6月12日(木)は、徳島市立図書館の移動図書館「いずみ号」の巡回日でした。
梅雨の時期でも、いずみ号は来てくれます。
20冊まで借りることができます。返却期限は、次回のいずみ号の巡回日までです。
今回の特集は「雨の本」でした。
次回は 令和7年7月15日(火)14:30 長井記念ホール前到着予定です。
是非、ご利用ください。
Y.B.
6月12日(木)は、徳島市立図書館の移動図書館「いずみ号」の巡回日でした。
梅雨の時期でも、いずみ号は来てくれます。
20冊まで借りることができます。返却期限は、次回のいずみ号の巡回日までです。
今回の特集は「雨の本」でした。
次回は 令和7年7月15日(火)14:30 長井記念ホール前到着予定です。
是非、ご利用ください。
Y.B.
徳島大学名誉教授 吉本先生より、My Recommendationsコーナーに下記の図書をおすすめいただきました。
吉本先生、ありがとうございます。
集中講義!おなかの身体診察 : フィジカル&腹診で腹部症状に立ち向かえ
中野弘康 (著)医学書院 (2025/3/10)
それでは、お寄せいただいた書評をご紹介します。
腹痛患者に安易にCT検査、超音波をオーダーしていないだろうか。病歴とバイタルサインから疾患を想起した後、特異度の高い身体所見を見出すことが重要で、画像診断は診断確定のために実施することを勧めている。 例に挙げると、急性虫垂炎は、腹痛(内臓痛である心窩部痛)→食欲低下・嘔気→圧痛(右下腹部に限局する体性痛)→発熱→白血球上昇の順で起き、この順番が大切という。一方、機能性消化管障害などの慢性の腹痛には、漢方での腹診の導入が診断に重宝する。コラムも充実しており、「漢方の使い方―general appearanceと漢方」や「不定愁訴に隠れた貧血に介入する」が役に立つ。 本書においては、豊富な写真や動画を参考にしながら、身体所見のポイントや診察のコツが取得できる。
本日(6/17)より、蔵本分館1階ホール、My Recommendationsコーナーに展示しております。ぜひ手に取ってご覧ください。
YB
徳島大学名誉教授 吉本先生より、My Recommendationsコーナーに下記の図書をおすすめいただきました。
吉本先生、ありがとうございます。
診療ハック : 知って得する臨床スキル125
矢吹拓編集 医学書院(2025/4/7)
それでは、お寄せいただいた書評をご紹介します。
毎日の診療に役立つ「臨床の知恵」が盛りだくさんで、目から鱗が落ちる項目が多い。
「咽頭後壁を見るときは息を吸ってもらう」、「ワクチンをゆっくり注入すると痛みを感じやすい」、「直腸内から便検体用のスワブで検体採取すれば、いつでも便培養検査が可能」、「鉄剤処方は1日半錠(クエン酸第一鉄ナトリウムは50mg/錠)で良い」などが印象に残る。
腸管から吸収できる鉄の量は1日7mg程度だ。1日15mg、50mg、150mg投与で、貧血の改善率は差を認めず、副作用の頻度は服用量が多い群ほど高かったという結果がある。1日半錠は効果発現・副作用回避のためにも良さそうだ。
このほか、コミュニケーションスキル項目も含まれており、臨床能力の涵養に役立つ。
本日(6/10)より、蔵本分館1階ホール、My Recommendationsコーナーに展示しております。ぜひ手に取ってご覧ください。
YB
蔵本分館では第104回テーマ展示を1階ホールで行っています。今回のテーマ展示では、医学系電子書籍・電子ジャーナルサイトの2024年度アクセスランキングをご紹介しています。
・メディカルオンライン(電子書籍)2024年度アクセスランキング※メディカルオンライン:
国内医学文献の検索・全文配信、医療動画の配信を提供する医療情報の総合サイト
※医書.jpオールアクセス:
国内医学電子ジャーナルの配信・全文検索サイト
電子書籍・電子ジャーナルは、学内設置のパソコンや大学のWi-Fiに接続したタブレットなど、学内ネットワークからのアクセス限定サービスとなりますが、事前に手続きを行うことで学外からも利用できます。
学外からの利用方法については、こちらをご覧ください。
展示期間は7月31日(木)までです。この機会にぜひ電子書籍・電子ジャーナルをお試しください!
また、テーマ展示コーナーではご意見やリクエストを募集しています。今後の展示の参考にさせていただきますので、お立ち寄りの際には是非コメントをお寄せください。
今まで行ったテーマ展示の一覧ぜひチェックしてみてください!
