずみ号は外側だけでなく、中も本がぎっしりです。
次回は 令和7年5月16日(金)14:30 長井記念ホール前到着予定です。
是非、ご利用ください。
Y.B.
2025年4月14日月曜日
My Recommendations No.187「その医療情報は本当か」
徳島大学名誉教授 吉本先生より、My Recommendationsコーナーに下記の図書をおすすめいただきました。
吉本先生、ありがとうございます。
その医療情報は本当か
田近 亜蘭 (著) 集英社 (2024/10/17)
それでは、お寄せいただいた書評をご紹介します。
新型コロナウイルス感染症流行初期では、種々のメディアにより玉石混交の情報が示され、適切な情報の見極めが困難なことを経験した。また高血圧の基準が緩和されたとSNS等で拡散され、信じている患者も少なからず存在した。
健康を維持促進するために、情報にアクセスし理解・活用するための能力が、欧米と比べて日本人は低いという調査結果がある。情報を受動的に受け取る姿勢が強いためだ。情報を鵜呑みにせず、科学に裏付けされた信頼できる情報を選び取ることが大切だ。
さらに、美容注射などの医療広告の不適切例、トラブルに関する公的相談機関の紹介、健康食品やサプリメントの情報の見極め方なども示されており参考になる。
本日(4/14)より、蔵本分館1階ホール、My Recommendationsコーナーに展示しております。ぜひ手に取ってご覧ください。
YB
2025年4月2日水曜日
処分予定の雑誌について(ご自由にお持ち帰りください!)
蔵本分館2階ブラウジングコーナーの雑誌は,毎年度末に保存期限の過ぎたものを処分しています。
今年も,処分対象となった雑誌を蔵本分館1階リフレッシュコーナーに置いていますので,どうぞご自由にお持ち帰りください。
なお,ここに置いてある雑誌以外に,処分対象の新聞もあります。
ご入用でしたらお気軽に職員までお声がけください。
mt
2025年4月1日火曜日
第103回テーマ展示「レポート・論文執筆応援2025」展示のお知らせ
蔵本分館では第103回テーマ展示を1階ホールにて行っています。今回のテーマ展示では、「レポート・論文執筆応援」に関する本を紹介します。
初めてレポート・論文を書く人、今更「書き方」なんて聞けないという人も是非、図書館に頼ってください。レポートや論文は、形式に則った学術的文章です。
学びの中で体得した学問的な思考や方法を、表現するための手法を身につけましょう。
さらに展示のiPadでは、論文執筆に必要な参考文献の収集・管理ソフト「Mendeley機関版」を紹介しています。
展示期間は5月29日(木)までとなっています。
また、テーマ展示コーナーではご意見やリクエストを募集しています。今後の展示の参考にさせていただきますので、お立ち寄りの際には是非コメントをお寄せください。
今まで行ったテーマ展示の一覧は
https://opac.lib.tokushima-u.ac.jp/library/exhibit/theme
から見ることができます。
ぜひチェックしてみてください!
2025年3月18日火曜日
今月のいずみ号 令和7年(2025年)3月
本日、3月18日(火)は、徳島市立図書館の移動図書館「いずみ号」の巡回日です。
是非、ご利用ください。
Y.B.
2025年2月28日金曜日
今月のいずみ号 令和7年(2025年)2月
2月20日(木)は、徳島市立図書館の移動図書館「いずみ号」の巡回日でした。
是非、ご利用ください。
Y.B.
2025年2月7日金曜日
My Recommendations No.186「ベイズ流医療統計 : 結局ベイズって何ができるの?」
新潟医療福祉大学准教授・徳島大学歯学部歯学科卒業生(第7期生) 井上弘樹先生から著書を寄贈いただき、コメントもお寄せくださいました。
井上先生、ありがとうございます。
ベイズ流医療統計 : 結局ベイズって何ができるの?
井上弘樹(著) 診断と治療社 (2024/10/11)
では早速、コメントをご紹介します。
医療分野向けの、より実践的なベイズ統計の解説書です。特に難解なマルコフ連鎖モンテカルロ法の原理を従来にない平易な言葉で説明し、「なるほど、そうだったのか!」と納得の内容になっています。さらに、近年注目される最新のベイズ流アダプティブデザインにも踏み込み、臨床試験の柔軟な設計手法を紹介しています。「ベイズ流統計解析を用いた論文を読みたい」「モデリングに挑戦したい」…でもベイズ統計の既存の入門書では物足りず、と言って高度な専門書にはハードルを感じる…そんな臨床家や大学院生にとって待望の一冊です。
本日(2/7)より、蔵本分館1階ホール、My Recommendationsコーナーに展示しております。ぜひ手に取ってご覧ください。
YB
2025年1月24日金曜日
My Recommendations No.185「透析を止めた日」
徳島大学名誉教授 吉本先生より、My Recommendationsコーナーに下記の図書をおすすめいただきました。
吉本先生、ありがとうございます。
透析を止めた日
堀川惠子 (著) 講談社 (2024/11/14)
それでは、お寄せいただいた書評をご紹介します。
血液透析から高齢の母親をドナーとする腎移植、さらに再透析への移行の過程や、終末期での腹水や足先痛による苦しみなど過酷な闘病生活が詳細に描かれている。「透析を維持できなくなった時、どう死ねばよいのか分からなかった」とは患者の妻である著者の弁だ。
東京都・公立福生病院で起きた事件の詳細、透析を離脱した患者の死は悲惨だが「緩和ケア」は受けられないこと、3%に過ぎない腹膜透析は死亡直前まで持続できる方法だが普及しない理由など、後半部分では透析をめぐる医療システムの問題点が詳らかにされている。
「信頼できるドクターと呼べる存在には、一度も巡り会うことが叶わなかった」と記されている。反面教師として学び、自分への戒めと捉えたい。
本日(1/24)より、蔵本分館1階ホール、My Recommendationsコーナーに展示しております。ぜひ手に取ってご覧ください。
YB




