2024年10月30日水曜日

1階ラーニング・コモンズに新しい椅子とモニターを設置!

学生後援会からご支援いただき、蔵本分館1階ラーニング・コモンズの椅子がいくつか新しくなり、モニターも新しく設置しました!モニターは、ラーニング・コモンズの中であれば自由に使用できます。図書館に来た時にはぜひ覗いてみてくださいね。





                                                                                        YB

2024年10月17日木曜日

今月のいずみ号 令和6年(2024年)10月

本日、10月17日(木)は、徳島市立図書館の移動図書館「いずみ号」の巡回日です。

ようやく汗をかかずに外を歩けるくらいの気温となってきました。



いずみ号は外側だけでなく、中も本がぎっしりです。




「リサイクル本」もあります。市立図書館で役目を終えた本たちです。




最大20冊まで借りることができます。返却期限は、次回のいずみ号の巡回日までです。


次回は 令和6年11月18日(月)14:30 長井記念ホール前到着予定です。
是非、ご利用ください。
                              Y.B.

2024年10月8日火曜日

My Recommendations No.182「介護格差」

徳島大学名誉教授 吉本勝彦先生より、My Recommendationsコーナーに下記の図書をおすすめいただきました。

 吉本先生、ありがとうございます。

「介護格差」  結城 康博 (著)  岩波書店 (2024/8/22)

それでは、お寄せいただいた書評をご紹介します。


1990年代までの在宅介護は主に主婦層で担われ、在宅で看られなければ老人病院などへの入院により介護施設機能の代用が行われていた。その後、高齢者人口の増加や介護ニーズの増大に伴い、家族の負担を軽減し「介護を社会全体で支える」目的で、2000年4月より介護保険制度がスタートした。現在では、介護総費用は当初の約4倍に膨らみ、制度をどう維持するのかが大きな課題となっている。

安心して介護生活を送れるか否かは情報次第とのことだ。例えば、日頃から家族を含めた介護保険制度の仕組みの学習が必要だ。また厚労省による「介護サービス情報制度」の閲覧や住居者や職員の雰囲気確認を含めた見学による介護施設の情報入手が欠かせない。それに加えて、間違わない介護施設の選び方(外部との交流、介護職員の離職率、人員配置)も示されている。

70歳を過ぎると、介護生活は突然やってくる。介護準備を始める上で、介護サービス提供の現状や課題を教えてくれる本書はお勧めだ。


  本日(10/8)より、蔵本分館1階ホール、My Recommendationsコーナーに展示しております。ぜひ手に取ってご覧ください。

                                                                                        YB