KY5月16日(金)は、徳島市立図書館の移動図書館「いずみ号」の巡回日でした。
この日も、いずみ号はたくさんの利用者さんたちに囲まれていました。
20冊まで借りることができます。返却期限は、次回のいずみ号の巡回日までです。
是非、ご利用ください。
Y.B.
徳島大学名誉教授 吉本先生より、My Recommendationsコーナーに下記の図書をおすすめいただきました。
吉本先生、ありがとうございます。
からだの「衰え」は口から : 歯と健康の科学 : 健康寿命を左右する口のケアの最前線
水口 俊介 (著) 講談社 (2025/2/20)
それでは、お寄せいただいた書評をご紹介します。
口を大切にしていないと要介護となり、場合によっては命に関わるのだ。
「口腔の機能の健常な状態」と「口腔の機能低下」との境界域であるオーラルフレイルの新定義が示され、この場合は早期に気づいて適切な対応が必要だ。
さらに、口腔衛生状態不良、口腔乾燥、咬合力低下、舌口唇運動機能低下、低舌圧、咀嚼機能低下、嚥下機能低下のうち3項目以上あれば、新しい病名である「口腔機能低下症」と診断される。それぞれの項目の評価法が詳しく解説されている。
このほか、口腔ケアによる高齢者の肺炎予防、糖尿病と歯周病の関連、歯の欠損放置の危険性、理想的な噛み合せ、義歯の手入れ法、義歯安定剤使用時の注意点、義歯さえ入れれば栄養状態が上がるのではなく栄養指導が必要なことなどが示され、見逃されがちな口腔機能の重要性を再認識させてくれる。
本日(4/17)より、蔵本分館1階ホール、My Recommendationsコーナーに展示しております。ぜひ手に取ってご覧ください。
YB
4月15日(火)は、徳島市立図書館の移動図書館「いずみ号」の巡回日でした。
雨が降ったり止んだりしていましたが、スタッフの皆さんはレインシューズまで完全防備で来てくださいました。
読書好きの熱心な利用者さんたちも、たくさん集まり、にぎわっていました。
いずみ号は外側だけでなく、中も本がぎっしりです。
次回は 令和7年5月16日(金)14:30 長井記念ホール前到着予定です。
是非、ご利用ください。
Y.B.
徳島大学名誉教授 吉本先生より、My Recommendationsコーナーに下記の図書をおすすめいただきました。
吉本先生、ありがとうございます。
その医療情報は本当か
田近 亜蘭 (著) 集英社 (2024/10/17)
それでは、お寄せいただいた書評をご紹介します。
新型コロナウイルス感染症流行初期では、種々のメディアにより玉石混交の情報が示され、適切な情報の見極めが困難なことを経験した。また高血圧の基準が緩和されたとSNS等で拡散され、信じている患者も少なからず存在した。
健康を維持促進するために、情報にアクセスし理解・活用するための能力が、欧米と比べて日本人は低いという調査結果がある。情報を受動的に受け取る姿勢が強いためだ。情報を鵜呑みにせず、科学に裏付けされた信頼できる情報を選び取ることが大切だ。
さらに、美容注射などの医療広告の不適切例、トラブルに関する公的相談機関の紹介、健康食品やサプリメントの情報の見極め方なども示されており参考になる。
本日(4/14)より、蔵本分館1階ホール、My Recommendationsコーナーに展示しております。ぜひ手に取ってご覧ください。
YB
蔵本分館2階ブラウジングコーナーの雑誌は,毎年度末に保存期限の過ぎたものを処分しています。
今年も,処分対象となった雑誌を蔵本分館1階リフレッシュコーナーに置いていますので,どうぞご自由にお持ち帰りください。
なお,ここに置いてある雑誌以外に,処分対象の新聞もあります。
ご入用でしたらお気軽に職員までお声がけください。
mt
蔵本分館では第103回テーマ展示を1階ホールにて行っています。今回のテーマ展示では、「レポート・論文執筆応援」に関する本を紹介します。
初めてレポート・論文を書く人、今更「書き方」なんて聞けないという人も是非、図書館に頼ってください。レポートや論文は、形式に則った学術的文章です。
学びの中で体得した学問的な思考や方法を、表現するための手法を身につけましょう。
さらに展示のiPadでは、論文執筆に必要な参考文献の収集・管理ソフト「Mendeley機関版」を紹介しています。
展示期間は5月29日(木)までとなっています。
また、テーマ展示コーナーではご意見やリクエストを募集しています。今後の展示の参考にさせていただきますので、お立ち寄りの際には是非コメントをお寄せください。
今まで行ったテーマ展示の一覧は
https://opac.lib.tokushima-u.ac.jp/library/exhibit/theme
から見ることができます。
ぜひチェックしてみてください!
本日、3月18日(火)は、徳島市立図書館の移動図書館「いずみ号」の巡回日です。
2月20日(木)は、徳島市立図書館の移動図書館「いずみ号」の巡回日でした。
新潟医療福祉大学准教授・徳島大学歯学部歯学科卒業生(第7期生) 井上弘樹先生から著書を寄贈いただき、コメントもお寄せくださいました。
井上先生、ありがとうございます。
ベイズ流医療統計 : 結局ベイズって何ができるの?
井上弘樹(著) 診断と治療社 (2024/10/11)
では早速、コメントをご紹介します。
医療分野向けの、より実践的なベイズ統計の解説書です。特に難解なマルコフ連鎖モンテカルロ法の原理を従来にない平易な言葉で説明し、「なるほど、そうだったのか!」と納得の内容になっています。さらに、近年注目される最新のベイズ流アダプティブデザインにも踏み込み、臨床試験の柔軟な設計手法を紹介しています。「ベイズ流統計解析を用いた論文を読みたい」「モデリングに挑戦したい」…でもベイズ統計の既存の入門書では物足りず、と言って高度な専門書にはハードルを感じる…そんな臨床家や大学院生にとって待望の一冊です。
本日(2/7)より、蔵本分館1階ホール、My Recommendationsコーナーに展示しております。ぜひ手に取ってご覧ください。
YB
徳島大学名誉教授 吉本先生より、My Recommendationsコーナーに下記の図書をおすすめいただきました。
吉本先生、ありがとうございます。
透析を止めた日
堀川惠子 (著) 講談社 (2024/11/14)
それでは、お寄せいただいた書評をご紹介します。
血液透析から高齢の母親をドナーとする腎移植、さらに再透析への移行の過程や、終末期での腹水や足先痛による苦しみなど過酷な闘病生活が詳細に描かれている。「透析を維持できなくなった時、どう死ねばよいのか分からなかった」とは患者の妻である著者の弁だ。
東京都・公立福生病院で起きた事件の詳細、透析を離脱した患者の死は悲惨だが「緩和ケア」は受けられないこと、3%に過ぎない腹膜透析は死亡直前まで持続できる方法だが普及しない理由など、後半部分では透析をめぐる医療システムの問題点が詳らかにされている。
「信頼できるドクターと呼べる存在には、一度も巡り会うことが叶わなかった」と記されている。反面教師として学び、自分への戒めと捉えたい。
本日(1/24)より、蔵本分館1階ホール、My Recommendationsコーナーに展示しております。ぜひ手に取ってご覧ください。
YB
本日、1月17日(金)は、徳島市立図書館の移動図書館「いずみ号」の巡回日です。
蔵本分館では第102回テーマ展示を1階ホールにて行っています。
今回は、口腔顎顔面形態学分野 教授 馬場 麻人先生に監修いただき、「解剖学」をテーマに関連書籍・雑誌を展示しています。馬場先生からいただいたコメントをご紹介します。
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「解剖学」は基本的には動植物体の構造をきわめる学問ですが、ときには「くるまのかいぼう」などと使われるように、対象物の構造(外部および内部)を理解することでもあります。もちろん、本テーマ展示では「人体解剖学」が念頭にありますが、これは「ヒトのからだの構造と機能、そして病態と予防・治療方法」を理解する上で最初のステップとなります。
さて、上のように書くと、解剖学の目指すものが「医療の対象としてのヒト」を理解するというように考えてしまうかもしれませんが、まずは「自分自身のこと」を知ると考えてみるのはどうでしょう。身体の表面から触れる構造(骨、筋、血管、神経)は多くあり、様々な身体活動はだれもが行っており、意外に「解剖学」や「生理学」は身近なこと、もっと言えば自分自身のことなのです。このように「自身の身体」という意識で「解剖学」を学び、それをベースに「生理学」へと繋げていくのが理解の近道かと考えます。
また、同じような身体の諸器官でも他の動物との相違を考えることでヒトの構造の特殊性を意識できることもありますので、そのような本も取り上げてみました。
みなさん、是非「自身の身体」を楽しんでください。
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皆さんも、この機会に「解剖学」について学んでみませんか?
テーマ展示のiPadでは、「日本解剖学会」、「歯科基礎医学会」、「人体解剖と骨のミュージアム」のホームページを紹介しています。
展示期間は3月31日(月)までとなっています。皆さんのご利用、お待ちしております。
また、テーマ展示コーナーではご意見やリクエストを募集しています。今後の展示の参考にさせていただきますので、お立ち寄りの際には是非コメントをお寄せください。
今まで行ったテーマ展示の一覧は
https://www.lib.tokushima-u.ac.jp/siryou/theme/index.html
から見ることができます。
ぜひチェックしてみてください!